動画共有アプリ「ティックトック」のロゴ(2019年11月21日撮影、資料写真)。(c) Lionel BONAVENTURE / AFP 【12月5日 AFP】中国系の動画共有アプリ「ティックトック(TikTok)」は4日、同社がネットいじめ防止を理由に障害者や同性愛者、肥満の人らによる投稿の閲覧を制限していたとの報道を受けて、この「無遠慮な」方針を撤回したと明らかにした。 ドイツ系サイト「NetzPolitik.org」は、ティックトックから漏えいした文書を引用して、「身体や精神の状態を理由に嫌がらせやネットいじめの対象になりやすい」と見なされた人々は、投稿のリーチ(他者への到達度)を制限されていたと報じた。 報道によると、顔に損傷があるユーザーや、自閉症やダウン症のユーザーらがティックトックのアルゴリズムによる規制対象となっており、彼らの投稿は他のユーザーには見えないようになっていた。