家電量販店前に群がり、すれちがい通信を楽しむ人たち=9月、東京・秋葉原すれちがい通信を楽しむ子供たち=9月、和歌山市のバナナエフエムスタジオ 駅や家電量販店周辺に人だかりができ、各自が携帯型ゲーム機ソフト「ドラゴンクエスト」の画面を一心不乱にのぞき込む――。各地で時折見かける珍現象の理由は、同じゲームをしている人とすれ違うことでゲームで使う珍しい道具などを無線で入手できる新機能だ。現実世界での集客力を町おこしに生かそうとする動きも出ている。 金曜夕方の東京・秋葉原駅周辺。100人を超える人々が電器店前の一角にひしめく。スーツ姿の会社員、子連れの母親、リュックを背負った若者。一様に立ったまま携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の画面を見つめる。 人々の目的はスクウェア・エニックス(スクエニ)の人気ソフト「ドラクエ9」で採用された「すれちがい通信」だ。現実の世界で近くにいるゲーム機同士が無

