就職支援サービスを行う「i―plug(アイプラグ)」(大阪市)は、性的少数者「LGBT」などの学生向けに、自己紹介データの性別欄に「その他」を選択できる取り組みを始めた。 一般の就職支援を行う企業では珍しいという。 アイプラグは、学生がネット上で文書や動画で自己PRや経歴を登録し、関心を持った企業が連絡するサービスを展開しており、約3万9000人の学生(2017年卒)と、約1700の企業が登録している。 「性別を選ぶ時に男と女しかなく、どちらを選ぶべきか悩んでしまう」との声が寄せられ、7月14日、経歴などの登録画面に、「男性」「女性」のほか、「その他」も加えた。備考欄も付け、働く上での不安点なども書き込めるようにした。