ブックマーク / www.asahi.com (267)

  • (科学の扉)湖に年代の「ものさし」 7万年刻む、奇跡の「年縞」/考古学を下支え:朝日新聞デジタル

    長い年月の間に湖や海の底に堆積(たいせき)した層が描くしま模様「年縞(ねんこう)」。福井県の名勝「三方五湖(みかたごこ)」のひとつ「水月湖(すいげつこ)」の年縞は、乱れが無いことから地質学や考古学で年代を測定する世界標準の「ものさし」となった。研究者から「奇跡の湖」と呼ばれている。 三方五湖の…

    (科学の扉)湖に年代の「ものさし」 7万年刻む、奇跡の「年縞」/考古学を下支え:朝日新聞デジタル
    NATROM
    NATROM 2018/12/03
    過去に解説記事を書いています(湖底に刻まれた過去 http://natrom.sakura.ne.jp/suigetsu.html )。18年前だよ…。
  • 子宮頸がん、ウイルス検査推奨へ がんセンターが更新案:朝日新聞デジタル

    国立がん研究センターは14日、子宮頸(けい)がん検診ガイドラインの更新版の案を公表した。市区町村が実施する検診に、すでに導入されている「細胞診」に加え、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかを調べる「HPV検査」を初めて推奨した。 HPV検査は、子宮頸部にウイルスのDNAがあるかを調べる方法。子宮頸部の細胞の異常を調べる細胞診よりもがんになる可能性のある「前がん病変」状態を見つけやすいとされる。がんになるのはHPV感染者の一部のため、疑い例が増えて混乱するという懸念もある。 案では、HPV検査単独のほ…

    子宮頸がん、ウイルス検査推奨へ がんセンターが更新案:朝日新聞デジタル
    NATROM
    NATROM 2018/11/15
    「子宮頸がん、ウイルス検査推奨へ がんセンターが更新案」。日本でも子宮頸がん検診としてのHPV検査の導入を検討。30~60歳を対象。現行制度は20歳以上に子宮頸部の細胞診。
  • 東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず?:朝日新聞デジタル 2018年11月9日

    学校法人・東洋英和女学院(東京都港区)が、学界や論壇で受賞を重ねる深井智朗(ともあき)院長の著書に「研究活動上の不正行為の疑いがある」として、学内調査委員会を設置することが9日わかった。深井氏が引用した神学者の論文の存在が確認できていないという。 問題の著書は「ヴァイマールの聖なる政治的精神――ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム」(岩波書店、2012年刊行)。4ページにわたり、「カール・レーフラー」という名の神学者が書いたとされる論文「今日の神学にとってのニーチェ」に基づいて論考が展開されているが、当の論文の書誌情報は示されていなかった。 これに対し、北海学園大の小柳敦史准教授(ドイツキリスト教思想史)が3月、日基督教学会を経由し、公開質問状を送った。「暫定的」とする回答が深井氏から学会に届いたのは7月2日で、9月25日付の学会誌「日の神学」にあわせて掲載された。 それによる

    東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず?:朝日新聞デジタル 2018年11月9日
    NATROM
    NATROM 2018/11/10
    検証するほうはとてもたいへんなんだよ。そうそう、sivadさんがおっしゃっていた「MCSの本物の性質が認識されている公式な報告書」って、まだ見つからないんだよね…( http://natrom.hatenablog.com/entry/20150220/p1 )。
  • 効かない風邪への「抗菌薬」3割が希望 耐性菌増の恐れ:朝日新聞デジタル

    かぜで医療機関を受診したときに約3割の人が抗菌薬(抗生物質)の処方を望んでいる――。国立国際医療研究センター病院(東京)の調査で、こんな結果が出た。抗菌薬はウイルス性のかぜには効かず、誤って多用すると、薬が効かない「耐性菌」を増やす恐れがある。このため、国は適正使用を呼びかけている。 調査は8~9月にインターネットで実施した。昨年に続き2回目で、今回は10~60代の男女721人が答えた。 かぜで受診した際に希望する薬を複数回答で聞くと、せき止め62%、解熱剤60%など症状を和らげる薬が多い。その一方で、「抗菌薬・抗生物質」が30%いた。抗菌薬は、肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりするが、ウイルスが原因で発症するかぜやインフルエンザには効かない。 抗菌薬が有効と思う病気を複…

