前回に続いて、月曜日の早朝に撮影した雫です。 これから夏にかけての季節は、朝早くからずいぶん高く昇った日の光を浴びる、高い樹の枝についた雫が撮影ポイントとなります。 ということでごらんください。 星座のα星とβ星のように、ひときわ大きく輝く雫ともうひとつの雫。他の小さな煌めきに取り巻かれながら、この2つの雫が奏でる光のデュエットです。 まずは、2つの橙色。 2つの黄色。 黄色と橙。 青と青。 青緑、あるいはターコイズ・ブルーの2つ。 2つの緑色へ。 角度を変えるだけでレンズに届く光の波長が変わり、彩りを変えていくのが雫のプリズムの美しさ。でもこのように、2つの光がほぼ同じ色で移り変わっていくのは、今までにない貴重な瞬間でした。 その一つひとつが、宝物です。 最後に、色違いとなった一枚も。 というわけで、今回もご覧いただきありがとうございました。