植物のDNAをデザインするウェブアプリ「PromoterCAD」を開発 -効率的なバイオマス生産に貢献できるツールとして期待- ポイント PromoterCADは遺伝子発現を制御する人工プロモーターを設計できる世界初のアプリ ユーザーインターフェースの整備により誰でも簡単にプロモーターデザインを実現 植物や動物への拡張にも対応し、多様な生物種の合成生物学研究への展開も期待 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、既存のマイクロアレイ[1]などの生命科学データベースを活用して、植物の遺伝子発現を制御するDNA配列(プロモーター)を人工的に設計するウェブアプリ「PromoterCAD(プロモーターキャド)」を開発しました。これは、理研環境資源科学研究センター(篠崎一雄センター長)バイオマス工学連携部門 合成ゲノミクス研究チームの松井南チームリーダーらと理研情報基盤センター(姫野龍太郎セン