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Numberに関するMarHearのブックマーク (27)

  • ブンデスでも代表でも稀有な存在!?岡崎慎司、その強烈な個性の正体。(細江克弥)

    シュツットガルト移籍3シーズン目となる今季。9月末に左足親指を痛め戦列を離れたが、10月末には実戦に復帰。徐々に出場機会を増やしている。 W杯最終予選のオマーン戦終了から約1時間後、メルマガ「福西崇史の『考えるサッカー』」の取材のため福西氏に電話をかけた。その会話の終盤で話題になったのが、試合終了間際に岡崎慎司が挙げた決勝ゴールである。福西氏は「いや、最初はよく分からなくてさ」と切り出した――。 “遠藤にボールが当たる”という予測が生んだ岡崎のゴール。 「何度も巻き戻して、スローで再生しちゃったよ」 ――岡崎のゴールですか? 「そう。どういう判断をしてスタートを切ったのか、それから、どうしてあの位置に飛び込めたのかがリアルタイムではよく分からなかった」 ――どういうことですか? 「ほら、あのシーン、酒井高徳の突破に合わせて、まずはヤット(遠藤保仁)がニアに飛び込んだでしょ。で、ボールがヤッ

    ブンデスでも代表でも稀有な存在!?岡崎慎司、その強烈な個性の正体。(細江克弥)
  • 控え選手から主力打者へと前進中!ブルワーズ青木宣親の“日々是勝負”。(菊地慶剛)

    5月18日のツインズ戦で、フライを背走しながらフェンス手前で捕球してみせた青木宣親。このプレーを地元メディアはウィリー・メイズ氏が、かつてワールドシリーズで見せたプレー“ザ・キャッチ”の再現だと絶賛した。 ここ最近のメジャーリーグでの、日人野手に対する低評価をまざまざと思い知らされたのは、今年のストーブリーグでのことだ。 それは、日人選手のメジャー挑戦が始まった頃の野茂英雄氏らと同じ。年俸や待遇などの低評価を一切気にせず、とりあえずはメジャーの世界に飛び込む。そして、そこから自らの力で逆境を切り開いていくという“ゼロからのスタート”が求められる時期に来たということだ。 そのゼロからのスタートを受け入れた1人が、ブルワーズ入りした青木宣親選手だ。 ポスティング制度を利用してメジャー入りを目指し、ブルワーズとの独占交渉権を得たまでは良かった。だが、青木を必要として入札したはずのブルワーズは

    控え選手から主力打者へと前進中!ブルワーズ青木宣親の“日々是勝負”。(菊地慶剛)
  • W杯最終予選直前に改めて認識した、9カ月ぶり復帰の“本田効果”とは?(二宮寿朗)

    シーズンオフのためコンディション面が心配された欧州組の選手たちだったが、溌剌としたプレーを披露。宮市亮、酒井宏樹、高橋秀人(写真右)らA代表デビューを飾った新戦力もそれぞれの特長を発揮し、ザッケローニ監督の期待に応えた。 ザックジャパンにとって「田圭佑」という存在が、戦術的かつ精神的に、どれほど欠かせないピースであるかあらためて再認識させられた静岡の夜だった。 苦しんできたケガとの戦いを終えて約9カ月ぶりとなる代表戦。その圧倒的な存在感は「居なくて知る」よりも「居てこそ分かる」と言ったほうがいいだろうか。 アゼルバイジャンはFIFAランク109位といっても決して簡単な相手ではなかった。欧州で揉まれているチームであり、屈強な体の強さを押し出してくる守備に日がもっと手を焼いてもおかしくはなかった。突破口は中央でのせめぎ合い。指定席である4-2-3-1のトップ下に入った田が相手のプレッシャ

    W杯最終予選直前に改めて認識した、9カ月ぶり復帰の“本田効果”とは?(二宮寿朗)
  • 目指すは「日本のバルサ」!?川崎Fの“風間革命”に昂ぶる。(田邊雅之)