    効かない風邪への「抗菌薬」3割が希望 耐性菌増の恐れ:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/11/02
    風邪には抗菌薬は効きません。何度も繰り返して言い続ける必要があるんでしょう。
  • 兵庫のクリニック、承認外の再生医療 韓国人ら500人:朝日新聞デジタル

    兵庫県伊丹市の「第2西原クリニック」が、国に提出した計画で承認されていない病気の患者に対して再生医療を行ったと指摘されていたことが分かった。健康被害は出ていないという。 指摘を行ったのは、国が認定した審査委員会で、クリニックは計画にない治療を中止した。 クリニックによると、患者人の脂肪から取り出した「幹細胞」を注射する再生医療を2015年から実施。計画では、自己免疫疾患としてアトピー性皮膚炎などの6種類の病気を挙げるほか、変形性ひざ関節症なども対象にしていた。治療を受けたのはほとんどが韓国人で、費用は1人60万円という。 委員会は昨年末、「自己免疫…

    兵庫のクリニック、承認外の再生医療 韓国人ら500人:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/10/15
    クリニックレベルでの幹細胞移植。
  • がん患者は「働かなければいい」発言の議員、政務官就任:朝日新聞デジタル

    安倍内閣は4日の臨時閣議で新たな副大臣・政務官を決めた。自民党総裁選で石破茂・元幹事長の支持を表明した議員から3人を起用。女性副大臣は2人から5人に増やした。 総裁選で石破氏支持を表明した議員からは、無派閥の橘慶一郎衆院議員を復興副大臣に充て、政務官には石破派から2人を起用した。昨秋発足の第4次安倍内閣では、同派からの起用は政務官1人のみだった。 総裁選で石破氏は、地方票の45%にあたる181票を獲得。党内では善戦と受け止められていた。石破派の舞立昇治内閣府政務官は記者団に「何派はともかくとして、総裁選が終わったので全力で支えていく」とノーサイドを強調した。 女性登用に腐心した様子もうかがえる。女性閣僚は片山さつき地方創生相のみで、野党からは「女性活躍とあれだけ言っていながら1人では国民にも世界にも説明がつかない」(共産党の志位和夫委員長)など批判の声が上がっていた。 だが、副大臣には永岡

    がん患者は「働かなければいい」発言の議員、政務官就任:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/10/07
    ある意味人材豊富ですな。
  • MRIでがん検診 「被ばくしない」と人気、受診9倍に:朝日新聞デジタル

    静岡県・焼津市立総合病院のMRI(磁気共鳴画像法)を使った全身がん検診「DWIBS(ドゥイブス)法」が今月から、市へのふるさと納税の返礼品になった。市が昨年、総合がん検診の受け付けを始めたところ、受診数は1年間で約9倍に。「被ばくしない」がん検診と県外からの人気も高いという。 同病院の検査技師が既存のMRI装置で全身画像を撮影できる専用の天板を開発し、2016年度からがん患者の画像診断や再発検診を実施。昨年から一般検診に用途を広げ、受診数は16年度の54件から17年度は486件に伸びた。18年度も7月末までで200件を超えた。総合がん検診はDWIBS法と血液検査(腫瘍(しゅよう)マーカー)5項目のセットで4万8600円。 同じがん検診であるPET(陽電子放射断層撮影)は放射性の試薬を用いる。「がん検診のために被ばくして、がんの原因をつくりたくない」とインターネットなどで検索し、DWIBS法

