米IBMは9月18日(米国時間),新たなLinuxおよびWindows向け無償オフィス・プロダクティビティ・スイート「Lotus Symphony」(公開ベータ版)の提供を開始した(関連記事:IBM,オフィス・アプリ・スイート「Lotus Symphony」を無償公開)。同スイートは,この分野でオープンソースの「OpenOffice.org」と米Sun Microsystemsの「StarOffice」に続く3番目の主要ソフトウエアとなる。実質的にOpenOffice.orgスイートをベースとするのだが,IBMはその点をほとんど強調していない。これら3種類のスイートは,有力な文書フォーマットであるMicrosoft Office形式の代わりにオープンソース文書フォーマットOpenDocument Format(ODF)を支持しているものの,Microsoft Officeで作成した文書も上