    久々に眠れないぐらい興奮した。 マンチェスター・シティが劇的な勝利で44年ぶりにプレミアに君臨したからでも、レアル・マドリーが勝ち点を100点台に乗せたからでもない。理由はもっと身近なところにある。 川崎フロンターレで風間八宏新監督がやろうとしているサッカーだ。 風間は「攻」と「守」の新たな捉え方を提示しようとしているだけでなく、自らの理念を実現するために斬新なアプローチもとっている。その試みの一端が結実し始めたのが、5月3日のジュビロ磐田戦だった。 等々力陸上競技場で行われたこの試合、前半、川崎は磐田に主導権を握られる。 特に右サイドでは押し込まれる場面が目立った。 理由としては川崎の右SB(田中裕介)が磐田の左MF(菅沼実)との1対1の勝負で負けていたことと、川崎のワンボランチ(稲潤一)に対するプレッシャーがきつかったことなどが挙げられる。田中や稲をカバーすべく、右のワイド(4-1

    目指すは「日本のバルサ」!?川崎Fの“風間革命”に昂ぶる。(田邊雅之)
  • 日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)

    日々自らの身体に鞭打つようにして激しいトレーニングを続けている古木克明。古木ファンならば……ツイッターの@furukiktakとフェイスブックをチェックすべし! プロ野球が開幕して1カ月。全国各地では今年も連日勝った負けたと、いつものペナントレースが繰り広げられているわけだが、ちょっと考えてみてほしい。我々は何か重要なことを忘れてしまってはいないだろうか。 古木。 そう、古木克明の続報がまるでないのである。 開幕熱も落ち着いた今日この頃、ここで筆者は声を大にして言いたい。数多のプロ野球関係者、そしてスポーツメディアに携わる方々、ファンの人たち、古木忘れていませんか! と。 昨年10月の記事で総合格闘家からの引退と、まさかのプロ野球界再挑戦をぶち上げた古木は、その後2度のトライアウトに挑み、神戸で1安打、千葉では3安打と十分な結果も残し、人曰く「100点」と、やれる手応えもつかんだ。 東山

    日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)
  • 風間フロンターレの不気味な動き。大敗の初采配で見えた変革の予兆。 (木崎伸也)

    就任してわずか4日間しか準備期間が無いまま臨んだ4月28日の対サンフレッチェ広島戦。風間八宏新監督は「短い(準備)時間だったが選手は(新しい指導法を)意識してやってくれていた」と強い手応えを感じているようだった。 これほどピッチの上が“非常識”に満ちた試合も珍しいだろう。 4月28日、川崎フロンターレの風間八宏新監督の初戦となった川崎対広島(1対4)では、Jリーグのセオリーからかけ離れた現象ばかりが目に飛び込んできた。 たとえば、風間監督が守備の綻びに対して、まったく“対症療法”を施さなかったことだ。 この日の広島は攻撃になると、佐藤寿人を頂点に選手5人を前線に張らせ、5トップのような陣形になっていた。川崎の4バックは中央に集まって守っているため、右サイドのミキッチと左サイドの山岸智が完全にフリーになる。風呂桶でたとえるなら、両ハジに大きな穴が空いているようなもの。水がじゃんじゃん漏れ出し

    風間フロンターレの不気味な動き。大敗の初采配で見えた変革の予兆。 (木崎伸也)
  • MLBとの親善試合で気づいた、統一球がメジャー球より飛ばない訳。(鷲田康)

    統一球導入元年となった昨季、93打点で自身初の打点王を獲得した新井。今季も深刻な「投高打低」が続くなか、選手会会長としてNPBと12球団に統一球の検証と見直しを求めた。 まず、最初にこのコラムをご覧になっている読者に、筆者の不明をお詫びして頭を下げなければならないと思っている。 開幕直前に掲載されたコラム「“飛ばない統一球”驚きの都市伝説。今季プロ野球は投高打低にならない!?」は、どうやら見当違いだったと言わざるを得ないようだ。 そのコラムでは、昨年の統一球導入で起こった投高打低現象の要因について、ボールの反発係数の低下だけではないのでは、と論じた。その裏付けとして、流体力学の専門家である福岡工大・溝田武人教授の「縫い目の高さや幅の変化から、統一球は同じ角度、速さで投手がリリースした場合、ベース板上では旧球に比べて4cm下を通る」という実験結果を紹介。打撃不振の一因は、打者たちがこの4cm

