Microsoft Flowは、フローチャートを作成するようなビジュアルな設定画面を用いて、インターネット上のさまざまなサービスを簡単に連係させていくことができるツールです。 簡単な例では、Office 365のOutlookに自分宛のメールが来たら、電話サービスのTwillioで特定の電話番号にテキストメッセージを送る、といった設定ができます。もちろん3つでも4つでも多数のサービスの連係を続けて設定可能。
国内企業におけるシステム運用、約3分の1の企業が毎月数回の運用ミスや障害発生。最大の課題は「運用担当のスキル不足」で、二番目の課題は「自動化できてない」など 調査会社のIDC Japanは国内企業におけるシステム運用の状況についての調査結果を発表しました。 運用管理担当者の運用のミスや障害になどによるトラブルの発生頻度では、ほぼ毎日トラブルが発生しているのは全体の1.3%、週に数回程度トラブルが発生しているのは7.1%、月に数回程度トラブルが発生しているのは23.6%で、合計して月に数回程度のトラブルが全体の32%の企業で発生しているとのことです。 上記のグラフでは、サーバの台数が100台以上の企業と99台以下の企業のそれぞれの結果が示されており、サーバ台数が100台以上のほうがトラブルの件数が多いことが分かります。 システム運用管理における課題について質問した結果では、もっとも多かった回
IBM、自社のJavaVMをオープンソース化すると発表。COBOLやPL/IのランタイムをJavaVMにも。Java 9と同時に正式版リリースを予定。JavaOne 2016 IBMは、これまで自社で開発してきたJavaVMをオープンソース化すると、サンフランシスコで開催されていたJavaOne 2016で発表しました。 JavaOne 2016の3日目の基調講演に登壇した同社Distinguished Engineer兼Java CTOのJohn Duimovich氏は、冒頭で聴衆に「With Community」(コミュニティとともに)と呼びかけたあと「Make Java Great Again」(Javaを再び素晴らしいものにしよう)と書かれたキャップをかぶって見せました。 これはIBMが、コミュニティと一緒にJavaを進化させていくのだという心意気を示したメッセージのように受け止め
JavaScriptコードを圧縮・最適化・難読化する「Closure Compiler」のJavaScript版をGoogleが公開。Node.jsもしくはWebブラウザ上で実行可能 JavaScriptのコードを実際のアプリケーションとしてデプロイする場合には、コード内のコメントやタブ、スペース、改行などの余計な要素を削除し、変数名を短くしたりコードの冗長性を排除するといった最適化を行うことで、ロード時間を短縮しコードを高速に実行できるようになります。また、コードの中身を簡単に読めないよう、難読化を行うことも多いでしょう。 こうしたJavaScriptコードの圧縮や最適化、そして難読化を行ってくれる代表的なツールの1つが、Googleがオープンソースで公開しているClosure Compilerです。 Closure Compilerはコードの単純な圧縮や最適化だけでなく、JavaScr
JenkinsのUXをモダンにする新プロジェクト「Blue Ocean」登場。統一的デザインのためのJenkins Design Language(JDL)も開発中 ビルドやテスト、デプロイなどの自動化を実現してくれるツール「Jenkins」は、2カ月前の4月に最新のメジャーバージョンアップ版となる「Jenkins 2.0」が登場したばかりです。 そのJenkinsのUXをモダンで魅力的なものにする新プロジェクト「Blue Ocean」が発表され、ソースコードの公開が始まりました。 シンプルで魅力的なUXへ Blue Oceanの開発理由は、「Introducing Blue Ocean: a new user experience for Jenkins」で次のように説明されています。 In recent years developers have become rapidly attr
Amazonクラウド上での、イベントドリブンかつ非同期なJavaScriptの実行環境として「AWS Lambda」が発表されたのは、2014年11月に行われたイベント「AWS re:Invent 2014」においてでした。 AWS Lambdaはマネージドサービスとして提供されるため、利用者はサーバのスケーラビリティや運用管理などを気にする必要がなく、何らかのトリガーに基づく処理をクラウドで容易に実行するシステムを構築できるようになりました。 AWS Labmdaの登場は、「サーバレスアーキテクチャ」と呼ばれる、サーバの保有や運用を考える必要のない新しいクラウド活用のトレンドを生み出そうとしています。 Google Cloud Functionsの登場 そのAWS Lambdaに対抗するような新機能がGoogle Cloud Platfromに追加されたことが明らかになりました。「Goo
