【AFP=時事】2018年平昌冬季五輪の大会組織委員会は12日、開催準備がすでに進んでいるとして、分散開催を考慮するには手遅れだとの見解を示し、一部競技を日本で実施するどんな可能性も除外すると正式に表明した。 平昌冬季五輪の組織委員会、日本での競技開催を否定 国際オリンピック委員会(IOC)が先日、いくつかの改革案を承認したことで開催国以外での競技実施が可能となり、ボブスレーとリュージュが長野で代替開催されるのではないかと話題になっていた。 IOCが承認した改革案では、開催国にとって効率的で持続的なコスト管理が可能になるとされている。 平昌冬季五輪は財政難から準備の遅れが指摘されているが、大会組織委員会の趙亮鎬(Yang Ho Cho、チョ・ヤンホ)委員長は、IOCの改革はあまりにも遅すぎたと語っている。 趙委員長は、五輪とパラリンピックの全競技が韓国で開催されることを明言し、「す