日本IBMは11月16日、Watsonに関する技術動向説明会を開催。現在のWatsonのおいて、どのような課題があり、どのように解決していくかについてや、Watsonのアドバンテージを説明した。 日本IBM Watsonソリューション担当 元木剛氏によれば、Watsonは4層構造となっており、一番下にCloud層があり、その上に知識データベースとしてのデータ層、その上にWatsonのエンジン(API)であるAI層、一番上にアプリケーション層があるという。
「ハワイ島で有名な食べ物は?」「ハワイ島の料理はロコモコ、マラサダ、ポケ丼、パンケーキ、アサイーボウルなどが人気だよ。マカナはココナッツクリームが入った、ふわっふわのマラサダがお気に入り」――。 日本航空(JAL)が提供する、顧客からのハワイに関する質問に答えるチャットボット「マカナちゃん」のやり取りだ。JALはマカナちゃんを日本IBMの人工知能(AI)である「IBM Watson」を使って開発し、第1弾を2016年12月から2カ月間提供していた。現在は第2弾として2017年7月から2018年3月までサービスを提供している。第2弾では第1弾の取り組みの経験を生かし、改良した。 マカナちゃんを提供するのはJALのWeb販売部。JALの中で一番最初に人工知能(AI)に取り組んだ部署で、整備部門といった業務改善にAI活用を検討する他部署からの問い合わせも多いという。Web販売部の取り組みから、A
日本IBMは2017年10月27日、同社のクラウドサービス「IBM Cloud」で提供する人工知能(AI)「Watson」などを無期限で試用できるサービスを11月1日から提供すると発表した。API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の利用回数などに上限を設けるものの、上限内であれば利用目的を問わず継続利用できる。 同社の三沢智光専務執行役員IBMクラウド事業本部長が同日に都内でソフトバンクと共同開催したAI関連イベント「AI Business Forum」で明らかにした。「手軽に評価できる環境を後押し」(三沢専務執行役)して、同社サービスの顧客接点を広げる狙いである。 11月1日にIBM Cloudに新たな会員機能「ライトアカウント」を追加する。クレジットカード番号を入力せずにアカウントを作成できる。利用回数などの上限内であれば、対象サービスを無料で使える。ライトアカウン
ディープラーニング(学習データをもとに自ら推察を深めていく機械学習の一種)や自然言語の処理など、最近のAIの進歩には目を見張るものがあります。しかし、私たちがいま目の当たりにしているものは、実はAIの持つ可能性のごく一部に過ぎないともいわれています。 ディープラーニング(学習データをもとに自ら推察を深めていく機械学習の一種)や自然言語の処理など、最近のAIの進歩には目を見張るものがあります。しかし、私たちがいま目の当たりにしているものは、実はAIの持つ可能性のごく一部に過ぎないともいわれています。 AIに秘められた可能性 近い将来、AIは私たち人間の行動をアシストする強力なツールとなる可能性があります。たとえば、Apple社のSiriのようなパーソナル・アシスタントに高度なAI技術を組み合わせれば、より確かな意思決定ができるでしょう。 クリエイティブ分野においても、AIの活用が模索され始め
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く