「本番環境などという場所はない」マイクロソフトがSaaSの失敗と成功から学んだ、アジャイルからDevOpsへの進化(前編)。Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2016 アジャイル開発手法の1つであるスクラムをテーマにしたイベント「Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2016」が1月19日と20日の2日間、都内で開催されました。 そこでマイクロソフトが行ったセッション「マイクロソフトが実践したScrum導入7年間の旅。そしてDevOpsへの進化」は、アジャイル開発からクラウドサービスの提供へと進んだマイクロソフトが、サービス開発の過程で学んださまざまな知見を共有するものとなりました。 そこには、アジャイル開発の延長線上にあるDevOpsを成功させる組織と技術、そしてマインドのあり方が紹介されていました。セッションの内容をダイジェストで紹介
仮想環境の構築ツール「Vagrant 1.8」がリリースされました。新バージョンとなるVagrant 1.8では、Linked Clone(リンククローン)、Snapshotなどの新機能が搭載されました。 仮想マシンを構築する際、通常は仮想イメージをそのまま使いますので、仮想マシンを3つ構築する場合には、その中身が同じであっても3つの仮想マシンイメージを用います。いわゆる「フルクローン」です。 一方、リンククローンは、仮想マシンを構築する際に仮想マシンイメージのマスターイメージとその差分だけで新しい仮想マシンを作ることができる機能です。差分だけで済むためストレージの消費が小さくて済みます。 Vagrant 1.8ではこのリンククローンに対応することで、差分だけを読み込んで仮想マシンを作れるようになるため、より高速に仮想マシンを構築できるようになったとのこと。 a small Linux b
[速報]JavaOne開幕。Java 9は「Project Jigsaw」でクラスパスの問題とJDK肥大化の問題を解決する。JaveOne 2015 サンフランシスコでOracle OpenWorldと同時開催の「JavaOne 2015」が開幕しました。Javaが登場して20周年、19回目のJavaOneとなります。 基調講演ではJavaの歴史を振り返った上で、Oracle Java Platformチーフアーキテクト Mark Reinhold氏が来年にも登場する予定の次バージョンの「Java 9」で採用される予定の「Project Jigsaw」を紹介しました。 Mark Reinhod氏。
大量のデータを高速に処理するために、従来のリレーショナルデータベースはおもに、より高性能なプロセッサ、より大きなメモリ、高速なストレージによるアプローチで解決してきました。 一方で、これからさらに増大が予想されるセンサーなどから大量のデータや非構造化データの処理を、小さなレイテンシ、大きなスループットで処理するための基盤としては、複数台のサーバをクラスタ化して性能向上をはかるNoSQLやHadoopが主流になっていくと考えられています。 つまりデータ処理基盤のアーキテクチャはスケールアウトへと変わろうとしている、ということになります。 5月に開催されたシスコ主催のイベントにおいて、同社は今後のデータ処理基盤ではスケールアウト型が主流になるとの認識を示しました。 ストレージの価格性能比においてもスケールアウト型は非常に優れているとのこと。 同社の説明によると、従来のスケールアップ型で利用され
Google Cloud Platform Blog: App Engine for PHP is generally available. Build scalable apps, faster. Google App EngineのPHPは2013年10月に公開ベータとして利用可能になっていました。 Google App EngineのPHPでは、負荷に合わせて自動的にスケールするPHPの実行環境が提供されるだけでなく、たとえアプリケーションの運用中でもPHPのセキュリティパッチなどが自動で適用されるとのこと。 また、Google Cloud SQLやGoogle Cloud Storageのようなスケーラブルなデータストアも利用できます。 Google App EngineのPHPのバージョンは5.5。チュートリアルとして、すぐにWordPressを試せる「Quick Start W
[速報]Google、次期「Android M」を披露。カメラや位置情報、コンタクトリストなどへのアクセス権限をアプリごとに管理、指紋認証対応、バッテリの持ちを最大2倍に。Google I/O 2015 Googleは同社のイベント「Google I/O 2015」にて、次のAndroidのバージョンとなる「Android M」を初めて披露しました。 Androidのバージョンには、これまでアルファベット順にお菓子の名前のコード名が付いてきました。現在はLではじまる「Android 5.0 Lolipop」が最新版です。次のバージョンはMで始まるコード名が付くはずですが、まだコード名は発表されておらず現在のところ「Android M」と呼ばれています。 Google I/O 2015の基調講演では、このAndroid Mのデベロッパープレビューにおける主な新機能が披露されました。 アプリご
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く