■:寄生虫の駆除に用いられる抗寄生虫剤イベルメクチンは、in vitroでウイルスの複製を阻害することが分かっている。感染の初期段階でSARS-CoV-2の複製を阻害することが示唆されている。現在、SARS-CoV-2感染予防およびCOVID-19治療に対するイベルメクチンの有効性と安全性に関するエビデンスは相反している。 ■入院患者または外来患者として治療を受けているCOVID-19患者、およびSARS-CoV-2への感染予防を目的としたイベルメクチンの有効性および安全性を、無治療/標準治療/プラセボ/その他の実績のある介入と比較して評価する。 ■Cochrane、Web of Science(Emerging Citation IndexおよびScience Citation Index)、medRxiv、Research Squareを検索し、言語制限を設けず2021年5月26日まで