ちょっとしたビジネス系の新書を読んでいた。やはりビジネス関係の本は、「競争/生存競争」、「勝ち負け」、「生き残り」、「サバイバル/サバイブ」みたいな言葉、考え方が当たり前のように沢山出て来る。その部分では違和があるし、同感できないけど、それはそれとして内容は面白かった。次の仕事を考える上で役に立ちそうな部分も多々あった。 「生存競争」、あるいは「適者生存」といえばダーウィン。 ダーウィンについて少し考えてみた。ダーウィンによれば生物の進化は 1)行き当たりばったり、偶然まかせにおこる遺伝子の「突然変異」の部分と 2)突然変異で現れた様々な個体が与えられた環境に適応出来たり、出来なかったりで起こる「自然淘汰」の部分 の2つで説明される(私が理解している範囲で大雑把に言えば)。 で、なんとなくこの考え方の2)の「自然淘汰」の部分の考え方が、人間社会を語るときにも、標準的な考え方として世の中では