先日、遠方に住む次男夫婦の家に遊びに行きました。 2歳になったばかりの孫と遊ぶのを楽しみにしていました。 着いて、次男夫婦が食事の支度をしている間に散歩に行こう、と孫を連れて主人と3人で外へ出ました。 家から少し歩いた所にあった公園で孫を遊ばせていたら、お嫁さんがエプロン姿で走ってきて「ああ、良かった」と孫を抱きしめて言うのです。何が良かったの?あ、ご飯できた?と聞くと、嫁は少し黙った後「散歩に連れて行くなら、私達にひと声掛けてからにして下さい」と言うのです。 そんな他人行儀な、ご飯までの間にちょっとジジババと外で遊んでいただけなのに? ご飯もできますからと、すぐ家へ帰りました。その間孫の手は嫁ががっちり掴んでいました。たまに会う私達に手を繋がせてくれても良いのに。 歩きながら、一緒だろうとは思ったが子供がどこに行ったかわからないのでは心配なので、黙って行かないで下さい、と怒ったように言わ
26歳の独身女性、社会部記者歴たったの2カ月。そんな私に、子供ができた。 体調不良に気づいたのは6月下旬だった。大阪府内の持ち場で事件があり、炎天下で連日、関係者宅前での「張り番」や、周辺の聞き込み取材を続けているさなかだった。 めまいや吐き気、倦怠感(けんたいかん)…。まさかと思い、仕事の合間に薬局で妊娠検査薬を購入、駅のトイレで調べたところ、陽性反応が出た。「とにかく病院へ行こう」。仕事の合間に、こっそり産婦人科に足を向けた。 衝撃の“宣告” 待合室には、夫らしき男性に付き添われ、大きなおなかを抱えた幸せそうな表情の女性がずらりと並んでいた。私はといえば、パソコンが入った大きなかばんと、カメラを担いだよれよれのスーツ姿。何とも場違いな感じがした。 採尿を終え、ソファに座る。と、いきなり携帯電話が振動した。会社からだ。「火事があった。すぐに取材を!」。看護師さんに一声かけていったん外に出
印刷 関連トピックス東京電力原子力発電所 東京電力福島第一原発事故で被曝(ひばく)した恐れがある母親から生まれた子どもに、どんな健康影響があるかを確かめるため、環境省が福島県の母子約7千組を対象にした調査を検討している。すでに始まっている化学物質の大規模な健康調査の一環として実施する。 環境省は、今年1月から全国の約10万組(福島県は約7千組)の母子を調べる「エコチル調査」を始めた。母親が妊娠中の段階から調べ始め、子どものアトピーやぜんそくと化学物質との関連を探る。 福島第一原発事故で、放射性物質が子どもの健康に与える影響に関心が高まったとして、福島県では調査項目を追加。福島県が実施する全県民対象の被曝線量の推計調査から、母親の推計被曝量のデータを提供してもらう。母親本人の同意を条件にする。
妊婦の超音波検査について、日本産科婦人科学会は、胎児の染色体や遺伝子の異常を調べる「出生前診断」になり得ると位置づける見解(指針)案をまとめた。超音波検査は近年、画像の精度が上がり、画像上の特徴から異常が推測できるようになった。夫妻に十分説明し、出生前診断として実施する際は同意を得るよう求めている。 見解は学会(理事長=吉村泰典慶応義塾大教授)の自主規制としてのルール。今月下旬に理事会で最終的に議論し、4月の総会で正式に決める。 通常の妊婦健診では従来の出生前診断はしないが、超音波検査(エコー)は実施されている。近年は胎児の染色体の数が多いなどの異常の可能性もある程度わかるものの、医師も妊婦もこれが出生前診断になるという認識は薄い。日本周産期・新生児医学会の昨年の調査では、半数の産婦人科医が妊婦の同意をとらずに検査していた。 超音波検査で染色体異常がわかる確率は妊婦の年齢などにより違
『ランセット』という海外の医学雑誌に昨年、「自宅出産は病院など医療が介入する出産に比べ、新生児死亡率が3倍に上る」という論文が発表されました。同誌に論文を載せるためには相当な根拠が必要です。そんな雑誌に自宅出産の否定的な意見が掲載されたのですから、これから自宅出産をしようとしている人は考えた方がいいでしょう。 この論文は、もともと『AJOG』というアメリカの産婦人科雑誌に掲載されたものです。自宅出産で3倍も多くの赤ちゃんが亡くなっているというと社会的な大問題になりそうですが、自宅出産の数がかなり少ないためなのか、日本ではそれほど話題になっていません。その一方、自宅出産を勧めたり、ほめたたえたりする雑誌の記事などが多いのには驚くばかりです。 僕が働いていたクリニックの外来にも2年に1組くらいは「自宅出産をしたい」と訴える方がいらっしゃいます。患者さんのこうした要望に応えて自宅に出向いて出産を
ベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)の著者で産科医の宋美玄さんを主人公にした『踊る産科女医』〈小学館〉は、妊娠・出産やセックス、避妊など、女性の体に関してわかりやすく紹介・解説したコミックエッセイ。一般女性代表として宋さんに“弟子入り”した漫画家・吉川景都さんが、知っているようで知らない女性の体の“真実”を学びながらわかりやすく紹介している。この『踊る産科女医』について宋さんは、こう話す。 「コミックなので、10代の女の子にもわかりやすい。避妊の知識がない、またはあっても相手の男性にNOといえなくて妊娠する女の子を嫌というほど見ますから…。そういう女性は大人でも大勢いて、泣いている現実があります」 もちろん、いわゆる“でき婚”で幸せになる人も大勢いる。だが少子化の問題の一方で(不慮の妊娠だけではないにしろ)日本で中絶される赤ちゃんは年間25万件というのも動
◇偏見や情報不足、早期受診の壁に 新婚当初から2人は、ある話題になるといつも険悪なムードになった。「第三者から精子をもらう方法もあるそうよ」「なぜそこまでして子どもが欲しいんだ」。東北地方の会社員の夫(36)は第2次性徴が起こる年ごろの変化が少なく、大人になっても射精したことがなかった。「子どもは無理」という告白を受け入れて結婚した妻(38)だが、「女として生まれたからには一度は子どもを産みたい」との思いは断ち切れなかった。 結婚から2年半が過ぎた08年の夏、夫が折れて非配偶者間人工授精(AID)の治療を受けることにした。治療に必要な「無精子症」の証明書を出してもらうため、国際医療福祉大病院(栃木県那須塩原市)を受診すると、男性不妊が専門の岩本晃明教授(泌尿器科)から意外な言葉をかけられた。「薬で治る可能性があります」 夫は、精子を作るために必要なホルモンの分泌に異常がある「低ゴナドトロピ
当直帯の早い時間。 救急隊から病院に搬送を要請する電話がかかってきました。 高校生。病院にかかったことは無いけれど、妊娠していると。 推定9ヶ月。5分おきの陣痛が疑われる。 あ~、未受診妊婦か。 でも、NICU満床なんだよね。 妊娠週数の分からない搬送を受けて、赤ちゃんがこの病院で診られないくらい未熟だったら、困る。 結果として赤ちゃんに「ベストな」医療を行うことが出来ず、後遺症が残って訴訟になったりしたら・・ まず頭に浮かぶ考えは、「NICU満床なため受け入れ不可能」 それが無難。 でも・・ 地域の病院を知っていると、妊娠週数の分からない未受診妊婦を受け入れるような病院はなかなか無く、おそらく救急隊員は右往左往。救急車内で産まれたりしたら・・ その時、まだ数人の産婦人科医が残っていたので、 「搬送を受けよう。そして妊娠週数や陣痛・子宮口を評価して、必要あれば母体搬送か新生児搬送をしよう」
中絶繰り返す女性増加 15%超が一度は経験 日本人女性の15・5%が人工妊娠中絶を1回は経験し、2回以上繰り返す「反復中絶」の経験者が、このうちの35・6%にも上っていることが厚生労働省研究班の調査で分かった。反復中絶率は2年前の調査に比べて10ポイント余りの上昇。 分担研究者の北村邦夫・日本家族計画協会家族計画研究センター所長は「100%確実な避妊法はないので、性交渉があれば思わぬ妊娠で中絶を余儀なくされることもあるが、繰り返すことは問題だ。高率となった原因は、はっきりつかめていない。いろいろな角度から分析する必要がある」と話している。 2年ごとに行っている「男女の生活と意識に関する調査」の5回目。昨年9月、全国の16〜49歳の男女計3千人を対象に調査票を手渡す方式で実施、1540人(女性869人、男性671人)から有効回答を得た。 中絶したことがある女性は135人(15・5%)
東京ディズニーリゾートからの妊婦救急搬送 「マタ旅」は妊婦とその家族を不幸にする第一歩→2007〜2009年の3年間で順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科で飛び込み出産1例、命に関わる常位胎盤早期剥離1例、子宮外妊娠1例、流産が18例、入院加療が必要な切迫流産が1例・切迫早産1例 最近、 妊婦に旅行を勧める「マタ旅」 などという言葉を耳にするようになった。 妊婦が高齢化してるのに何を勧めてるんだ と思うんだが、当然ながら 旅行先で緊急搬送される妊婦さん がいるわけだ。 で。 「琴子の母」さんのblog「助産院は安全?」の1/8付記事経由で 去年の周産期新生児学会で、東京ディズニーリゾートからの妊婦救急搬送について発表があった と知った。 演題はこちら。 PO-298「東京近郊の巨大テーマパークからの産科緊急症例についての検討」 順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科 今野 秀洋 他 今のとこ