    MRIでがん検診 「被ばくしない」と人気、受診9倍に:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/09/06
    お勧めしない。受けるなら、有効である証拠がまだないことや検診には潜在的に不利益があることを理解した上で。検診を提供する側も、きちんと説明しなければならない。
  • 遊郭あった吉原、街全景の写真発見 全焼前の明治に撮影:朝日新聞デジタル

    江戸最大の遊郭があった吉原(東京都台東区)の全景を収めた1枚の写真がみつかった。明治時代半ばごろに撮影されたとみられ、専門家は、1911(明治44)年に全焼する前の吉原の街の全貌(ぜんぼう)をとらえた貴重な写真として注目する。 縦10・2センチ、横14・6センチ。絵はがきの前身としてつくられた鶏卵紙を使った写真だ。今年6月、インターネットのオークションに出品されていたのを、都内在住の収集家、浅田正春さんが入手した。 台紙の裏面には、「東都吉原」「浅草公園地早取写真師」「江崎礼二製」などと記されていた。1883年に乾板写真の撮影に成功し「早撮りの江崎」と言われた著名な写真師の江崎礼二が、浅草寺の近くに1890(明治23)年に開業した12階建ての凌雲閣(りょううんかく)の展望台から撮影したとみられる。 写真の手前には、明治維新まで羽後荘藩主だった六郷家の下屋敷や蓮田、田畑がみられ、その奥に吉

    遊郭あった吉原、街全景の写真発見 全焼前の明治に撮影:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/07/28
    講談の『雨夜の裏田圃』で、吉原の近くの田んぼで人殺しをする場面がある。吉原の明かりは見えるが周りには人っ子一人いない。明治でこれだから江戸時代はもっと寂しいところだったんだろう。
  • (悩みのるつぼ)ある政治家のせいで情報に疎い:朝日新聞デジタル

    相談者 男性 40代 私は、ある有力政治家のことを、生理的に拒否反応を示すほど受け入れられません。 彼の打ち出す政策が相いれないという理由はあるのですが、何というか、学生時代の「全く話の合わないクラスメート」のような感じがしています。 そういうクラスメートに対しては、自分の気分が悪くならな…

    (悩みのるつぼ)ある政治家のせいで情報に疎い:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/07/07
    「具体的には、彼が画面に映ると、私は瞬時にテレビを消します」。ヤン提督だ。
  • 抗菌薬でウイルス抵抗性アップ? マウスで:朝日新聞デジタル

    細菌感染にしか効かないはずの抗生物質でウイルスへの抵抗性アップ――。米エール大学の岩崎明子教授らがマウスで実験したところ、こんな結果が出た。英科学誌ネイチャーマイクロバイオロジーに発表した。 研究チームは、大腸菌などによる感染症に効くアミノグリコシド系抗生物質をマウスの鼻などに滴下した。免疫系の「見張り役」である樹状細胞が、ウイルス全般への抵抗性を高める情報伝達物質インターフェロンを出すことを確認。インフルエンザやヘルペスなどのウイルスへの抵抗性が短期的に高まったという。 詳しいメカニズムは分かっていないが、アミノグリコシドにより、樹状細胞でウイルスなどのRNA(リボ核酸)の認識センサーとして働く「TLR3」が活性化したとみられるという。 抗生物質を誤って多用すると薬が効かない「耐性菌」を増やす恐れもあるが、岩崎教授らは、今回新たに発見した作用を応用することで、ウイルスへの抵抗性を高める新

    抗菌薬でウイルス抵抗性アップ? マウスで:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/04/19
    抗菌薬の中に抗菌活性以外の経路で免疫に影響を及ぼす薬剤があることは昔から知られてた。マクロライド系が有名[ http://medical.radionikkei.jp/medical/abbott/final/pdf/050422.pdf ]。
  • 橋田寿賀子さん「安楽死、もうあきらめました」:朝日新聞デジタル

