第153回芥川賞と直木賞の選考会が、16日夜、東京で開かれ、芥川賞に、羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」と、又吉直樹さんの「火花」が選ばれました。直木賞は今も選考が続いています。
ヨコギリ屋 @naoekmr 授業で鷗外の「舞姫」。学生にとっては高校教科書でおなじみだけど、今回は韓国からの交換留学生たちがいるので、説明していてとても面白い。 妊娠したパートナーを棄てて狂気に追い込んだ男の手記が、なぜ長年高校教科書に載り、教室で教えられ続けているのか。留学生のストレートな憤慨が心地よい。 ヨコギリ屋 @naoekmr @naoekmr 私自身は「舞姫」自体には感嘆するのだが、この作品を高校の授業で扱えるかどうかは疑問に感じる。 葛藤し苦悩する人間性の弱さにたいして共感や許容心を示すことが「正解」と教えられた日本人学生は、ストレートに正義感を示すことに躊躇してしまうように見える。その意味は重い。
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