民主党の29歳1年生議員、横粂勝仁・衆院議員が、内閣不信任決議案に賛成した。案提出に先立ち、離党届けを出し、保留状態になっていた。菅政権に対してだけでなく、一気に民主党にNOを突きつけた形だ。 なぜ民主党を見切ったのか、これから何をしようと考えているのか。小泉純一郎・元首相の次男、進次郎衆院議員(自民)と同一選挙区という点でも注目されてきた新人議員の横粂氏に話を聞いた。 当初はメールの7割「議員辞めろ」 ――離党届け提出の反応は。 横粂 当初、約1000件届いたメールのうち、700件は「議員を辞めろ」でした。しかしその後、「おかげで政治に興味をもつようになった」などの支援の声が増え、最近来るメールでは、支援と批判が五分五分に近くなっています。 支持者の方への報告会では、厳しい声と応援とが半々でした。厳しい指摘をされた方の多くからは、帰り際に「応援してるから厳しいことを言うんだぞ」と声を