    MLBとの親善試合で気づいた、統一球がメジャー球より飛ばない訳。(鷲田康)
  • 「まだ本当の良さが出てない……」栗山監督が斎藤佑樹にこだわる背景。(中村計)

    昨シーズンの成績は、19試合に登板しての6勝6敗で防御率2.69だった。今季の斎藤佑樹に期待されているのは、昨季わずか一度で終わった「完投」だ。 最初、聞いたときは、ちょっと抵抗があった。 北海道ハムの監督、栗山英樹が斎藤佑樹を開幕投手に指名した件についてだ。競争で奪い取ったというよりは、「斎藤枠」のような気がしたのだ。 その「斎藤枠」の存在は、昨年のオールスターや、今年の侍ジャパンの選考でも感じたことだった。つまり、成績だけでなく、人気や期待といった要素も加味されて選ばれたのではないかという思いだ。 いや、事実はそうだろう。 斎藤の開幕を決断した栗山も、こう語っている。 「高校時代からずっと見てきたけど、まだ当の良さが出てない。追い込むほど力を発揮する。佑樹の潜在能力を引っ張り出すという使命感があった」 つまり、「期待」で選んだと白状しているわけだ。 斎藤が“持っている”期待値も含

    「まだ本当の良さが出てない……」栗山監督が斎藤佑樹にこだわる背景。(中村計)
  • 日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)

    津田敏一日ハム球団社長が菅野の指名権獲得を確認した瞬間。「スカウティングと育成で勝ち続けるのが、ウチのモットー」と胸を張った津田社長 当にそうだろうか。 先日のドラフト会議で、日ハムが東海大の菅野智之を先方に何の断りもなく指名したことについて、一部の関係者が「失礼だ」と憤慨しているという。 しかし、指名する場合、事前に監督等に連絡を入れるのは「礼儀」ではない。あくまで球界の単なる「慣習」だ。 どのような展開になるのかもわからないのに、指名するであろう選手にいちいち連絡を入れていたのではキリがない。おそらく今年も、何の連絡もないままに指名を受けた選手は菅野だけではないだろう。 そもそも日ハムでは、ドラフト当日まで、誰を指名するかを知っているのはGMを始めとするほんの数名の幹部だけだ。 日ハムのスカウト、岩井隆之が明かす。 「僕は横浜でもスカウトをしていたんですけど、日ハムにきてび

    日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)
  • ラミレスがラミレスでなくなった日。ファンに愛された選手が歩むべき道。(鷲田康)

    37歳になったラミレスだが、今季は来日以来11年連続で20塁打以上という外国人新記録を樹立。巨人との契約が切れる今オフの去就が注目される 巨人のアレックス・ラミレス外野手はいつも労を厭わずファンサービスに取り組んでいて、その姿勢には当に頭が下がる思いがしている。 心に残っている光景がある。 ヤクルトから巨人に移籍してきた2008年の宮崎キャンプ。その初日の出来事だった。 朝のアップが始まり、選手が続々とグラウンドに出てくる。スタンドのファンは思い思いの名前を呼んで声援を送っていた。 しかし、選手の中でその声に手を上げたり、声援の方を振り返って応える選手はほとんどいなかった。こういうケースで選手が反応すると、すかさずあちこちからまた声援が飛ぶ。それにいちいち反応していたらキリがない。だから選手たちも――これは巨人に限らないことだが――あまり積極的に応じることはないのが通例だったわけだ。

    ラミレスがラミレスでなくなった日。ファンに愛された選手が歩むべき道。(鷲田康)
  • 仙台が“第二の故郷”になった理由。楽天・山崎武司、涙の退団の経緯。(田口元義)

