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ブックマーク / doramao.hatenablog.com (36)

  • 糖質に着目した糖尿病療養食についての個人的見解:おまけの雑感 - とラねこ日誌

    今回の記事は色々背景のあるはなしなので、そういうところが分かっている人向けの記事です。ごめんね。 過去のいきさつ その1:http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120731/1343725208 その2:http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120801/1343814599 その3:http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120808/1344412205 糖尿病とか糖腎関係のセミナーやなんちゃら勉強会などに参加していると、最近は糖質制限にクギを刺す人が多くなってきたなぁと感じます。そうした人の話を聞くと、「ああそれはあるよねぇ」と思う事もありますが、「いやそれは別にソレ特有の問題じゃあないでしょ」なんて思う事もあります。 専門分野についてはとても素晴らしいセンセイが、日人に糖尿病が増えたのは「伝統的な日

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  • 「白砂糖は危険な魔薬?」トンデモ食育の罠 - とラねこ日誌

    (この記事は2008年11月に今は無き旧ブログどらねこ日誌に掲載したものを元に新規に書き起こしたものです) ■砂糖のべ過ぎやめさせたいけど 砂糖は甘くて美味しいですよね。ですけれど、べたあとに口をゆすがなかったり、そればっかりべれば虫歯になる危険性が高くなりそうです。また、砂糖をべた後の満足感から事を控えてしまえば、身体を成長させるための栄養素が十分にとれなくなってしまう可能性もある事でしょう。 何事もほどほどに・・・なのですが、美味しいがゆえについつい手が伸びてしまうわけで、子供の健康を心配する親御さんとしてはビシッと明確な理由で子供の砂糖摂取を止めたいと思うのはごく当たり前な心情なんじゃないかなと、どらねこは思います。そうしたニーズのせいか、砂糖については危険性を過剰に煽る系の言説が未だに教育現場や子育てママさんの間に出回っている現状があります。 学校で行われる育にも、砂糖

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  • カット野菜は便利だけどダメなの?と葛藤しなくてよいワケ - とラねこ日誌

    ※8月15日16:15追記。栄養素が残る事を客観的に示していないと、ツイッターなどで意見がみられましたので、気になる方は追加したこの脚注*1を参照して下さい。 「It Mama」というウェブサイトに掲載されている 「野菜不足を感じても「カット野菜」だけはやめた方がいい理由」 という記事を読んだ。 記事より フードプロデューサーの南清貴さんは、著書『じつは体に悪い19の習慣』で「カット野菜は、もはや野菜にあらず!(中略)たとえ野菜不足のときでも、私はべない方がいいと断言します」と主張しています。 南さんのプロフィールはご自身のウェブサイトに掲載されております。 最新の栄養学を徹底的に学んだそうですが、どこでどのように学んだのかは気になるところではあります。 ■どうしてべない方が良いの? 南さんがカット野菜はべない方が良いとする理由はどのようなものなのでしょうか。 記事より 南さんが「

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  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌

    ■弘前市のリンゴ農家へ 最近なにかと話題の「奇跡のリンゴ」ですが、どらねこは映画化以前から興味を持って木村秋則さんの主張や栽培法などの情報を調べたりしておりましました。といっても、興味の対象は「宇宙人に会った」とか、「バクテリアのおかげか自然栽培のお米からは放射線が出ない」といったリンゴ栽培そのものではない部分についてのものでした。 映画化されるとなるとインパクトは大きいようで、普段は話題にならなかったリンゴの無農薬栽培についての話題をちらほら目にするようになりました。あくまで個人の成功例にとどまればよいのですが、映画を見たひとが、なんで危険な農薬を他の農家はやめないの?とか、木村さんの行う農法があたかも理想のように考える人が増えやしないか心配になってきました。 しかし、どらねこはリンゴについては素人です。これは一度リンゴ園を見学して業の方からおはなしを伺うべきじゃあないか、と思っていた

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  • パスカルの原理じゃないけれど - とラねこ日誌

    合意形成過程に於けるパワーバランスに対する配慮と謂うものが不足しているのではないか、という事を色々な場面で感じてしまう。 ■不承不承 ニュースを見聞きして感じるような大きな問題もそうだけど、職場の会議で方針を決めるときだったり。 こうした配慮不足に対して今まで鈍感だったと謂うか、今でも鈍感などらねこなのだけど、どうしてここまで鈍感なのかしらと最近考えたりします。内心イヤだなぁと思いつつも、上司など権力を持つヒトに睨まれたくないから不承不承引き受けてしまったり、自分たちを不利にするだろう方針に同意をしたり。その時ってすごくいやな気分なんですよね。 ところが、似たような事をどらねこもやっているじゃあないか、とたまに気がついて愕然とするときがあるんです。おそらく、気がつくのはたまにだと思う。知らないうちにそんな事を平気でやっているのだと思うの。 つい最近感じたのは、これって「育児の時子供に対する