    渡る世間と安楽死:1 『おしん』『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ、国民的なテレビドラマを手がけてきた脚家・橋田寿賀子さん(92)は2016年、雑誌インタビューで「認知症になったり、身体が動かなくなったりしたら、安楽死したい」と発言し、大きな反響を呼びました。GLOBE1月号で安楽死を合法化しているオランダを取材した太田啓之記者(53)が、橋田さんにインタビュー。その1回目は、「日人が求める安楽死のあり方」についてです。 ◇ 記者 橋田さんの安楽死に関する発言や著書『安楽死で死なせて下さい』にあれだけの反響があったというのは、とりもなおさず、高齢になった時の「死に方」について色々と考えている日人が多いということだと思うんです。 橋田 私には、家族も心を残した人もいませんから、寝たきりになったり、重度の認知症になったりして、人に迷惑をかけてまで生きていきたくない。ただ単純にそれだけです。

    橋田寿賀子さん「安楽死、もうあきらめました」:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/03/07
    「現実問題として、日本で安楽死は難しそうだから、今は専門の在宅医にお願いして、安楽死に近い尊厳死をさせていただきたいと思っています」。おそらくこれが最適解。
  • 風邪に抗生物質、使わない病院に報酬 耐性菌の抑止策:朝日新聞デジタル

    厚生労働省は誤った使い方によって薬が効かなくなる「耐性菌」の広がりを抑えるため、医師が乳幼児の風邪や下痢に抗生物質を使わずに適切な説明をすれば、医療機関に報酬を支払う新たな仕組みを設ける。4月からの診療報酬改定に盛り込む。 国内でよく使われている抗生物質には、セファロスポリン系のフロモックスやフルオロキノロン系のクラビット、マクロライド系のクラリスなどがある。肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりするが、ウイルス性の風邪やインフルエンザには効かない。耐性菌は人の体内や環境中に一定数存在する。抗生物質を使って他の菌を死滅させても、耐性菌は生き残り増えてしまう。 厚労省によると、2015年に全国の病院で見つかった黄色ブドウ球菌の48・5%が耐性菌だった。厚労省はこの割合を20年に20%以下とする目標を掲げ、17年には抗生物質適正使用の手引を作った。軽症の風邪や下痢に使わず、細菌感

    風邪に抗生物質、使わない病院に報酬 耐性菌の抑止策:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/02/18
    みなさんいろいろおっしゃりたいのはわかるけど、こうした制度があると患者さんのご理解が得やすいという面もあるのです。
  • 1回飲むだけのインフル新薬、5月に発売へ:朝日新聞デジタル

    1回飲むだけの新たなインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が5月にも発売される見通しになった。ウイルスの増殖を抑えるこれまでになかったタイプ。塩野義製薬が開発した。従来の薬に耐性を持ち、効きにくくなった人にも効果が期待される。 厚生労働省の部会が2日、製造販売を了承した。順調にいけば3月に承認され、5月にも薬価が決まり発売される。 A型、B型のインフルエンザウイルス感染症が対象。年齢や体重によって異なる量の錠剤を1回飲む。成人の場合、1日2回、5日間飲み続けるタミフルなどと比べて使いやすいのが特徴だ。塩野義製薬によると、既存薬よりも他人にウイルスを感染させるリスクを減らせると期待される。 国内でよく使われるタミフルなどの4種のインフル薬は、細胞内で増殖したウイルスが細胞外に広がるのを抑える。このタイプの薬が効かない耐性ウイルスが流行した時に、ゾフルーザは効果を発揮しそうだ。 10年前には、欧州

    1回飲むだけのインフル新薬、5月に発売へ:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2018/02/03
    重症者やパンデミックのときのために取っておきたい(外来では使用制限する、など)けど、メーカーは広く使われることを目指すだろうな。
  • 雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル

    「科学的根拠に基づいた医療(EBM)」には、「科学的根拠」以外にも考慮すべき3つの要素があります。「臨床現場の状況・環境」「医療者の技術・経験を含む専門性」「患者の意向・行動[価値観]」です。今回は、このうち「患者の意向・行動[価値観]」が意思決定において果たす役割について考えてみたいと思います。 ▼科学的根拠に基づいた医療(EBM)には、「患者の価値観」が含まれる ▼患者の価値観は、千差万別。絶対的に正しい唯一のものがあるわけではない ▼患者の価値観を考慮した結果、科学的根拠(エビデンス)が示す結果とは異なる判断をすることがありうる この連載で繰り返し出てくる科学的根拠に基づいた医療(EBM)を説明するための図です。 今回の図では、特に「価値観」を強調しています。「価値観」の意味を辞書で調べてみると、次のような記載がありました。 ●いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断[

    雨の確率何%で傘持っていく? 医療での価値観とは:朝日新聞デジタル
    NATROM
    NATROM 2018/01/11
    良記事。根拠に基づいた医療(EBM)について。『「灰色(グレー)」の情報をもとに、自分自身の価値観に照らし合わせながら、自ら決断・行動の意思決定をしなければならないわけです』。
  • 生レバー提供の疑い、焼き肉店主逮捕 「焼いて」伝えず:朝日新聞デジタル

    牛のレバーを生用として客に提供したとして、兵庫県警は4日、同県加東市下久米の焼き肉店「炭焼肉煌(ふぁん)」店長、畠山裕紀容疑者(43)=同市=を品衛生法違反の疑いで逮捕し、発表した。「お客さんに焼いてくださいと注意することなく出していた」と容疑を認めているという。 県警生活経済課によると、逮捕容疑は9月21日と11月9日、牛の生レバーを加熱するよう伝えず、客に提供したというもの。県警に情報提供があり、捜査員が客を装って訪れたところ、店員が「きょうは生レバーがあります」と勧め、提供時に「SNSにアップするのはやめてください」と告げていたという。 提供された品を捜査員が持ち帰って鑑定。2012年7月の法改正で販売が禁止された牛の生レバーと確認し、逮捕に踏み切った。

    生レバー提供の疑い、焼き肉店主逮捕 「焼いて」伝えず:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/12/04
    公権力がどこまで食の自由に介入していいのかという問題はあるにせよ、「ちゃんと管理しているところなら大丈夫」などとリスクを認識しない人がいるから、法で管理せざるを得なくなる。食べるならリスクを承知して。
  • 体内から信号「デジタル錠剤」 大塚製薬、世界初の承認:朝日新聞デジタル

    品医薬品局(FDA)は13日、錠剤にごく小さなセンサーを埋め込んだ「デジタル錠剤」を承認した。医師の処方通りに患者が薬を飲んだかどうかを第三者が確認できる。効果的な治療ができ、医療費の削減にもつながると期待される一方、患者のプライバシー保護という課題もある。 承認されたのは、大塚製薬が製造・販売する統合失調症などの抗精神病薬エビリファイ(一般名・アリピプラゾール)に米プロテウス・デジタル・ヘルス社が開発した約3ミリのセンサーを組み込んだ錠剤と、貼り付け型の検出器。大塚製薬によると、このような医薬品と医療機器を一体化した製品の承認は世界初という。 患者が飲んだ薬が胃に入ると、胃液に反応してセンサーが信号を出す。患者の脇腹につけた小型装置が信号を検出。薬をいつ飲んだかという情報をスマートフォンやタブレット端末に転送する。患者の同意のもと、医師や介護者、家族らがその情報を共有できる。センサー

    体内から信号「デジタル錠剤」 大塚製薬、世界初の承認:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/11/15
    10年ぐらい前に首輪で監視するシステムがあった[ http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080317#p1 ]。これは普及しなかったようで。首輪よりかは脇腹の小型装置がいいですね。
  • 数滴の血液で「9割」がん判別 着目したのは微量元素:朝日新聞デジタル