    10月10日の試合後、「山崎コール」が響き渡るなか、集まった大勢のファンを前に、山崎武司は涙ながらに別れの挨拶を行なった 涙の退団試合から数日後、山崎武司は噛みしめるように今の心境を話してくれた。 「今後の不安はね、全くないんだよ。でもやっぱり、楽天を、仙台を離れることに関しては未練たらたら、あははは!」 あの時は、仙台市民のみならず、プロ野球ファンの誰もが自分の目を、耳を疑った。 10月9日。楽天・山崎が退団を発表――。 突然の自由契約だった。 開幕当初は好調だったが、6月の試合で右手薬指を剥離骨折し戦線を離脱。約1カ月半で現場に復帰したものの、以前から不安を抱えていた下半身の不調もあり成績は下降していく。東日大震災からちょうど半年となる9月11日のゲームで逆転アーチを描いたが、次戦以降は39打数1安打と低迷。そして30日、山崎の名はスタメンから消えた。 自由契約の理由は「チームの若返

    仙台が“第二の故郷”になった理由。楽天・山崎武司、涙の退団の経緯。(田口元義)
  • 「オレには野球しかない!!」古木克明、球界再挑戦の真相を告白。(村瀬秀信)

    千葉県・君津にある市民球団「かずさマジック」の下で練習に励む古木克明。かずさマジックは、新日鐵君津硬式野球部の流れを継ぐ名門社会人チームである バカだねぇ。ほんとうにバカだよねぇ……。 10月10日。起きぬけのパソコンの前で何度同じことを呟いただろうか。 視界の先にある日刊スポーツのニュースサイトには、こんな文字があった。 “元横浜古木、総合格闘家引退し球界再挑戦” 意味がわからない。ほっぺたをつねるなんてマンガみたいなことを生まれて初めてやった。痛い。理性が平衡感覚を取り戻そうとしているのか「バカだねぇ」という言葉が止まらない。笑いも止まらない。最後には涙まで止まらなくなった。 なんだこれ。プロ野球を引退して一大決心で格闘家に転身して周囲を唖然とさせたかと思えば、またプロ野球に復帰って……いや、やるだろう。何故ってこれが古木じゃないか。 「現実はそんなに甘くない」 「2年前にどこも獲らな

    「オレには野球しかない!!」古木克明、球界再挑戦の真相を告白。(村瀬秀信)
  • 離脱者続出のヤクルトを一場が救う!プロ野球人生を懸けた最後の戦い。(田口元義)

    敗戦処理での登板ではある。しかし、一場靖弘にとっては、1点リードで迎えた最終回のマウンドを託されるのと同じくらいの緊張感があったはずだ。 ヤクルト12連戦の初戦となる10月4日の阪神戦。2対9と7点ビハインドの7回、一場は5番手として、今季4試合目となるマウンドに上がった。 成長。彼の投球内容を語るとすれば、このひと言に尽きる。 7回を三者凡退に打ち取って迎えた8回。先頭の鳥谷敬に四球を与えはしたが、続く4番・新井貴浩をショート併殺打に仕留めるなど、この回も無難に3人で抑えた。 昨年までの一場なら、きっと鳥谷に四球を出した時点で崩れていただろう。だが、この日は違っていた。いや、このシーズンは違っていたと言ったほうが正しい。 「今年がダメなら……という気持ちも正直ありましたけど、今はこうやって一軍で投げさせてもらえているので結果を残すだけです」 背水の陣となる7年目。一場はセットアッパーとな

    離脱者続出のヤクルトを一場が救う!プロ野球人生を懸けた最後の戦い。(田口元義)
  • 大震災とプロ野球。ある首位打者が辿った険しい道。(中村計)

