ドイツのガウク大統領は、東西ドイツの統一から25年となったのを記念する式典で演説し、中東などから難民や移民が押し寄せている問題について、「難民たちを助けたいという気持ちは持っているが、われわれにも限界がある」と述べ、無制限に受け入れることはできないという考えを強調しました。 式典では、ガウク大統領が演説し、「われわれは今、1990年当時と同じように、長期的な課題に直面している」と述べ、中東などから難民や移民が押し寄せている問題が、東西ドイツの統一を上回るような国家的な課題になっているという認識を示しました。 そのうえで、「われわれはジレンマを抱えている。難民たちを助けたいという気持ちは持っているが、われわれにも限界がある」と述べ、難民に寄り添う姿勢を示しつつも、無制限に受け入れることはできないという考えを強調しました。 ドイツには、先月だけで、20万人を超える難民などが入国したとみられ、こ