2023年8月24日のブックマーク (1件)

  • 転売ヤーと「安いことが正義」という価値観と名誉の価格

    社会には「良いものを安く売ることが良いことだ」ということを美徳だと感じている人たちが多いと思う。 しかし良いものを安く売ることは、その良さを減じている。良いものとは高いのである。良質なものは珍しいことが多く、手に入らないから高いのだ。 良いものを作り安く売ることで、作り手には何が入るのか。名誉である。 良いものを安く売ることで「あの人はいい人だ」「できた人だ」「立派な人だ」という称賛を浴びることができる。 逆に、買い手はその安さのかわりに称賛を売っているのだ。 もし良いものが価格に十分見合ったものだったらどうだろう。買い手は「こんなものか」「そういうものだろう」「なぜ感謝しなければならない」「正当な対価である」と感じるのだ。称賛などしない。 「良いものなのに安くする」というのは、自信の無さの裏返しである。高い値をつけたときの罵倒に耐えきれないから、その自信の無さが値段に出るのだ。 「で

    転売ヤーと「安いことが正義」という価値観と名誉の価格
    Muucho
    Muucho 2023/08/24
    最初から価格を転売屋価格にするとそもそも需要が減るので買い占めが容易になり転売の抑制にはならない。行きつくところはワンオフ一点物の美術品相当で価格は青天井。