薔薇の季節が真っ盛り大学の教職員の部屋が並ぶ一角に、給湯室兼非常勤講師控え室があって、そこにはサモワールとお茶がいつも用意されています。 私は日本語学科の部屋にいることがほとんどで、お茶を飲みたいと思うたびにそこへ出るのも面倒で、学科室に用意された小さなポットに給湯室でもらったお湯と、これは学科室に用意されているお茶の葉で飲むのですが。 (給湯室の写真がないのでチャイハーネのサモワールを代理に) 先日、サモワールからお湯をポットに移しながらしみじみサモワールを眺めていて気がつきました。 三つあるサモワールには、それぞれメーカーの名前かサモワールの名前かよく分かりませんが、名前のプレートがついています。 その一つ、「Forutan=謙譲」にちょっと微妙な気分になってしまいました。日本で、たとえばポットに「謙譲」という名前がついていたらどんなかなあと思ってしまったのです。 サモワー