    星野監督から楽天の初代キャプテンとして活躍を期待されていた鉄平。「神風ワンダーボーイ」は復活できるか? 稀代のヒットメーカー、楽天の鉄平が今季、長いスランプに陥った。 その理由を考えたとき、シーズン前、鉄平が話していたこんなセリフが真っ先に思い浮かんだ。 「横浜で『楽天の選手だ』って言われるのはビッグネームの人だけですよ。それ以外はそうそう気づかれない」 東日大震災の5日後、楽天の選手たちは横浜から名古屋へ移動するために大阪方面行きの新幹線に飛び乗った。が、満席で選手たちの多くはデッキで立っていたというので、騒がれませんでしたか、と尋ねたときのことだ。 「今は野球をしているときではないんじゃないか」 念のために言っておくが、鉄平は'09年のパ・リーグの首位打者である。 見栄を張って嘘をつく必要もないが、そこまで正直に自分の全国的な知名度の低さを暴露しなくともいいのにと思ったものだ。 震災

    大震災とプロ野球。ある首位打者が辿った険しい道。(中村計)
  • <ウッチーの超・戦術講座> 内田篤人 「ドルトムント&バイエルン攻略法」(ミムラユウスケ)

    ブンデスを代表する2強と対等に戦うには? 昨季王者の強さを体感し、常勝軍団のエース格を 封じた“経験者”が独特の感覚で持論を展開する。 高いところに登った者にしか語れないことがある。 世界最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグのベスト4に到達した唯一の日人であり、ドイツカップでは優勝。さらに、序盤戦は怪我で出遅れたにもかかわらず、昨シーズンのブンデスリーガでは、日人最多の26試合に出場した。 内田篤人は、最終ラインの右サイドからどんな景色を見てきたのか。今季の優勝候補の2チームと、自身のクラブについて、どんなイメージを抱いているのだろうか。 ――まず、聞きたいのはライバル・ドルトムントの特徴について。優勝するためには避けて通れない相手。どんな印象を? 「ゴール裏だよ(笑)」 ――2万5000人が詰め込まれた彼らのスタジアムのゴール裏。インパクトが強い? 「雰囲気スゲーって思った。対戦し

    <ウッチーの超・戦術講座> 内田篤人 「ドルトムント&バイエルン攻略法」(ミムラユウスケ)
  • “ホームランバッター版のイチロー”中村剛也が56本塁打を実現する日。(中村計)

    大阪桐蔭高時代は1学年下にいた西岡剛より足が速いと言われ、走塁センスも打撃以上に優れていたという中村剛也。昨季は、頬骨骨折や右肘の遊離軟骨除去手術なども経験し、満足な形でのプレーができず、成績を残せなかった 中村剛也のすごさは、要は、ホームランバッター版の「イチロー」なのだと理解すればわかりやすいかもしれない。 大阪桐蔭時代の監督で、中田翔の恩師でもある西谷浩一は、中村をこう評する。 「中村は高校時代に80以上、ホームランを打っていますけど、僕の中では、パワーヒッターというよりはテクニシャンなんです。あんなに柔らかいバッター、見たことがないですもん。だから『一発屋さん』みたいに見られるの、僕はすごく嫌なんです。高校時代は三振なんて、ほとんどしたことなかったですから。それが今は、あんな空振りするんや……って。中田が40打って、200三振というのならわかる。でも中村は、選球眼もいいし、もと

    “ホームランバッター版のイチロー”中村剛也が56本塁打を実現する日。(中村計)
  • 笑顔で世界の頂点に立ったなでしこ。最強アメリカを倒した“折れない心”。 - Number Web : ナンバー

    ワールドカップトロフィーを高々と掲げ、喜びを爆発させる澤穂希らなでしこジャパンの選手たち。澤を中心としながらも、毎試合ごとに新しいヒロインが現れた、文字通りチーム一丸となって掴んだ栄光だった 「もしも優勝したら泣きますか?」 準決勝翌日つまり決勝の3日前、そう尋ねられた指揮官佐々木則夫の回答が面白く、かつ印象的だった。 「いやー泣かないでしょう。もしもU-20の若いチームが優勝したんだったら分からないけれど、僕はなでしこたちの強さを知っているから、まあ泣かないと思う」 「女性のことを強いなんて言ってはいけないか……」などと笑いながら付け加え、茶化してみせはしたが、彼女らとともに佐々木が積み重ねてきた日々の重みと信頼関係が窺えた気がした。 なでしこが世界の頂点に立った。それも、アメリカを相手に、2度のリードを許しながら、延長まで持ち込みPK戦で下すという、離れ業の末にだ。 アメリカは、世界ラ

