タグ

ブックマーク / pulmonary.exblog.jp (5)

  • COVID-19:イベルメクチンのコクランレビュー | 呼吸器内科医

    ■:寄生虫の駆除に用いられる抗寄生虫剤イベルメクチンは、in vitroでウイルスの複製を阻害することが分かっている。感染の初期段階でSARS-CoV-2の複製を阻害することが示唆されている。現在、SARS-CoV-2感染予防およびCOVID-19治療に対するイベルメクチンの有効性と安全性に関するエビデンスは相反している。 ■入院患者または外来患者として治療を受けているCOVID-19患者、およびSARS-CoV-2への感染予防を目的としたイベルメクチンの有効性および安全性を、無治療/標準治療/プラセボ/その他の実績のある介入と比較して評価する。 ■Cochrane、Web of Science(Emerging Citation IndexおよびScience Citation Index)、medRxiv、Research Squareを検索し、言語制限を設けず2021年5月26日まで

    COVID-19:イベルメクチンのコクランレビュー | 呼吸器内科医
    KATZE
    KATZE 2021/08/15
  • COVID-19:唾液PCRと鼻咽頭・咽頭スワブの比較 | 呼吸器内科医

    この論文がプレプリントだった頃、ブログで紹介しようか迷いましたが、プレプリントに対する懸念が各所から出ているため、アクセプトされた後に書くことにしました。 ・参考記事:COVID-19:唾液PCRは妥当か? Pasomsub E, et al. Saliva sample as a non-invasive specimen for the diagnosis of coronavirus disease-2019 (COVID-19): a cross-sectional study. Clin Microbiol Infect. 2020 May 15. pii: S1198-743X(20)30278-0. 目的: COVID-19の症例数が増加する中、SARS-CoV-2を検出するための非侵襲的なサンプルを迅速かつ簡単に採取する方法が必要である。COVID-19の非侵襲的診断ツール

    COVID-19:唾液PCRと鼻咽頭・咽頭スワブの比較 | 呼吸器内科医
    KATZE
    KATZE 2020/05/30
  • COVID-19:重症COVID-19に対するレムデシビルは臨床的改善と関連せず | 呼吸器内科医

    アメリカはポジティブかなという流れですが、中国の臨床試験では有意差がついていません。ただ、早期投与についてはサンプル数を増やせば有意差はつくかもしれません。それが臨床的に意義がある有意差なのかどうか。中国COVID-19が収束傾向にあるため、ランダム化比較試験で症例を集めるのは難しそうです。 ・参考記事:COVID-19SIMPLE試験:レムデシビルの早期治療効果 ・参考記事:COVID-19:ACTT試験:レムデシビルはプラセボよりも回復が早い Yeming Wang, et al. Remdesivir in adults with severe COVID-19: a randomised, double-blind, placebo-controlled, multicentre trial Lancet, DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6

    COVID-19:重症COVID-19に対するレムデシビルは臨床的改善と関連せず | 呼吸器内科医
    KATZE
    KATZE 2020/05/01
  • COVID-19:Relloらによる5つのフェノタイプ | 呼吸器内科医

    Rello先生のフェノタイプの話。 Jordi Rello, et al. Clinical phenotypes of SARS-CoV-2: Implications for clinicians and researchers. Eur Respir J 2020, DOI:https://doi.org/10.1183/13993003.01028-2020. 概要: SARS-CoV-2のさまざまな表現型を認識することは、臨床医や研究者にとって、効果的かつ安全な治療的介入のために重要である。 もっとも良好なフェノタイプが、もっともよくみられるものであり、有症状者のみが治療の適応にある。発熱、頭痛、軽度の呼吸器症状によって特徴づけられ、胸部レントゲン写真は正常で、低酸素血症はない。 2つ目のフェノタイプは、入院患者の5分の4にみられ、低酸素血症や胸部レントゲン写真におけるわずかな陰

    COVID-19:Relloらによる5つのフェノタイプ | 呼吸器内科医
    KATZE
    KATZE 2020/05/01
  • 2019-nCoV肺炎138例の後ろ向き検討 | 呼吸器内科医

    2019-nCoV関係の論文はだいたい目を通しているのですが、138例と規模の大きな報告が出たため、ブログでも紹介させていただこうと思います。 全体の死亡率が4.3%で、138例のうちの16%がARDSにいたっている集団であることから、日でこれから診ることになる臨床像とは少し異なるかもしれません。 現状、ICU入室リスクが高いのは、呼吸困難や思不振を訴えている高齢・基礎疾患のある患者さんのようです。 Wang D, et al. Clinical Characteristics of 138 Hospitalized Patients With 2019 Novel Coronavirus–Infected Pneumonia in Wuhan, China. JAMA. 2020 Feb 7 背景: 2019年12月に、新型コロナウイルス(2019-nCoV)による肺炎(NCIP)が

    2019-nCoV肺炎138例の後ろ向き検討 | 呼吸器内科医
  • 1