マルクスは1846年の討議で数年前まで「ワイトリングの天才的な諸著作」と激賞していた叩き上げの闘士をこう批判 マルクスと批判者群像 (平凡社ライブラリー) 作者: 良知力出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/02/01メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (10件) を見る あなたはドイツで共産主義的プロパガンダを騒々しくおこない、多くの労働者をそこにひきこんで、あげくのはてに彼らの職や生活をうばった。 (略) 人民にはなによりその行動の確固たる基盤をあたえることが必要なのだ。それもなしに、人民を扇動するなど、欺瞞にひとしい。人の心にいたずらに幻想的な希望を呼び起こしたところで、困っている人間を救うどころか破滅させるだけだ。とくにドイツでは、厳密な科学的思想や具体的な教義ももたずに労働者に働きかけるのは、むなしいプロパガンダ遊びと同じことだ。そこでは熱狂した使