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利益相反に関するMochimasaのブックマーク (2)

  • [PDF]科学の不正と利益相反

    総 説 総 説 日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)130,275∼280(2007) 科学の不正と利益相反 唐木 英明 要 約:知識人の趣味であった科学が,19 世紀以後, 社会の問題解決という目的を持つようになり,研究者 の数が増えて科学者集団が生まれ,集団内の成功が社 会における成功につながった.これは必然的に科学の 不正につながり,その社会的影響が無視できなくなっ た.これに加えて,国立大学の法人化と産学連携の推 進により,これまでは主に企業研究者の問題であった 利益相反も多くの研究者の問題になりつつある.不正 の発見はピアレビューと追試による検証で行われるが, ピアレビューは性善説に準拠するために,意図的な不 正を見抜く力はない.また検証はその結果が出るまで には長い時間がかかり,その間に他の研究者や社会が 損失を被ることがある.内部告発も有効ではあるが

  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕続・アメリカ医療の光と影(29)(李啓充)】 (第2562号 2003年12月1日)

    〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第29回 神の委員会(10) 株式会社病院の参入 李 啓充 医師/作家(在ボストン) (2560号よりつづく) 【前回までのあらすじ】 1982年12月,ユタ大学のデブリースは,完全置換型人工心臓をヒトに埋め込む,世界初の手術を行なった。 世界初の人工心臓置換手術の評価 第1号症例バーニー・クラークの死後,ユタ大学の人工心臓治験に対する評価は,全肯定するものと全否定するものとの両極端に分かれた。肯定派は,「今までに人類がなしたもっとも勇敢な実験。初めからすべてがうまくいくはずがないし,科学の進歩に犠牲はつきもの」としたが,否定派は,「術後のクォリティ・オブ・ライフということを考えれば実験は完全な失敗だったし,仮に成功していたとしても莫大なコストを考えると実用性はない」と,拒絶反応ともいうべき反応を示したのだった。 治験を管轄する立場にあるユタ大学の学内委員

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕続・アメリカ医療の光と影(29)(李啓充)】 (第2562号 2003年12月1日)
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