グラフィックデザイナーの佐藤卓が2001年から取り組んでいる『デザインの解剖』は、身近な製品を「デザインの視点」から「解剖」し、製品の成り立ちを検証するプロジェクト。これまでにロッテ「キシリトールガム」、富士フイルム「写ルンです」、タカラトミー「リカちゃん」、明治「明治おいしい牛乳」、ISSEY MIYAKE「A-POC BAGUETTE」といった製品を取り上げてきた。 『デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法』では、「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」「明治ミルクチョコレート」「明治おいしい牛乳」「明治エッセルスーパーカップ」の5製品を対象に、製品のロゴやパッケージ、製造工程における工夫、品質表示などを参加作家と共に分析。また『デザインの解剖』プロジェクトのこれまでの成果を通して、解剖の視点や手法を紹介する。 参加作家には、荒牧悠、aircord、奥田