Amazonの書籍販売においては、「なか見!検索」プログラムがある。これは出版社の意向で内容が少し見られるもので、おもて表紙、前袖、目次、著作権、後袖、裏表紙、内容として序章や1章の始めの部分などを読むことができる。これが、販売にどれくらい効果があるのかは不明だが、消費者にとっては購入する上での判断材料となることもある。 書籍販売において、このサービスよりも強力なサービスが始まったようだ。2007年6月8日付の日経産業新聞2面には、Yahoo!ブックスの全ページ閲覧の記事が掲載されている。書籍販売前の2週間において、PDFで全文が読めるとしている。印刷はできないが、書店での「立ち読み効果」を期待している。また、読んだ人のログを分析して販促やマーケティングに活かすらしい。 果たしてどれくらいの効果を発揮するのか。この「立ち読み効果」の結果は出版社業界において、きっと気になる新たなサービスでも