ある技術を別の目線で捉えなおすと、面白いものができるという好例ですね。 現在のタッチスクリーンは、密層ガラスや電気伝導性のある金属、コンデンサーを利用しているため、堅くフラットなのが一般的。でも、ハプティックインターフェース(力触覚インターフェース)が商用ガジェットで利用されはじめると、タッチスクリーンのデバイスは今まで以上に多様化しそうです。 ロンドンのデザイン・ミュージアムで来年レジデンスとして活動するEunhee Joさんは、このハプティックインターフェースを手掛ける韓国のデザイナー。 昨年、タッチスクリーン的な機能を柔らかい生地やスピーカーシステムに直接埋め込む「タンジブル・テクスチュアル・インターフェース」というプロジェクトを発表したことで、彼女の名前を覚えている方もいるかもしれません。 今年、デザイン・ミュージアムのレジデンシープログラムの一部として、彼女はそのコンセプトを実際