    笑顔で世界の頂点に立ったなでしこ。最強アメリカを倒した“折れない心”。 - Number Web : ナンバー
  • アタッカー全盛の今だからこそ!!“現代的パッサー”遠藤保仁の再評価。(木崎伸也)

    運動量が豊富で、攻守において貢献度が高く、Jリーグベストイレブンに2003年から8年連続で選ばれ続けている サッカー観戦の方法のひとつに、ずっと1人の選手を目で追い続けるというやり方がある。そうすると決定的なシーンを見逃してしまう可能性はあるが、ボールを追っていたらわからないような選手のすごさが浮かび上がってくる。 今のJリーグにおいて、その観戦法が最もふさわしいのが、ガンバ大阪の遠藤保仁だろう。 ワンタッチのパスといったシンプルなプレーが多いため派手さはないが、何気ないプレーで試合の流れを大きく変えていることが多々ある。 今回はその中から特に、3つのプレーに注目したい。 30m先の相手にサイドキックでパスを通す正確無比なテクニック。 1つ目は「ロングレンジの高速サイドキック」だ。 サイドキックというのは他のキックに比べて正確さはある反面、パススピードが出づらく、射程距離が短くなりやすいと

    アタッカー全盛の今だからこそ!!“現代的パッサー”遠藤保仁の再評価。(木崎伸也)
  • 一戦必勝体制の横浜ベイの救世主?心を入れ替えて復活した吉村裕基。(村瀬秀信)

    5月8日の阪神戦でサヨナラホームランを放ち、でんぐり返しでホームインした吉村。チームの雰囲気も明るくなった今季。吉村の無邪気で輝くような笑顔も復活している 見た目は同じようでも、やっぱりいろいろ違う。 そんなことをベイスターズの4連勝を見て改めて思った。 24試合10勝13敗1分。借金生活は相変わらずなのだが、昨年までは一度沈めば海の底の底、一度も浮上せず水深、もとい負け数100近くまで落ち込んでいたところが今季は一度沈んでからの最下位脱出。昨年まで深海に棲息する変色ヒトデだったホッシーが、いまはお空に輝くお星さま、というのと同じ。見た目は同じようでもエライ違う。 パカスカ打たれまくる。エラーや落球もする。だが、今年のチームは初っ端から出し惜しみなしのフルスロットル。5月10日の巨人戦、6回で7-1という大量リードの試合でも加賀(16試合登板)、真田(11試合)、江尻(17試合)を惜しみな

    一戦必勝体制の横浜ベイの救世主?心を入れ替えて復活した吉村裕基。(村瀬秀信)
    MarHear
    MarHear 2011/05/11
    横浜ファンじゃないけど泣けた
  • 「諦めないよ」と内田に微笑んだ長友。CL前王者インテルがホームで5失点!!(弓削高志)

    「日の皆さんに、僕らの気持ちは絶対に伝わると思っていたので、必死に戦いました」(長友)。「チャンピオンズリーグでの日人対決は初めてになるのかな? 今後、次から次へと日人選手は出てくると思うんで……」(内田) 「おつかれっス!」 試合後、ミックスゾーンに現れた長友佑都はひときわ陽気な声で、すでに報道陣へ応対していた内田篤人の首を抱え込んだ。快活な笑顔の長友と飄々とした内田。2人の表情だけを見て、どちらが勝者か判断するのは難しかった。 欧州の頂を目指すチャンピオンズリーグ。セミファイナル行きをかけての第1戦、2人の日本代表が殿堂サン・シーロで相まみえた。試合開始27秒、ホームのインテルが先制点を奪ったとき、誰がその後の展開を予想できただろうか。 前年王者インテルは、2対5でシャルケを相手に壊滅的な敗北を喫した。 完敗したミラノ・ダービーの汚名をそそぐはずだったが……。 そもそもこの試合に

    「諦めないよ」と内田に微笑んだ長友。CL前王者インテルがホームで5失点!!(弓削高志)