女子シングルは、キム・ヨナ(韓国)優勝。というよりも、<キム・ヨナがフリーで2位>、その衝撃の方が大きなスケートアメリカだった。 フリーでは絶対有力視されていた優勝候補のキム・ヨナが崩れ、若くて勢いのあるレイチェル・フラット(米国)が、波に乗って会心の演技。まるで、はやくも五輪を見ているような展開だ。 際立った個性を持つわけではないフラットだが、オーソドックスで洗練された女子シングルのスタイルを気持ちよく体現できる選手。この日は地元の大歓声をうまく味方につけ、3回転−3回転も成功。スピードもたっぷりに、身体の細部まで神経の行き届いた動きを見せてくれた。個性の華は、きっとこれから咲くのだろう。しかしまるでタラ・リピンスキーやサラ・ヒューズのように、10代で五輪を制した選手たちに似た上昇気流に乗ったスケートは、ある意味無敵だ。 五輪本番では、ベテランの実力者、中堅の優勝候補、若手のダーク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く