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2008年9月13日のブックマーク (10件)

  • アフラトキシン - Wikipedia

    アフラトキシンB1の構造式 アフラトキシンG1の構造式 アフラトキシンB1の球棒モデル アフラトキシン (aflatoxin , AFT) とは、カビ毒(マイコトキシン)の一種でB1、B2、G1、G2を始めとする10数種の関連物質の総称。熱帯から亜熱帯地域にかけて生息するアスペルギルス・フラブス (Aspergillus flavus) やアスペルギルス・パラシチクス などのカビにより生成され、紫外線の照射により強い蛍光を発する。蛍光はB1、B2で紫青色(B:blue)、G1、G2で黄緑色(G:green)、M1, M2で紫色を発する(M:metabolite、M1, M2はB1、B2の代謝産物)。 1960年にイギリスで七面鳥が大量死した際の分析中に発見された[1]。その際は「ターキーX(七面鳥X病)」と呼ばれていた。 人に対する急性中毒の例として、1974年にインドで肝炎のために106

    アフラトキシン - Wikipedia
  • メタミドホス - Wikipedia

    メタミドホス(methamidophos)は、有機リン化合物で農薬、殺虫剤の一種である。殺虫効果のある生物種は比較的多く、その効果も高いが同時にヒトへの有害性も強い。 1964年に、西ドイツのバイエルが開発した殺虫剤である[1]。翌1965年にアメリカ合衆国のシェブロンが、別の製法で特許を取得している[2]。日では毒性が高いと判断されて、農薬取締法に登録されておらず、農薬や殺虫剤として使用することはできない。 中国アメリカ、南米、オーストラリアなどでは、昆虫やダニ類にも効果が高いため、かつては広範に使用されていた。メタミドホス製剤の商品名としては、世界で高いシェアを有するドイツ・バイエルのタマロン(Tamaron)やモニター(Monitor)が著名である。 純品は無色の針状結晶。工業的には含量68%以上、または70%以上の黄色い粘稠液として製造され、農薬としては30%から50%の水溶液

    メタミドホス - Wikipedia
  • アフラトキシンは、がんに効く - memorandum

    はじめに一言。このエントリーは詭弁である。アフラトキシンががんに効くわけがない。そのことを踏まえて読んで欲しい。 事故米を用に転用した米販売業者が厳しく批判されている。当然だと思う。国民の健康を金に換えてどうするんだという思いが湧いてくる。このような会社は社会的制裁を受けるべきだと言うのが私の意見。 さて、2ちゃんねるでは以下のような批判がされているようだ。 63 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/09/08(月) 12:21:42 id:iictaJAz0 肝臓がん患者は事故米が流通し始めた10年前から 西日を中心に爆発的に増加中です。 痛いニュース(ノ∀`) : 「企業努力とテクニックで」 有害米、なんと正規米にも混ぜて出荷…三笠フーズ - ライブドアブログ そして、この下に「肝臓がん患者の推移の資料図」が掲載されており、その資料をみる限りでは、確かにアフラトキシン米

    アフラトキシンは、がんに効く - memorandum
  • 有害米と肝臓癌死亡数の増加は無関係 - NATROMのブログ

    「肝臓がん患者は事故米が流通し始めた10年前から西日を中心に爆発的に増加中」という指摘がある。■「企業努力とテクニックで」 有害米、なんと正規米にも混ぜて出荷…三笠フーズ*1(痛いニュース(ノ∀`))の63より引用。 肝臓がん患者の推移の資料図 [f:id:NATROM:20121129123718j:image][f:id:NATROM:20080909110446j:image] 自然界における 「最強の発がん性物質」 アフラトキシンB1 (0.0015ppm = 10億グラム中に1.5グラムの濃度で、 100%発癌 ) ^^^^^^^^ に汚染された毒米が *10年以上に渡って* 用として転売されていました。 資料図そのものは、国立がんセンター対策情報センターによる。一部の人は、肝臓癌の死亡が西日で多いこと、肝臓癌の死亡数が1995年で不自然に上昇していることを不安に思ったよう

    有害米と肝臓癌死亡数の増加は無関係 - NATROMのブログ
  • 15ppb含んだ餌を68週食べさせ続けると100%肝臓がんが発生した、が正しい。

    ラットを使用した実験では、15ppb(10億分の15)を与えれば「100%」肝臓ガンを生じるのである。 15ppb含んだ餌を68週べさせ続けると100%肝臓がんが発生した、が正しい。 マウスは体重の10%とか餌うので50kgの人間に換算すると3.8kgの20ppb含有事故米をひたすらべ続けたくらい。 マウスの寿命は2-3年なので半生に渡ってべ続けた勢い。 3.8kgを68週べ続けると約2t。転売が確認されたアフラトキシン汚染米は3tらしいので 独占してべ続ける勢いでがんばれ。

    15ppb含んだ餌を68週食べさせ続けると100%肝臓がんが発生した、が正しい。
  • 事故米のアフラトキシンによる肝癌のリスクを大雑把に計算してみた - NATROMのブログ

