アジア・中東班の増保です。ロボットと人間の恋愛はすでに多くの映画や小説で描かれていますが、それが現実のものとなる日は本当にすぐそこまで迫っている――現在発売中の3月号で、「世界で最も美しく賢いアンドロイド『エリカ』と話して心奪われるまで」という記事を担当してつくづくそう感じました。 記事では、大阪大学の石黒浩教授が中心となって開発した女性型アンドロイド「ERICA(エリカ)」を主体に、日本の人型ロボット開発の現状を紹介しています。 エリカのモデルのような端正な顔立ちは、何と30人もの美女の特徴を参考にして作られたそうで、年齢23歳、趣味は映画やアニメ鑑賞、好きな男性のタイプは「話しやすい人」など、そのキャラクターも作り込まれています。さらに、音声認識機能を持つことから、ある程度人間と自然に会話することができ、たとえば年齢を訊ねると「それは失礼な質問です……」といった気の利いた答えを返し
自分の情報は誰にどう使われるのか−−。個人情報の扱いには、そういう「気持ち悪さ」が付きまとう。マイナンバー制度に対する不安の大きな部分も、突き詰めればそこに行き着く。あまり知られていないが、行政や企業は保有している個人情報を本人に開示する義務がある。自分の情報の使われ方をどこまで知ることができるか、一市民として試してみた。【日下部聡】 この記事は有料記事です。 残り2688文字(全文2857文字) 日下部聡 1993年入社。浦和(現さいたま)支局、サンデー毎日編集部、東京社会部などを経て2018年4月から統合デジタル取材センター副部長。「『憲法解釈変更の経緯 公文書に残さず』など内閣法制局をめぐる一連の報道」で16年、第20回新聞労連ジャーナリズム大賞と日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞。16~17年、英国オックスフォード大ロイタージャーナリズム研究所客員研究員。著書に「武器としての
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く