米航空宇宙局(NASA)は24日、無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した太陽を背にした冥王星の画像を公開した。冥王星が探査機と太陽の間に入り込み、「日食」のように見える。冥王星の大気の影響で「もや」が生じ、太陽光の輪がぼやけているのが確認できる。 探査機が冥王星に最接近した翌日の7月15日、冥王星から200万キロ離れた距離で「振り向きざま」に撮影した。冥王星を通過後に撮影した画像の公開は今回が初めて。 もやは約130キロ上空まで達しており、大気中のメタンが太陽の紫外線と反応してできたエチレンやアセチレンが主成分とみられる。冥王星の表面が赤茶色なのは、地表に落ちたもやの成分の影響だという。 NASAはほかに、冥王星表面… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事で