元教員や日本会議の会員たちでつくる市民団体「広島の原爆被害を考える会」は16日、漫画「はだしのゲン」を広島市立学校の平和教育の教材から削除する市教委の方針について、評価する文書を提出した。
広島市安芸区の住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」の交通システムの運行を終える方針が伝わった5日、住民に驚きが広がった。全国的にも珍しい鉄路で「団地のシンボルだったのに」と残念がる声も。ただ、通勤・通学ラッシュ時以外には空席も目立ったという。代替バスによる利便性向上への期待も大きい。
JR西日本が中国地方のローカル線の合理化に関するデータを明らかにした。35年前の国鉄の分割民営化でJR西が発足して以降、減便が続き、無人駅が増加。沿線自治体からは「そこまでやるのか」という声も聞かれる。使い勝手が悪くなり、さらなる鉄道離れを招く悪循環が鮮明になっている。 運行本数の減少率が最も高いのは、広島県庄原市を通る芸備線東城―備後落合間。JR西が発足した1987年度には上下各8本の計16本が走っていたが、2019年度には上下各3本の計6本に減っている。1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)も87年度の476人から19年度には11人に減少。JR西の管内でワースト区間になっている。 「朝は始業時刻に適した便がなく、通学や通勤には使い勝手が悪い。住民に利用を
利用が低迷し、将来の運行の在り方に注目が集まるJR芸備線にラッピング車両を走らせる計画を、庄原市民有志が進めている。庄原と縁が深い広島東洋カープの赤を基調としたデザインを1台に施し、観光の目玉にする。実現に必要な300万円の確保へ、企業や団体から協賛金を募る。「たる募金」も行い、市民に広く協力を呼び掛ける。 【乗車ルポ】崖っぷち、芸備線の明日は 庄原ロータリークラブ(RC)会員や会社経営者たち約10人が「芸備線にカープ号を走らす会」を7月下旬に結成。地元の備北交通が庄原と広島市を結ぶ高速路線で運行する、車体を赤く塗った「カープバス」から着想した。 JR西日本が6月、庄原―新見市の区間の需要や利用促進策を共に話し合うよう、沿線の2県2市に申し入れたのがきっかけ。同RCを中心に「地域交通の存続のために何かしたい」との声が高まっていた。 走らす会会長に就いた川北町の医師児玉節さん(71)は「通学
三次市と江津市を結ぶJR三江線(108・1キロ)の全線廃止検討問題で、JR西日本の来島達夫社長は1日、9月1日に全線廃止を表明する方針を明らかにした。早ければ2018年春にもバス路線に転換するとみられる。鉄路存続を求める沿線の住民の声は強く、反発が強まりそうだ。 来島社長は同日、沿線6市町でつくる三江線改良利用促進期成同盟会(会長・景山良材(よしき)島根県美郷町長)から、鉄道存続の要望を受けた。終了後、来島社長は、同盟会が9月1日、島根県美郷町で開く臨時総会で、JR西側が三江線の全線一括廃止を表明するとの見通しを示した。 早ければ年内にも国土交通省に廃止の届け出をするとみられる。鉄道事業法では、廃止の1年前に届け出をする必要があるため、鉄道廃止、JR西が地元に提案するバスへの転換は、18年春になる見通しが強い。 この日、来島社長は、鉄道存続を要望した三次、安芸高田市など沿線自治体の首
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く