カンボジアに来た人がみな文句を言うのが、その公共交通機関の貧弱さでした。 電車はなく、バスの路線も頻度も異常に少なく使いモノにならない。タクシーは走っていない。仕方がないので、バイクの後ろに荷台をくっつけた「トゥクトゥク」か、2人乗りのバイクタクシーを使うしかありませんでした。 カンボジアでは、まず「右行け」「左行け」「まっすぐ」の単語を覚える この「トゥクトゥク」がなかなか厄介で、「言葉が通じない」「地図が読めない」「値段が意外と高い」の3拍子。英語があまり通じないため、カンボジア在住者が真っ先に覚えるのが、「右行け」「左行け」「まっすぐ」の3つの単語。目的地を言っても平気で明後日の方向に行くのはまだしも、カンボジア人が詳細な行き方を話しても余裕で間違えるので、根本的な理解度に難があると思われます。 なかでも、一番厄介なのが、地図が読めないこと。多くのカンボジア人は、ドライバーであっても