安愚楽(あぐら)牧場の和牛オーナー制度 安愚楽牧場は和牛オーナー制度が行き詰まり、2011年に経営破綻(はたん)した。出資していたオーナーは全国の約7万3千人、破綻時点での負債総額は約4300億円に上る。同社は実質的な元本保証をうたって金を集めており、被害対策弁護団によると、消費者に広く被害が出た事件では過去最大規模という。(2013年6月18日夕刊より)
多額の資金を集めた末、経営破綻した「安愚楽牧場」の元社長らについて、被害を受けた会員が詐欺の罪に問うよう求めていたのに対し、東京地方検察庁は「だまそうとした故意は認められない」として改めて不起訴とし、一連の捜査をすべて終えました。 「和牛オーナー制度」で全国の会員から多額の資金を集めた末、経営破綻した「安愚楽牧場」の三ケ尻久美子元社長(70)ら2人は保有する牛の数を過大に説明し出資を募ったとして特定商品預託法違反の罪に問われ、懲役2年6か月から2年の実刑判決が確定しています。 この事件で東京地方検察庁は被害を受けた会員が求めていたより刑が重い詐欺罪の適用を見送りましたが、検察審査会が「不起訴は不当だ」という議決したことを受けて再捜査をしていました。 その結果、「元社長らにだまそうという故意を認定できず、起訴するだけの証拠はない」と結論づけ、詐欺罪について改めて不起訴としました。 検察審査会
1956年群馬県生まれ。放送記者を経て、1992年にフリージャーナリストに。地方自治体の取材で全国を歩き回る。97年から『週刊ダイヤモンド』記者となり、99年からテレビの報道番組『サンデープロジェクト』の特集担当レポーター。主な著書に『長野オリンピック騒動記』など。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 改めて問われる 口蹄疫騒動の真の責任 宮崎県で一昨年、家畜の伝染病「口蹄疫」が猛威をふるった。約29万頭の牛や豚などが殺処分され、対策費として巨額の血税が投入された。まさに未曾有の事態だった。終息して約2年が経過したが、感染源や経路、拡大した原因などは未解明のままだ。この惨事に関する人々の記憶も薄れつつある感が否めない。
回顧1)口蹄疫、「初発」水牛農家は今 朝日新聞 2011年12月21日 http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001112210001 師走の冷たい雨が降っていた。東京都国立市のラーメン店。カウンター11席、テーブル席三つの店内。その調理場に竹島英俊さん(38)はいた。 昨年春まで都農町で水牛を飼い、その乳でモッツァレラチーズをつくっていた。しかし、未曽有の被害が出た口蹄疫(こう・てい・えき)で竹島さんの水牛も感染。後に、農林水産省の疫学調査チームは、竹島さんの牧場について「一番最初にウイルス侵入と推定」と公表した。 口蹄疫禍のさなか、竹島さんの牧場について根拠のないデマが流された。例えば「(口蹄疫が発生中の)韓国から研修生を受け入れていた」だ。県にいたっては「国籍不明、不特定多数の人が牧場に入っていた」という意味合いの事実
師走の冷たい雨が降っていた。東京都国立市のラーメン店。カウンター11席、テーブル席三つの店内。その調理場に竹島英俊さん(38)はいた。 昨年春まで都農町で水牛を飼い、その乳でモッツァレラチーズをつくっていた。しかし、未曽有の被害が出た口蹄疫(こう・てい・えき)で竹島さんの水牛も感染。後に、農林水産省の疫学調査チームは、竹島さんの牧場について「一番最初にウイルス侵入と推定」と公表した。 口蹄疫禍のさなか、竹島さんの牧場について根拠のないデマが流された。例えば「(口蹄疫が発生中の)韓国から研修生を受け入れていた」だ。県にいたっては「国籍不明、不特定多数の人が牧場に入っていた」という意味合いの事実無根の報告を国にしたという。 そんな状況の中、竹島さんは「『逃げた』と言われたくなかった」。だから、昨年夏まで牧場にとどまった。そして、その後、福岡市のレストランで働き、再び都農町に戻り、残務整理
