仏首都パリでイスラム嫌悪に抗議するデモ行進に参加する人々(2019年11月10日撮影)。(c)GEOFFROY VAN DER HASSELT / AFP 【11月11日 AFP】(更新)仏パリ北部で10日、イスラム嫌悪に抗議するデモ行進が行われ、1万人以上が参加した。デモ行進には、仏政府と極右勢力からの批判も集まった。 このデモは、同国南部バイヨンヌ(Bayonne)で先月、84歳の元極右活動家の男がモスクを襲撃、発砲し、男性2人が負傷した事件に抗議して行われた。 デモの参加者らの多くは、イスラム教に対する攻撃を非難するプラカードを掲げた。伝統的なイスラム教のスカーフをかぶった女性も多かった。またフランス国旗の色である青、白、赤の3色のスカーフを着用した女性らもいた。 この抗議デモは、イスラム教徒によるベールやスカーフの着用をめぐる議論がフランスで再燃する中で起きた。また近年、同国でもイ