    の肝細胞癌の主な原因がC型肝炎ウイルスであること、C型肝炎ウイルスの感染率が西高東低のパターンを取ることを知っていれば、「肝臓がん患者は事故米が流通し始めた10年前から西日を中心に爆発的に増加中」という主張がデマであることはすぐにわかる。これは前回のエントリー、■有害米と肝臓癌死亡数の増加は無関係で指摘した通りである。日のアフラトキシンB1(以降単にアフラトキシンとする)の基準値が10 ppbで、事故米のアフラトキシン濃度が20 ppb(=0.02 ppm)だと言うから、その程度でこれほど広範囲の健康障害が生じるわけがないと常識的にも判断できる。 ただ、がん死亡率のグラフで見えるほどの影響はないとしても、事故米中のアフラトキシンによる肝癌発症はありうるのではないかと考えた。アフラトキシンがヒトの肝癌発症のリスクとなるのはれっきとした事実である。アフラトキシンの発癌性に、閾値すなわち

    事故米のアフラトキシンによる肝癌のリスクを大雑把に計算してみた - NATROMのブログ
  • アフラトキシンの毒性はどのくらいかまとめてみた : ニュースな待合室

    9/13 解説記事を全面改訂し、大幅にデータ・出典を充実させました。図に掲載したデータ以外にも多数のデータを掲載したので参考にしてください。 9/16 「その他の論点」として、「アフラトキシンの毒性の評価」以外に、事故米中のアフラトキシンの偏りなど、関連する論点を取り上げました。 三笠フーズの汚染米騒動でアフラトキシンの毒性が話題です。動物実験でアフラトキシンが実験動物の100%に肝臓がんを引き起こすという実験データが話題になり、ここから、「100%肝臓がん」という言葉が一人歩きしている面もあるからです。 では、アフラトキシンはどのくらいの濃度でどのくらいの毒性をもたらすのでしょうか?ネット上で手に入るリソースをもとに、アフラトキシンの毒性を検討してみました。実は、この記事を書くに当たって、「どうせそんな毒性があるわけないだろう」という先入観を持って調べたのですが、実際に調べたみたら、解釈

  • いい加減、脊髄反射でメタミドホスに反応するのはやめよう - 食の安全情報blog

    三笠フーズによる事故米穀転売のニュース一色になっています。前エントリーで私は産地偽装はの安全ではなく、安心の問題であると述べました。では、件はの安全が脅かされたのでしょうか?誤解を恐れずに言うと、この事件であっても私はの安全以上に安心が脅かされたと思っております。もちろん、安全が全く脅かされたわけではありませんが、それ以上に安心にかかわる問題ということです。まず、農林水産省の発表から事態を整理します。 200年9月5日付けのプレスリリースです。非用の事故米穀の不正規流通米の回収について近畿農政局及び九州農政局は、三笠フーズ株式会社(社:大阪市北区梅田1丁目1番3−B200号、工場:福岡県朝倉郡筑前町原地蔵2192番地1)に対し、平成20年8月28日から非用として売却した事故米穀の処理状況について立入調査等を実施したところ、同社が事故米穀を用に転売していたことを確認しました。

  • メタミドホスよりアフラトキシンB1の方が危険だが、 - 食の安全情報blog

    昨日の続きです。昨日、マスコミはより問題のある物質を見過ごしていると書きました。その物質こそアフラトキシンB1です。 アフラトキシンB1は、カビ毒の一種であり主にナッツや飼料から検出されます。また、日での規制値は全ての品に対し10μg/kgです。また、耐容摂取量は設定されていません。厳密には異なるものですが、メタミドホスの一日摂取許容量は 0.004 mg/kg体重/日 でした。耐容摂取量が設定されていないということは、つまり摂取する量はこのぐらい間ではいいよという量を設定できない(少なければ少ないほどよい)ということです。参考 アフラトキシンB1について(東京都) だから、純粋に物質の危険性ということだけで判断するのであれば、マスコミ各社は見出しにはメタミドホスではなくアフラトキシンB1を取り上げるべきでした。 しかし、おそらくメタミドホスもアフラトキシンB1も今回の件で私たちの健康

  • 汚染米事件のこと : 有機化学美術館・分館

    9月13 汚染米事件のこと カテゴリ:化学物質 三笠フーズによる汚染米事件が世間を揺るがしています。下のエントリで書いたようにパソコンが入院中で、テレビが見られなくなっていたためあまりよく事情を把握していなかったのですが、ネットでざっとチェックする限りでは、例によって報道のあり方に疑問が感じられます。 事件を起こした三笠フーズの体質、チェックが甘かった農水省の責任は問われるべきで、これは議論の余地がありません。太田農水相の言うとおり「健康に影響はない」としても、基準を満たさない米を用に回し、隠蔽工作を行っていたのは悪質極まりなく、社会的責任を追及されてしかるべきでしょう。 で、実際問題として我々にどの程度のリスクがあるのか――とここが一番の関心事であるはずなのですが、どうもここの報道がおかしいように感じます。マスコミ報道では1月の毒餃子事件で印象に植え付けられた「メタミドホス」が一番大き

    汚染米事件のこと : 有機化学美術館・分館