「団塊の星」オースミレパード、命拾いして高知で余生2008年11月18日印刷ソーシャルブックマーク オースミレパードと浜脇敬弘さん=高知県須崎市浦ノ内山あいに作られた土佐黒潮牧場=高知県須崎市浦ノ内 最高齢出走・勝利記録を打ち立て、「団塊の星」として活躍した競走馬「オースミレパード」(17歳、オス)が高知県で静かに暮らしている。昨年11月、長年のレースの疲れで脚をけがして引退。殺処分寸前のところを、牧場の経営者に救われてもうすぐ1年、今では走ることができるまでに回復した。 高知県須崎市の山あいにある土佐黒潮牧場には、引退した11歳から23歳までの元競走馬11頭が余生を送る。人間で言う還暦を過ぎたオースミレパードもここではまだ「男盛り」。エサを入れる飼い葉おけを度々ひっくり返すほどの元気の良さだ。 オースミレパードは91年4月生まれ。中央競馬46戦で6勝を挙げた。98年に高知競馬に移籍した後