経営破綻した畜産会社安愚楽牧場(栃木県)の男性獣医師が、宮崎県内の同社の農場で、牛を診察していないのに医薬品の投与を繰り返した疑いがあるとして、口蹄疫被害にあった宮崎県川南町の畜産農家の男性2人が5日、獣医師法違反の疑いで、獣医師の告発状を宮崎県警に提出する。 問題となっているのは、同社の児湯第7牧場(宮崎県川南町)で、昨年の県内7例目の口蹄疫発生農場だった。告発人の農家はいずれも第7牧場の近くで畜産業を経営、口蹄疫では飼育する牛全頭を殺処分した。 告発状によると、獣医師は宮崎県東部の複数の同社農場を担当。昨年3月以降は第7牧場には行かず、牛の診察もしていなかったのに、同3月から4月にかけて、第7牧場の担当者に電話で指示して医薬品を投与させた疑いがあるとしている。
わが家の畑にはてんとう虫がいっぱい・・・ 農薬、化学肥料ぬきの野菜を作り続けて27年目の 作業日記です。 3月4月と 体調を崩したうちの家族も、今はすっかり元気になってホッとしていたこの頃ですが・・・ なんと、自分のひざが痛くて曲げられない・・・今まで法事の時などに「足が痛くて正座ができん」と言う人生の先輩方の言葉を 思い出しました。 『寄る年波には勝てない』とはこう言う事なのでしょう。 ひざが曲がらないと 畑で働けない、牛小屋の堆肥出しもできない、長時間パソコンの前に座るのも無理。 あまりに不便なので、本気で治します。 5月23日。。。 一年前に我が家の みみこ ふゆこ 新太が国内初の口蹄疫ワクチン接種を受けた日です。 注射はほんの一瞬。正直 実感がわきませんでした。ワクチンなのに? しかもマーカーワクチンのはずなのに? なんで殺処分なのか。 それからしばらくは、軽い目まいと吐き気がする
あと数日で昨年の大惨事である口蹄疫から1年がたちます。とにかく早かった1年でした。東日本大震災ですっかり忘れ去られた感もありますが、様々な課題を残したまま復興も進まず今日を迎えました。 この1年間畜産農家、行政、獣医師・・・何を考え過ごしたのでしょうか? それぞれに色々な思いの中、時間が過ぎたことと思います。 その思いをどう活かしていくのか? 今後の展望は? なぜ、復興が進まないのか! よく聞かれるのが、「周辺諸国での口蹄疫の発生が復興を妨げている」というもの。しかし、畜産農家に聞くと必ずしもそうではない。 再開のための資金不足 後継者不足 高齢化 こんな声が良く聞こえてくる。 一部ではあるが、ワクチンの使用方法(なぜマーカーワクチンを使用しているにもかかわらず殺処分を前提にしているのか)に納得ができないという意見も聞かれた。 これから農家の不安がどういう形で解消されるのか分からないが・・
自然の恵みを後世に残すためには、その生態と環境を深く、よく知ることが基本です。 海岸の浅瀬、干潟や砂浜は資源生物のゆりかごです。 しかし、それにおかまいなしに埋立てや海岸構造物の建設、水質汚染も加わって、日本中の水辺、海辺の環境は撹乱され、破壊されてしまいました。その結果、ハマグリなど干潟の動植物の多くが絶滅危惧種となっています。 このブログでは、主に砂浜環境の保全を念頭において、日本各地の山、川、海の姿を調べて見てまわったこと、 そして2006年5月に移住した日向市の海辺と里山の様子や生き物などを紹介します。 このブログにリンクを張ることはご自由にどうぞ。 - 自己紹介 - 大学院博士課程修了後7年間の海外での研究と28年余り大学教員をしていました。 海の無脊椎動物(貝、ヒトデ、サンゴ、クラゲなど)が専門、自称の学位は Doctor of Underwater Marine Biolog
台風が近づいているせいか、東京は雨です。代表選挙の最中ではありますが、それはそれとして、国会議員としてやらねばならない事は多々あります。報道は代表選挙ばかり報道しておりますので、国会議員は選挙に明け暮れているようにも移りますが、閉会中ではありますが、委員会も開かれておりますし、部門会議なども開催されております。 昨日は午前に口蹄疫WTが開かれ農水省と協議をさせていただきました。午後からは口蹄疫WTの幹部だけで宮崎県東京事務所と打ち合わせをさせていただきました。 先日、「WiLL」というたまに買って読む雑誌を読んでおりますと、木村盛世さんという有名な厚生省医系技官が「口蹄疫、殺処分は誤り」という記事を投稿しておりました。その理由として①口蹄疫は治癒するから②感染した牛・豚の殺処分によって完全に防ぐことは不可能にちかいからとの理由をあげられてました。 確かに口蹄疫は治癒する場合もありますが、口
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