学習するデータがあれば、AIはどんどんお利口になっていきます。そして、米Amazonにはユーザーがサービス上に残していく膨大な(AIが学習に使える)データがあります。 しかもAWS(Amazon Web Services)という人に売るほどのクラウドサービス(AWSは最初は社内で使っていたものを便利だからと売り始めたもの)があり、米国のクラウドインフラ市場ではトップシェアを独走しているとあって、自社のサービスでAIを採用しない手はありません。 そんなAmazon社内ではAI活用がどれくらい進んでいるのでしょう。米Bloombergが6月13日(現地時間)、「Amazonの賢いマシンが倉庫から本社に侵攻中」というちょっとセンセーショナルなタイトルの記事を掲載しました。 Amazonが倉庫でロボットを使っていることは有名なのでこんなタイトルになったようですが、本来AIは肉体労働よりも頭を使う仕