情報処理技術者試験を受験した際、午前問題で最後にマークした解答を見直していると、特定の選択肢、例えば「イ」だけがやたらに多くて、「自分は何かミスをしているのでは!?」とあせった経験はないでしょうか? IPAから発表されている応用情報技術者試験の過去問の解答を過去6年分集計して、正解の選択肢「ア」「イ」「ウ」「エ」の割合を表したのが次のグラフです。(2008年までの試験名称はソフトウェア開発技術者試験) 集計結果とこのグラフから分かることは、 一つの選択肢の合計が37.5%(30/80)を超えることはない。 一つの選択肢の合計が12.5%(10/80)未満になることはない。 逆に言うと、この範囲での変動はあり得るので、マークした解答を見直している際、選択肢の割合に偏りがあってもあせる必要は無い。 過去6年(計12回)の集計結果としては、正解は「イ」である確率が一番高く、一番低い「ア」の1.2