Tweet 遠野市早瀬町在住の漫画家小坂俊史さん(37)は同市を舞台にした漫画「遠野モノがたり」(竹書房)を発刊した。前作の「中央モノローグ線」に続くモノローグ形式の4こま漫画。今回の作品を描くために東京都から同市に移住し、生活の様子や思いを主人公に投影した。15日には同市松崎町の遠野郷八幡宮でサイン会も行う予定で、同日の売り上げは被災地支援を行うNPO法人遠野まごころネットに寄付する。 作品は、30歳を機に東京から同市へと引っ越したイラストレーターの暮らしを描いた。同市の住民や座敷わらしも登場人物として参加している。月刊誌「月刊まんがライフオリジナル」に連載され、単行本にまとめた。 「遠野モノがたり」はA5判で、118ページ。価格は780円(税込み)。遠野郷八幡宮では、例祭の風景が作中に登場する縁から50冊限定で通しナンバー入りの単行本を販売しており、15日午後3時半からのサイン会が企画