商工中金は、国の低利融資制度「危機対応業務」を巡る不正問題で、不正に関与した職員とその上司を含む約1000人を一斉に処分する方針を固めた。週内にも発表する。全職員約3800人の約4分の1が処分対象となる異例の事態で、改めて不正が全社的に横行していたことが浮き彫りになった。 関係者によると、処分対象者約1000人のうち、不正に直接関与した職員がほぼ半数を占める。…
リベラルがよく言うこの理屈は、もう胡散臭くて信用されないものになってしまったと思う。 この理屈からは、右翼のトリクルダウン理論と近いものを感じる。 右翼の言い分が「強者に尽くせば最終的には貴方も得をする」であるのに対して 左翼の言い分が「弱者に尽くせば最終的には貴方も得をする」だと言う事だ この両者の言い分が両方とも嘘であるならば、真ん中にいる人間の現状は、上と下の両方から搾り取られているようなものだろう。 福祉の削減や、弱者の切り捨てに賛成する人間の事を、「正しい損得勘定勘定のできない人間」というニュアンスを込めて、「肉屋を支持する豚」と呼ぶ事があるが、本当にそうだろうか? 「弱者に尽くせば最終的には貴方も得をする」という言い分がトリクルダウン論者の言うそれと大差ないとしたら、弱者に尽くす者こそむしろ正しい損得勘定のできない人間ではないだろうか? もちろんこのような言い分に対して「弱者に
10月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、芸能界における“セクハラ”が俎上に載った。アメリカ・ハリウッドの重鎮であった映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(65)が、複数の女優やモデル、脚本家や自社社員などから、過去の性的暴行を告発された事件をトップで扱ったのである。 映画プロデューサーとして『シカゴ』『恋におちたシェイクスピア』などの作品でアカデミー賞を受賞しているワインスタインの、過去30年以上にわたるセクシャル・ハラスメントの告発に、アカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミーはワインスタインを除名。ワインスタインが設立した会社TWC(ザ・ワインスタイン・カンパニー)はワインスタインを解雇したうえ、売却を発表した。ワインスタインはヨーロッパのセックス中毒リハビリセンターへ入ったという。 番組では映画芸術科学アカデミーが『性的な嫌がらせを見逃す時代は映画界では終
ギリシャ北部の都市テッサロニキの街角にあった、欧州を死に神に見立てた落書き。小さな入り口しか開いていない壁が胴体になっており、鉄条網と一緒に描かれている(2015年10月4日撮影)。(c)AFP/Sakis Mitrolidis 【10月24日 AFP】2015年8月、オーストリアの道路脇に鶏肉の冷凍輸送トラックが乗り捨てられていた。警察が荷台を開けると、中には、形をとどめないほど腐乱した71人の難民の遺体が詰まっていた。隣国ハンガリーに密入国させられて間もなく、トラックの中で窒息死した、シリア、イラク、アフガニスタンからの難民たちだった。今年6月、この移民たちを密航させた組織の11人が、人身取引と拷問の罪を問う裁判にかけられた。 そこから5000キロ近く離れたシリア北東部の街カミシリ(Qamishli)で、AFPのビデオジャーナリスト、ジハード・ダーウイッシュ(Gihad Darwish
衆議院議員総選挙が終わった。 結果は自公政権の勝利と希望の党の惨敗。そして、立憲民主党の躍進が目立った選挙だった。 必ずこの時期になってくると話として出るのが「小選挙区制批判」である。 「自公政権が大勝してしまったのは民意を反映できない小選挙区制のせいである」と言って、自公政権に反対する人たちが中選挙区制復活論や比例代表制導入論などの「選出制度変更論」を語る。 しかし、そのような「小選挙区制批判」は果たして、日本の選挙制度を精確に批判しているのだろうか。 確かに、今回、自公政権が大勝したことは間違いない。 それは勝者勝ち取りになりやすい小選挙区制のお陰であると言える。 だが、小選挙区制批判の前にまず、日本の選挙制度が極めて「制限された」選挙制度であるということは知るべきだ。 選挙の風物詩と言えば、なんだろう。 私が真っ先に挙げるのは、「選挙カー」である。 選挙カーから流れる「皆様の街に○○
