パサージュ論 ヴァルター・ベンヤミン 岩波書店 1993 Walter Benjamin Das Passagen-Werk 1982 [訳]今村仁司・三島憲一 他 これはベンヤミンの千夜千路あるいは千夜千境である。また、ベンヤミンの書物売り立て目録である。だいたいは一九二七年から一九三五年までノート風に書かれた。最晩年のノートになる。ただし厖大なノートだ。そのあいだに、ベンヤミンはナチスから逃れてパリに移住したりしていた。 パサージュ(passage)とは、十八世紀からパリの中心街付近に登場した回廊型のアーケードのことで、パレ・ロワイヤルやパサージュ・フェイドーが先行して、ナポレオン時代から復活王政時代にかけてまたたくまにふえた。歩道整備がままならないなか、フランス革命によって解放された敷地と建物のパサージュ(小道)に次々に小さな店が開店して軒を並べ、パリの住民や旅行客の夢を誘ったのであ
徳永英明の『VOCALIST』全曲批評 ― なぜ彼は歌が下手なのか? 2007年09月16日 業界で結構話題になっているという(=よく売れている)徳永英明の『VOCALIST』をまとめて聞く機会があったので、ざっと聞き流しながらの印象をまとめてみた。 ●VOCALIST(http://www.amazon.co.jp/VOCALIST-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4-%E5%BE%B3%E6%B0%B8%E8%8B%B1%E6%98%8E/dp/B000A89TAY/ref=pd_bbs_sr_1/503-3513245-2954328?ie=UTF8&s=music&qid=1189942754&sr=8-1) 1.時代 68点 肝心の「まわる まわる」がダメ。ここに、気持ちがこもっていない。 2. ハナミズキ 62点 「終わりますように」がダメ。声が繋がらない。
セミナーシリーズ『六本木アートカレッジ2014』が、11月24日に東京・六本木ヒルズ内アカデミーヒルズで開催される。 アカデミーヒルズが主催する『六本木アートカレッジ』は、「自分にとってのアートとは何か」を考え、感じることを目的に2011年からスタート。今回は様々な講師が登壇する全20講座が用意されている。 「つなぐ、みんなの“!”」をテーマに掲げる今回は、竹中平蔵(アカデミーヒルズ理事長、慶應義塾大学教授)と為末大によるオープニングトーク、エリイ(Chim↑Pom)と津田大介によるクロージングトークをはじめ、いとうせいこう、箭内道彦、谷尻誠、クライン・ダイサム・アーキテクツ、TEDxTokyo創設者のトッド・ポーター、川島小鳥、和合亮一、塩見有子(AITディレクター)、ロジャー・マクドナルド(AIT副ディレクター)、星野文紘、坂本大三郎らが講師陣に名を連ねている。参加申込は9月下旬から受
Saussure, Duchamp, Raymond Roussel ソシュールという構造主義の祖。 デュシャンという現代芸術の魔王。 ルーセルという孤高で無垢な文学者。 彼らアナグラムにかかわる天才たちはなぜ人生の一時期を沈黙して暮らし、 またその時必ずチェスをしていたのか。 二十年にもなろうという昔から、そのことが不思議でならなかった。 55ノートは、その謎を解くための、終わるとも思えない長い覚え書きである。 2004年12月21日から、デュシャンとハルバーシュタットのチェス本が翻訳されている。 http://ameblo.jp/seikoito/theme-10044220233.html ■55-1-1■55-1-2■55-1-3■55-1-4■55-1-5■55-1-6■55-1-7■55-1-8■55-1-9■55-1-10 ■55-1-11■55-1-12■55-1-13■5
Facebookを使うと、友達や同僚、同級生、仲間たちとつながりを深められます。ケータイ、スマートフォンからもアクセスできます。
