いただきおすすめFILE.11：やまに食堂いただきおすすめFILE.11 やまに食堂 東日新聞掲載日 2006.09.18 あたたかい豚汁がもてなす なつかしい街の定食屋 昭和20年代から続いている 心やすらぐ伝統の味わい 店内に足を一歩ふみ入れただけで、安らかな気持ちがあふれだす。あつあつの豚汁の香りが、ほのかにただよう定食屋さん。そういえば、こんな店が町中から少なくなって久しい。「やまに食堂」は、終戦直後の昭和21年から営業を始めた、老舗（しにせ）中の老舗だ。 開店当時は、まだ高いビルなどもなく、駅前大通2丁目の店舗から神明町まで見通せたという。親子丼、とんかつ定食、オムライスなど、なつかしい品書きが並んでいるが、やはり名物は、豚汁めし（豚汁、ごはん、漬け物）。大きめの丼のなかに、豚肉、豆腐、ネギなどがおいしそうに浮かんでいる。具だくさんで、ボリュームも満点。これで500円という値段の安さに驚かされてしまう。
越後六日町温泉『温泉御宿 龍言』