みなさんこんにちは。 なんかもう、普通に日常生活をしていると、数日前までお正月だったことなど忘れてしまいますね。 昨日のニュースで野田聖子さんが無事に出産されたとありました。おめでとうございます! 妊娠としては超高齢なためハイリスクだの何だの言われておられましたが、予定日より1ヶ月程早いという(軽い)早産となったということですね。でも母児ともに無事で何よりです。 こないだ、9ヶ月で早産となったお母さんとしゃべっていたのですが、 「9ヶ月に入ってから今のうちにと思って○ズニーランド(※某巨大テーマパーク)に行ったのですが、その後一週間で生まれちゃいました」 とのこと。 うーん、○ズニーランドに行ったことと早産の因果関係は全く明らかではありませんが。 なんでそんなお腹が大きくなってから○ズニーランドに行きたいと思うかな? 実は多いのです。そういう妊婦さん。 こないだも妊婦健診で9ヶ月の妊婦さん
日本では、体重が小さく生まれる赤ちゃんが増えている。約10人に1人が体重2500グラム未満の低出生体重児として生まれ、割合は先進国でもトップクラスだ。大きな要因の一つに、若い女性のやせと、妊娠時の栄養不足が挙げられている。近年、低出生体重は、将来の生活習慣病の発症に関連することが分かってきた。現状と背景について専門家に聞いた。【須田桃子】 厚生労働省の人口動態統計によると、低出生体重児の割合は、60~70年代前半には減少しつつあったが、5・1%の75年ごろを底に上昇に転じ、09年は9・6%に増え、実数は約10万2700人に上る。胎内にいる期間ごとの分析からは、早産ではなく通常の出産にもかかわらず、低出生体重児の割合が増えていることも分かっている。03年には、経済協力開発機構(OECD)加盟国中でトップの割合だった。 こうした現状について、福岡秀興・早稲田大教授(生殖内分泌学)は「背景には、
野田氏の事務所が発表した。当面は産後休暇をとり、議員活動は控えるとしている。 野田氏は昨年5月、米国で第三者の女性から卵子提供を受け、体外受精で妊娠。その経緯を週刊誌で公表していた。
■ツイッターで 昨日、酔っぱらった勢いで、ブログにまとめようと思っていた事をツイッターでついつい口走ってしまったところ、思っていたよりも大きな反響を頂きました。そのまま流れてしまうのはちょっと勿体ないかも・・・と思いましたので昨日のツイートをそのまま掲載してみます。 以下、上記のツイート内容の背景となったどらねこの考え。興味のある方だけどうぞ・・・ ■少し詳しく書きます 母親は妊娠・分娩・産褥期に様々な対象喪失体験に遭遇する可能性があります。これは哀しい出産となってしまうような話だけではなく、日常的な体験や分娩方法なども含まれるものです。例えば、妊娠して仕事や趣味を中断せざるを得ないのもそうですし、今までの体から変化する事もその中に入ります。お母さん自身の出産という行為では自然分娩でなければ・・・というキモチを強くしてしまうと、帝王切開や吸引分娩などの対応をとらざるを得なくなった場合に受け
性行為後の服用でも妊娠を回避できる「緊急避妊薬」承認の可否が24日に開かれる厚生労働省の薬事分科会で決まる見通しとなった。緊急避妊薬は多くの国で薬局で販売されているが日本では未承認。安易な利用を招くなどと慎重論がある一方、性犯罪被害者への緊急対応や人工妊娠中絶が回避できるとして導入を要望する声もあり、審議の行方が注目される。 審議されるのは、製薬会社「そーせい」が昨年9月に承認申請した緊急避妊薬ノルレボ(成分名、レボノルゲストレル)。女性ホルモンの一種である黄体ホルモンの製剤で、医師の処方を受け、性交後72時間以内に錠剤2錠を1回飲む。排卵を抑制、または遅らせて妊娠を80%程度抑える効果があるとされ、欧米など54カ国で承認されている。 承認されていない日本では、月経困難症治療などに使われるホルモン剤(中用量ピル)が転用され、医療保険は適用されず、費用は3千円〜2万円。警察庁が性犯罪被害者支
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