米マイクロソフト(MS)が最新OSを搭載したスマートフォンの日本投入を見送った。海外大手に比べ販売量が2ケタ劣る国内メーカーは「存在意義」を否定された格好だ。進むに進めず、退くに退けない日本勢の凋落ぶりは最終段階を迎えている。 「その販売計画値でノキアやサムスンと同じタイミングで発売させてほしいと言っても無理です」――。 ある国内携帯電話メーカーの幹部は今夏、米マイクロソフト(MS)側からこんな通告を受けたという。「いい製品を作る自信はあるのだが、確かにノキアやサムスンと比べ、我々の1機種当たりの販売量はゼロが2つ違う」とこの幹部は肩を落とす。 この冬にも登場すると期待されていたMSの携帯電話用OS(基本ソフト)「Windows Phone 8」。北米や欧州、中国ではフィンランドのノキア、韓国サムスン電子、台湾・宏達国際電子(HTC)などの有力メーカーから11月以降、搭載スマートフォン(高
[ヘルシンキ/ニューヨーク 5日 ロイター] フィンランドのノキアNOK1V.HEと米マイクロソフトMSFT.Oは5日、最新モバイル基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン8」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「ルミア920」を発表した。 両社は、米アップルAAPL.Oや韓国サムスン電子005930.KS、グーグルGOOG.Oに支配されたスマホ市場で巻き返しを狙い、最後の大きな「賭け」に出た。 両社はかつて、それぞれ携帯電話機とパソコン(PC)のOS市場で圧倒的優位に立っていたが、スマホ市場では大きく出遅れており、タッグを組んで開発した新型ルミアで失地回復を図りたい考え。 今回発表された「ルミア920」と、より小型の「ルミア820」は、ともにウィンドウズフォン8を搭載。「ルミア920」は、手ブレを軽減する技術や、ワイアレスで充電が出来る機能を備えているほか、カメラを通して周囲
Nokiaは米国時間9月5日、同社の最新主力スマートフォン「Lumia 920」を発表した。Microsoftの「Windows Phone 8」OSを搭載する同社初の端末である。 Nokiaの最高経営責任者(CEO)を務めるStephen Elop氏は、鮮やかな黄色のLumia 920を披露した。サイズは、前機種「Lumia 900」よりも大きい。Nokiaはその後、より小型の下位機種である「Lumia 820」も披露した。 Nokiaは今、スマートフォン業界で再度大きな勢力を取り戻そうと取り組んでいる。一方のMicrosoftにとっても今回のイベントは重要なものだ。同社プラットフォームを普及させるうえで、Nokiaの成功は不可欠だからだ。Nokia以外にも「Windows Phone」搭載端末を開発するメーカーは存在するが、同OSのみに焦点を当てる企業はNokiaだけである。 記者会見
人気の記事 1中国製スパイチップは「証拠なし」--Super Microが調査結果を発表 2018年12月12日 2未来の折りたたみスマホに--「曲がる」極薄ガラスの限界に挑むコーニング 2018年12月12日 3マイクロソフトが月例パッチ公開、「Windows」のゼロデイ脆弱性を修正 2018年12月12日 4AI画像認識の「Googleレンズ」、iOS版Googleアプリにも搭載 2018年12月12日 5グーグルCEO、中国での検索サービス提供を否定--透明性を約束 2018年12月12日 6Instagram、インフルエンサー向けの「クリエイターアカウント」をテストか 2018年12月12日 7サムスン、穴開き画面の「Galaxy A8s」を発表--「Infinity-O」初搭載 2018年12月11日 8旧「iPhone」、中国で販売差し止め命令--クアルコムの特許を侵害 201
nanapho.jp は、あなたがお探しの情報の全ての最新かつ最適なソースです。一般トピックからここから検索できる内容は、nanapho.jpが全てとなります。あなたがお探しの内容が見つかることを願っています!
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く