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ブックマーク / dlit.hatenablog.com (9)

  • 「人文学はサイエンスではない」ということで良いですか? - dlitの殴り書き

    はじめに 下記の発言によると,「人文学はサイエンスではない」ということですが,他の人文系の研究に関わっている皆さん,それで良いですか? ※この記事では「サイエンス(的)」が何/どういうことを指すのかという点については踏み込みませんが,私が気にしているのは上記発言の直後にある「「新しいことを発見する」のではなく」という点です。 該当するのは以下のうち3つめのツイートですが,前後の文脈もはっておきます。 人文学って色々あるけどその質があるとしたら「人類や社会の記憶を保持すること」やと思うねん。人間が記憶を喪失したらそのアイデンティティは変わってしまう。人類社会のアイデンティティの保持が人文学の機能です。人格とか変えてしまっても今の快楽を享受したい人が人文学を嫌うのはある意味当然— 増田聡 (@smasuda) 2018年1月24日 オレがやってるような同時代的な現象の研究も、かつて考えられて

    「人文学はサイエンスではない」ということで良いですか? - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2018/01/25
    「サイエンスでない部分も重要」とかその比率の話とかならわからんでもないけど、ここまで言われるとねえ。
  • 被害を受けた土地の人たちはずっと“ふだん”話し会う必要があるのか - dlitの殴り書き

    下記のニュースで焦点にしていることが気になった。 ふだん原爆の問題を話し合う機会がどの程度あるかを聞いたところ、広島市では「あまりない」「全くない」と答えた人が3分の2に達し、被爆体験の継承が改めて課題として浮き彫りになりました。 原爆「ふだん話し合わず」広島市で3分の2 NHKニュース 調査では広島・長崎以外の地域の人にも聞いているので、この記事では広島は象徴的に扱われているということだろうけど、その象徴性が気になるというか。 故郷の沖縄だとこれに近い話題はやはり沖縄戦ということになるだろうか。確かに他の地域の人たちよりは、ふだんの話の中でも戦争、特に沖縄戦について触れることは多くなるのかもしれない。基地問題とかあって身近だし知識もあるし。 ただ、こういう記事を読むと、そんなに“ふだん”から話していないといけないというものでもないのでは、と思うことがある。何かあった時に、あるいは何か特別

    被害を受けた土地の人たちはずっと“ふだん”話し会う必要があるのか - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2015/07/24
    普段から話すとか臥薪嘗胆にも程があるだろ。古代中国においても恨みを維持するのにそれだけの努力が必要というのに。
  • スポーツの「感動」はこわい、ということを(少なくとも大人が)忘れてはいけないのでは - dlitの殴り書き

    ついったーにも書いたんだけど、部活動のみならず、スポーツのこわさの1つに大きな感動を引き起こすということがあると思う。特に危険なのが、「感動」や「勝利」によって暴力、ハラスメント、理不尽なこと、などなどが(一部)正当化されたりうやむやにされてしまうこと。 @gax88 部活動を廃止するとか0か100の議論では前に進まないと思います。廃止しなくても改善できることはたくさんあるはずだし、感動だって生み出せるはず。— ゆうけん (@yutakenta64) 2015, 7月 13 これは自分自身でも競技スポーツをやる中で何度も体験して実感したことで、あの「感動」の力というのはホントにすごい。何というか、そういう状態になってしまうと(なかなか)抗えない。何度か泣いたこともある(この僕が)。あと気持ちいい。 人によるだろうけど、自分が選手の場合も指導者的立場の場合も感動の強さという点ではあまり変わら

    スポーツの「感動」はこわい、ということを(少なくとも大人が)忘れてはいけないのでは - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2015/07/16
    感動が起こった結果色んな事をねじ曲げて次の感動に向けて支配的になることはスポーツに限らずよくある。理不尽によって結果が出てしまうことに対抗するには理不尽じゃない方法論採用者が常に強者であるべきだな。
  • コピペや文章に対する考え方と研究分野の関係 - dlitの殴り書き

    ①工学系の研究者(複数)と話していて、驚くことがある。まず、文章に対する考え方。小保方さんの博士論文の序論のほとんどがコピペだったことは、人文社会科学の研究者にとっては有り得ない暴挙に見える。しかし、工学系では、「論文の文章なんてコピペ同然でもよくて、大事なのはデータ」らしい。— modi operandi (@modi_operandi) 2014, 8月 28 ②そもそも、工学系の研究者の多くには「文章の剽窃」の意味を理解するのが難しいようだ。一字一句同じであれば剽窃だと分かるけれど、表現を少し変えた場合には、剽窃だとは思えないという人が結構多いみたい。研究者でさえそういう様子なので、学生への文章作法の教育がかなり軽視されているのでは?— modi operandi (@modi_operandi) 2014, 8月 28 ③工学系に限らないけど、論文の元になる研究に関わっておらず、執

    コピペや文章に対する考え方と研究分野の関係 - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2014/09/24
    別にデザインや方法がおんなじで対象が違う場合とかがコピペ的になるのはいいんじゃねーのかな。そもそも新しいことをやろうとしているのにそれがコピペベースなんてのは失笑モノだけど。
  • ほんとうのふるさと、ほんとうのおきなわ - dlitの殴り書き

    これから書くこと以外にもいくつか気になったところはあるんだけれど、 手軽に行ける離島には竹富島、黒島、小浜島がある。 特に10分くらいでいける竹富島は絶対行くべき。海の綺麗さがレベルが違う。 できれば泊まってみてほしい。国際通りのドンチャン騒ぎのクソアホらしさに沖縄だなあ~なんて考えを捨てて、これが当の沖縄の夜なんだ、、と、感じて欲しい。 沖縄県民が沖縄旅行の落とし穴を教えるスレ : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ まあ感じ方は人それぞれなので。一口に「沖縄」と言ってもいろんな地域があって色んな人が住んでいるわけだし。 僕が気になったのは「当の沖縄(の夜)」という表現。 これは昔から、特に18で沖縄を離れて暮らすようになってからより強く感じていることなんだけど、「当のふるさと」って何なんだろうっていうこと。 結論だけ言うと、「人それぞれであって良い」ってことなんだろうと

