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ブックマーク / www.dsurgery.com (3)

  • 【再生医療】症例(1) 60代男性 認知機能障害(レビー小体型認知症) - 北青山Dクリニック

    物忘れ、睡眠障害で大学病院を受診したところ、レビー小体型の認知症疑いと診断され、認知症薬の処方を受け症状はどうにか抑えているものの、徐々に認知機能が悪化しているので症状を改善したいと、再生医療を希望されました。 MMSEという認知機能試験を行ったところ、25/30ポイントで認知機能の低下症状が明らかなレベルでした。テストの中には暗算で100から7づつ引いていくものがありますが、計算が正しくできずに100の次が86と誤ってしまい、その次は「私何をするんでしたっけ?」というような状況でした。他院に通院治療されていましたが、症状の改善が見られないこともあり、再生医療で補完することになりました。 ①2019/4/15 脂肪採取脂肪組織採取/血清用採血⇒即日、院内細胞培養室にて幹細胞培養。順調に育成し、約1カ月後に第1回目の投与となりました。 MMSEテストスコア 25/30点 MCI(軽度認知障害

  • 再生医療 - 北青山Dクリニック

    1.再生医療とは 再生医療(細胞治療)とは、主として培養増殖した幹細胞を体内に移植することにより機能的・器質的に障害された臓器や組織の改善や修復を目指す医療です。これまでの治療法では改善が困難である難治性疾患に対する治療法としても大変期待されており、臨床研究が盛んにおこなわれています。 私たちの体は37兆個の細胞で作られています。その中の200億個の細胞が毎日死滅していますが、ホメオスタシス(恒常性)維持機能により、それらの細胞は毎日入れ替わっています。死滅した細胞の再生に不可欠なのが幹細胞です。また、幹細胞は、体の修復や再生が必要な際にも機能します。これら重要な役割を担う幹細胞の能力として、分裂して自分と同じ細胞を作る能力(自己複製能)と、別の種類の細胞に分化する能力(分化能)の二つの能力が注目されます。 幹細胞には、胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)など体のどのよう

    KATZE
    KATZE 2022/04/19
  • 脂肪幹細胞治療の妥当性 - 北青山Dクリニック

    脂肪幹細胞治療の妥当性 慢性疼痛治療としての妥当性 脂肪由来間葉系幹細胞(MSC)は、 TGF-β、IL-1βなどの炎症性サイトカインを調節し、抗炎症性サイトカインであるIL-10を分泌する能力があります。 血管新生、シナプス産生、神経膠形成、神経発生などの能力も併せ持つため疼痛受容体の修復や調節が可能と考えられます。 動脈硬化治療としての妥当性 脂肪由来幹細胞が持つ血管新生効果は、in vitro及びin vivoに限らず臨床研究においても確認されており、虚血性心疾患、脳血行障害、抹消循環障害、そして創傷治癒に対する治療として有望視されます。 脂肪由来幹細胞から放出される微細粒子であるエクソソームから放出されるサイトカイン群が、虚血性病変に対する治療効果があると考えられています。 脂肪幹細胞の血中投与により、動脈プラーク内、心筋内の炎症が制御されることが確認されています。 認知機能障害治

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