パナソニックは7月25日、2003年11月~13年1月に製造した家庭用給湯器「エコキュート」計103万台のリコールを発表した。運転中に内部の部品が破損する恐れがあり、無料で点検・部品交換する。 208機種が対象で、「National」「Panasonic」ブランドが合計98万台、「CORONA」「ユーリッチ」ブランドが計5万台。 同社によると、13年1月~14年5月にかけ、ヒートポンプユニット内部の圧縮機が破損し、製品と周辺物が破損する事故が5件発生。発煙・発火はなく、人的被害はなかったとしている。 原因は圧縮機の腐食。圧縮機周囲に巻いた防音材が塩分の含まれた水を吸い上げ、腐食が異常に進行したためという。 関連記事 「Let'snote CF」バッテリーパックが発火のおそれ 4万個回収 ノートPC「Let'snote CF」シリーズの一部でバッテリーパックが発火するおそれがあるとし、対象の