菅義偉首相は4日、ラジオ局「FM NACK5」の番組で、新型コロナウイルス禍で打撃を受けているフリーターへの支援を検討する考えを示した。エンタメ業界にフリーターが多く携わっていることに触れ「こういう人たちの処遇ができていない。社会保障制度を見直し、対応できるようにしたい」と述べた。 コロナ禍で飲食業やエンタメ業界などが苦境に陥っていることには「ご迷惑をお掛けしている。本当に申し訳ない」と陳謝した。 開幕が迫る東京五輪・パラリンピックに関し「人類の努力と英知を結集して、コロナ禍の困難を乗り越えられることを世界に発信したい」と述べ、改めて開催意欲を示した。