    千葉県がんセンターなどの研究チームは、数滴の血液を検査して90%近い確率でがんを診断できる方法を見つけたと発表した。血液中の微量元素の濃度ががんの種類によって異なることに着目し、その組み合わせで診断する。検査に必要な処理や測定方法は簡単で体への負担も小さいという。さらに研究を重ね、実用化につなげたいという。 千葉県がんセンター研究所と神奈川県立がんセンター臨床研究所、光触媒脱臭装置メーカー「レナテック」(神奈川県伊勢原市)でつくるチームが、経済産業省の助成を得て研究した。微量元素の測定機器は半導体を製造する際に使う機械を流用して開発した。血清に含まれるナトリウムや鉄、亜鉛など17種類の微量元素を計測し、元素の多い・少ないのパターンや組み合わせによって、がんかどうかや、がんの種類を診断する。 研究チームが膵臓(すいぞう)がん▽前立腺がん▽大腸がん▽乳がん▽子宮体がんの5種類のがんについて、が

    数滴の血液で「9割」がん判別 着目したのは微量元素:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/11/01
    「がん患者計約960人とがんではない約550人の血清を調べたところ、90%近い確率でがんの種類を診断できた」。感度と特異度を出さないと。
  • 「美容手術で変わった」ビフォーアフター写真掲載禁止へ:朝日新聞デジタル

    美容手術の前と後でこう変わったと示す、医療機関のサイトなどに掲載されている写真の掲載ができなくなる。厚生労働省が25日に開いた検討会で、原則禁止する方針を決めた。国民から意見を募り、来年6月からの禁止を目指す。脂肪吸引や二重まぶたにする手術などが想定されている。 今年6月成立の改正医療法は、広告規制の対象外だった医療機関のサイトについて、看板やチラシと同様に対象とした。虚偽や誇大、他の施設より優れているといった表現を禁じる。 どこで線をひくか、この日の検討会で議論した。美容医療の手術前後の写真は、虚偽や誇大でなくても個人で結果が異なり、患者の選択に大きな影響を与える。「情報の遮断になる」と反対意見もあったが、「一般の人は安易に飛び付きやすい」などの意見が出て、原則禁止と決まった。国民生活センターによると、美容医療の広告に問題があるとみられる相談件数は、年1千件以上という。 こうした美容手術

    「美容手術で変わった」ビフォーアフター写真掲載禁止へ:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/10/25
    「学会などが手術前後の写真を示し、医療機関のサイトから学会のサイトを紹介する場合は認める」。なるほど。お手盛りのいい加減な学会を規制する必要はありそう。
  • 長谷川豊氏敗れる 元フジテレビアナウンサー 千葉1区:朝日新聞デジタル

    元フジテレビアナウンサーで維新新顔の長谷川豊氏が千葉1区で落選の見込み。長谷川氏は比例南関東ブロックにも重複立候補している。

    長谷川豊氏敗れる 元フジテレビアナウンサー 千葉1区:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/10/22
    ほっとした。
  • ヒトが唯一勝利した感染症 天然痘:朝日新聞デジタル

    感染症を撲滅するため、先人たちは、下水や上水道の整備、住宅環境の改善、予防接種の普及、抗菌薬の開発など、たゆまぬ努力を続けてきました。その結果、20世紀半ばには結核や肺炎などの感染症で死亡する人は急激に減少しました。1960年代には、専門家が「人類は感染症に勝利した」と錯覚したこともありました。 しかし、そう思えたのも、つかの間のことでした。 エイズ、プリオン病、SARS(重症急性呼吸器症候群)、新型インフルエンザ、MERS(中東呼吸器症候群)、エボラウイルス感染症など、たくさんの新たな感染症が出現しています。感染症との闘いは、勝利には程遠い状況と言えるでしょう。 これまでに唯一勝利を収めたと言えるのは、天然痘との闘いです。 天然痘は、天然痘ウイルスによって引き起こされます。ヒトにしか感染せず、ヒトからヒトへ飛沫(ひまつ)を介して感染します。1~2週間の潜伏期の後、急激な発熱や頭痛、関節痛

    ヒトが唯一勝利した感染症 天然痘:朝日新聞デジタル
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    NATROM 2017/10/08
    「これまでに唯一勝利を収めたと言えるのは、天然痘との闘いです」。