2017.10.22 16:00 女性の痴漢被害を笑い、男性の被害者意識だけを叫ぶ「男性のための痴漢対策ワークショップ」のおぞましさ 痴漢問題について議論をするのはむずかしいーー筆者は常々そう感じている。編集を担当した『男が痴漢になる理由』(斉藤章佳著、イースト・プレス)が今年8月に発売された。痴漢加害者の実態を明らかにし撲滅の方策を探る1冊で、著者インタビューをはじめ、関連記事がwebメディアを中心に多く掲載された。しかしそのたびにコメント欄やSNSには「でも世の中には痴漢冤罪がある」「痴漢冤罪に遭うと思うと、男は安心して電車に乗れない」「冤罪によって男性の人生は終わる」といった書き込みが並ぶ。書いているのは、ほぼ男性のみだろう。 痴漢問題というトランプのカードを出しているのに、痴漢冤罪問題という花札のカードを出されては、それ以上何もできなくなる。つまり議論が成り立たない。もっとも、そう
2017.10.22 12:00 「保毛尾田保毛男」的なるものはそこらへんにあって【第17回:トランス男子のフェミな日常】 先日、調剤薬局の受付で待たされていたところ、有線放送からNIRVANAの「レイプ・ミー」が流れてきたのでびっくりした。BGMにするにしては「耳に優しくない洋楽TOP3」に常時ランクインしそうな歌詞だからだ。私は昔NIRVANAのコピーバンドを組んでいたことがあるが、ボーカルが自宅で歌っていたときに「その曲だけはやめて」と向こうの親に止められていた記憶がある。 NIRVANAのボーカルだったカート・コバーンは享年27歳の若さにして銃をくわえて天国に行ってしまった「27クラブ」(ロック界にはやたらこの年齢で死亡するアーティストが多い)のひとりである。高校生だった頃、単に音楽に惹かれてカートのことを好きになった。彼が「自分はバイセクシュアルかも」と発言したり、ホモフォビアや
自民党総裁の安倍晋三首相は22日夜、出演したTBSの番組で、森友・加計問題の説明責任について「(国会の)予算委員会や閉会中審査で、丁寧に説明を繰り返してきた。私が関与したと言う人は1人もいなかった。(政府の国家戦略特区諮問会議の)民間議員は『一点の曇りもない』、加戸(守行・前愛媛県)知事は『ゆがんだ行政をただした』とおっしゃった」と従来の説明を繰り返した。
パリを訪問している希望の党代表の小池百合子・東京都知事は23日、キャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談し、惨敗した衆院選について「都知事に当選して(女性の活躍を阻む)ガラスの天井を一つ破った。都議選でもパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったけど、今回の総選挙で鉄の天井があるということを改めて知った」と語った。 小池氏は温暖化対策などを話し合う国際会議でケネディ氏と対談し、女性活躍についての質問に答えた。 会議後、小池氏は記者団に「鉄の天井」の発言の真意を問われ、「厳しい戦いであったという一つの表現。女性だからということと直接関係ない。いい試練で、多くを学ばせていただいているとポジティブに考えている」と説明した。 また、小池氏は街頭演説の際に女の子から「将来、政治家になりたい」という手紙をもらったと明かし、「若い世代が政治に主体性を持つことを感じてくれた。それだけでもキャ
経団連の榊原会長は23日の記者会見で、衆議院選挙の結果について、安定的な政権基盤が維持されたとして、歓迎する意向を示すとともに、今後、財政再建に向けた消費税率の引き上げや社会保障制度の改革などを求める考えを示しました。 また、憲法改正に向けた議論について、榊原会長は「改憲論議も重要だが、経済界としては、経済最優先の政策運営を基本姿勢としてやっていただきたい」と述べました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く