雑誌『Olive』の「時代性」「共感性」に着目した新プロジェクト『Oliveプロジェクト』がスタートする。 1982年に創刊された雑誌『Olive』は、休刊までの約20年間にわたってファッションやカルチャーの情報を幅広く発信したライフスタイル誌。それまでの女性誌とは異なる新たなスタイルを提案し、読者は「Olive少女」と呼ばれた。 『Oliveプロジェクト』は、『Olive』と「元Olive少女」たちの持つ社会への意味を再考することを目的に、同誌を出版していたマガジンハウスが電通の協力のもとでスタートさせるもの。マガジンハウスが2015年に設立70周年を迎えることを記念した事業の1つとなる。 同プロジェクトでは、本日9月24日にFacebookページをオープン。今後、「今なぜオリーブか」といったテーマを掲げたイベントも開催する予定だ。さらに2015年3月には、雑誌『GINZA』の別冊付録と
コロナ禍四年目。5月以降は検温機を見かけなくなり、消毒液の設置もじわじわと減り、猛暑でマスクを外すようになった。渋谷や新宿は竹下通りや六本木のように観光客で溢れかえり、休日に都心へ足が向かわなくなった一年となった。 2023年は1月に移籍が決まり、4月からの新しい職場は片道100km(神奈川→東京→埼玉→千葉→茨城)の通勤に。それでも帰りにトーキョーに寄れるのは嬉しい。引っ越すつもりはなく、トーキョーの西側への愛が強まった一年。インフレのせいか、1500円以下で食事をするのが難しくなった。北千住はピンとこないが、下北沢まで戻るのは遠い。いろいろ試した結果、根津駅や東京駅あたりで落ち着いた。 今年の業績は以下の通り。 (1)学会や研究会での報告 ・「柏木博と日本の社会学:デザイン史、広告史、広告都市論」社会解釈学研究会、2023年2月11日 ・「計画的陳腐化とデジタル・メディアのデザイン」日
ここ数年、『少女と戦車』など軍事をテーマとした学園アニメが日本で流行している。その影響を受け、自衛隊にあこがれる若い女性が激増している。「環球時報」が伝えた。 日本の『週刊朝日』9月26日発売号によると、多くの日本の若い女性が戦車や戦闘機に興味を抱き、自衛隊を崇拝するようになり、中には自衛隊員に親しみがわいたと言う人もいる。8月に静岡県で行なわれた富士総合火力演習では、若い女性の見物者が約1割を占めた。これについて、アニメ評論家の黒瀬陽平氏は、「若い女性はアニメの影響を受けているだけで、自衛隊の『殺人兵器』という本質を理解していない」と述べ、若い女性に本質から自衛隊を理解し、盲目的に崇拝したり、不必要な感情を抱かないように注意を呼びかけた。
bijutsu.co.jp へアクセスいただきありがとうございます。 bijutsu.co.jp ドメインは現在、株式会社 美術出版エデュケーショナルが所有しております。 かつて存在した美術出版グループの情報については以下をご覧ください。 旧・美術出版ホールディングス 株式会社 美術出版ホールディングスは、現在は活動しておりません。 旧・美術出版社 株式会社 美術出版社は現在、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 株式会社のグループ会社として活動しております。詳しい情報は株式会社美術出版社のウェブサイトをご覧ください。 旧・美術出版ネットワークス 株式会社 美術出版ネットワークスは一部事業を株式会社 D2Cソリューションズへ譲渡し、現在は活動を休止しております。 旧・美術出版サービスセンター 2016年9月1日より株式会社 美術出版エデュケーショナルに商号を変更いたしました。旧美術出版グルー
ハル・フォスターによるリレーショナル・アート批判。ブリオーとオブリストの著作についての書評ではあるのだけれども、具体的な主張について指摘するというよりも、リレーショナル・アートの需要と受容について概観を述べたような文章。ロシア構成主義をはじめとしたアヴァンギャルドとの類似を指摘しつつも、リレーショナル・アートには、アヴァンギャルドが持っていたような反省や批評性が欠如しており、現状肯定的であることを批判している。むしろ、日常性や共同体、出会いといった要素がアートでこれほど特権化されている状況は、いまの社会が抱える諸問題に対する徴候なのではないか、と。 タイトルの「チャット・ルーム」という意味が実はあんまりよくわかってない。人と人の出会いという、リレーショナル・アートが最重要視する要素は、インターネット時代の賜物であるのだけれども、最後の方で述べているように、目的を欠いた出会いそのものをそのよ
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