    ほんとうのふるさと、ほんとうのおきなわ - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2014/08/26
    どこでもそうだと思うけど、この手の「ほんとう」は単なる誰かの幻想に過ぎないよね。
  • 「ニセ科学批判ってなんで…」って思ったらまずこちらをどうぞ - dlitの殴り書き

    ニセ科学クラスタはこういうのとか「マイナスイオン」とかはあまり騒がないんだな。ホメオパなんかより社会的影響は大きいと思うんだけどね。大企業には逆らわないのか? 「「空間除菌」根拠なし 消費者庁、17社に措置命令」http://t.co/yDKBY4JHaT— 青谷三郎 (@aotanisaburou) 2014, 3月 27 ニセ科学批判ってどうして~しないの?をはじめ、なんかよくわからないとか、いらっときたという方は下記のまとめに行ってみると、わかることがあるかも。 ニセ科学批判まとめ %作成中 - トップページ このまとめに反映されていないようなニセ科学批判の活動や議論もたくさんありますし、ここ数年の資料や記事なんかの情報はたぶん載ってないですけど、その分シンプルでわかりやすいんじゃないかと思います。 このまとめを読んでも読みたい情報がなかったとか、さらにフラストレーションがたまったと

    「ニセ科学批判ってなんで…」って思ったらまずこちらをどうぞ - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2014/03/28
    人体や環境に悪影響が出そうなものが優先的に批判されるだけかなーとは。マイナスイオンドライヤー使って病気にはならなそうだし。
  • 沖縄差別と当事者(意識)と知ることと - dlitの殴り書き

    学会誌の表紙であれだけもめてたのに、こちらはスルーという人が多い。当に安易に差別を口にする人は信用できない。 / “なぜ仲井真知事は記者会見で激昂したのか? | 佐藤優” http://t.co/GJ38IML7xC— かな○かな (@kana0355) 2013, 12月 30 確かに、と思ったので少し関係しそうなことを書いてみる。といっても問題を論じるというよりはほとんど思い出話。 当事者ではないから? 差別問題だけでなく沖縄のことについてwebで継続的に意見表明や情報提供を続けている人というと、(僕は)nagonaguさんやzu2さんが思い浮かぶし、歴史問題や基地問題に関してはその時その時で言及する人が結構いるが、広範に、多くの人が言及する事態になったトピックというのはあまり多くは思い浮かばない。 たぶんそれには色んな要因があるんだろうけれど、その一つには当事者意識というか、自分に

    沖縄差別と当事者(意識)と知ることと - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2014/01/01
    「一緒に育ってきた同じ地域の友達に、自分がコントロールできない生まれのことで「違ったもの」として見られるという体験は今思うと貴重だけれど幼心にはなかなかショックだった。」ほんとこれ
  • 結果が出せれば承認欲求で研究者になっても良いんじゃないかなあ - dlitの殴り書き

    「結果」「承認欲求」の中身を吟味しないと空回っちゃう話のような気がとてもするけど以下印象論。 もしあなたがドクター進学して研究者を目指そうと考えているならば、どんなに貧しくなっても、どんなに惨めになっても、研究を愛し、自らの決断を悔やまないようにしてほしい。 承認欲求で研究者にはなれません - eddgar's field 個人的な心がけとしては自由だし、それぐらい厳しく見積もってないと研究を続けていくのは難しいというのは感覚的にはなんかわかる気もするんだけど(分野が違うから結構ずれてるんだろうけど)、「現状はそれぐらい厳しい」って話じゃなくて「研究(者)ってのはそういうもんだ」論にしちゃうと業界の先細りにつながりそうな気がする。下手するとこういう考え方が研究界のブラック化を下支えしてたりしないかな。 「どんなに厳しい状況でもこの営みを愛せる者だけが生き残れる」業界が健全で継続的になってる

    結果が出せれば承認欲求で研究者になっても良いんじゃないかなあ - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2013/12/16
    大体有名になった研究者って「俺が正しい!」って叫びたい一心で成功のあてのない研究に一生を費やしてたりするからなー
  • ディーフェンス!ディーフェンス! - dlitの殴り書き

    大辞泉編集部です。外来語が氾濫していますね。「今日は研究室の同僚のディフェンスでした」という文章。なじみ深い「defense」ですが、この文脈では「防御」の意味ではありません。さてこの意味は?詳しくはこちらをご覧ください。 http://t.co/XyVRLGLn4j— 大辞泉編集部 (@info_dai_jisen) 2013, 7月 3 「俺の研究を守れるのは俺だけなんだ…!」的な感じがして結構"defense"という言い方が好きである。というわけで日語の方も「口頭試問」や「公開発表会」ではなく「学位攻防戦」にしようという提案を以前からしている。 文学研究科言語学専攻学位攻防戦のお知らせ 下記の通り○○氏の学位攻防戦を行います。参加は自由ですのでお誘い合わせの上ご参加ください。 … どうだろう。 ちなみに、研究会だと「○○バトル」みたいな名前のものは時々見かける。 おまけ 体育会風

    ディーフェンス!ディーフェンス! - dlitの殴り書き
    NOV1975
    NOV1975 2013/07/04
    「おおっとここでインターセプトからの独走!誰も追いつけまぜん!タッチダウン!教授の論文捏造が発覚しましたっ!」みたいな逆転劇があるんだろうか。
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