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  • 朝ごはんの良さをカガクで証明した本は科学的なのか? - とラねこ日誌

    (この記事は以前運営していたブログどらねこ日誌に2009年07月01日掲載したものを加筆・修正したものです) 一応、品生活科学に携わる身のどらねことしては、トンデモ育が跋扈するの指を咥えてみているわけにはまいりません。確かに朝ごはん運動には懐疑的ですが、体質的に問題が無ければ積極的に朝べてもらいたいなあ、と思っておりますし、朝に余裕を持てるような生活環境するべく政策面からの支援を期待したいところです。 でも、朝ごはんが健康に良いと喧伝するのであれば、科学的根拠が欲しいところですよね。そんな時、丁度良いを見つけてしまいました。 『科学が証明する新朝のすすめ』香川靖雄著 女子栄養大学出版部 2007年刊 さあ、このをしっかり読んで『トンデモ理論に基づく育や朝ごはん運動』をやっつけちゃうぞ、そう意気込んで読み始めたどらねこでしたが、『はじめに』を読んだ時点で早くも違和感を抱いて

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  • 世帯収入と食生活には関係があるの? - とラねこ日誌

    昨年のこの記事→「不健康(?)な生活と県民所得」と同じく、国民健康・栄養調査の概要を見てシリーズです。 ■23年国民健康・栄養調査で気になった事 先日厚生労働省のウェブサイトに平成23年国民健康・栄養調査結果の概要がアップされました。注目点はいくつかあるのですが、世帯の収入と生鮮品摂取量の関係が興味深いと思いました。特に野菜類の摂取量は、男性では200万円未満と200万円以上600万円未満の世帯で少ない傾向がでておりました。ここに着目した記事*1もでており、社会問題として注目されそうです。 ■結果を見てみる 国民健康栄養調査概要はこちらで見る事ができます http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002q1st.html さっそく、世帯の年間収入と品摂取量の項目を読んでみます。 概要より引用 魚介類を除き、調査項目にある品群において200万円

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  • 小学校の動物飼育はウサギが推奨されているの? - とラねこ日誌

    ■うさぎ飼育が推進されている? 『30代転職組の教員日記(愛知県)〜元システムエンジニアの転身〜』というブログの『【衝撃!】日全国の小学校で、うさぎを飼育するブームがはじまっています。』という記事を読みました。 『【衝撃!】日全国の小学校で、うさぎを飼育するブームがはじまっています。』より引用 学習指導要領というものがあり、その内容にそって、学校は授業を行う。 このことは、教師の世界では当たり前のことであるが、知らない保護者も多い。 で、最近その指導要領が新しく改変されていて、低学年の「生活科」では、なんとうさぎの飼育が奨励されているのだ。 新しい学習指導要領が実際の教育現場で運用されるようになり、それに伴い文部科学省が小動物の飼育を推奨し、日全国の小学校でどんな小動物を飼えば良いのだろう?無難なのはやっぱりウサギかな・・・という話になっているそうだ。 ええと、上記はどらねこの理解に

    小学校の動物飼育はウサギが推奨されているの? - とラねこ日誌
  • ひさびさキノコ - とラねこ日誌

    今年の夏はホント雨が少なく、昨年も同じような状況でしたがそれ以上に暑い日が長く続き、山も乾涸らびてキノコのきの字もないような状態でした。とらねこ日誌がキノコブログである事も忘れられてしまうような状況ですが、キノコが出ないのでしょうがありません。 十月になってようやくまとまった雨が続き、山にはちらほらとキノコの姿が見えるようになってきました。 ■夏な感じのキノコ とはいえ、10月も下旬に入ろうかと謂うのに、初秋に出るキノコだけでなく夏のキノコの姿まだいまだに見る事ができました。毎年キノコ写真を撮っているので比べることが出来るのですが、例年だともう秋のキノコシーズンもほぼ終盤なんですよね。こういう年はその姿を見ることのないまま山は雪一面になってしまう事もあり、とてもさびいしいのです。 さて、グチグチばかりが続いてしまいましたが、今年のキノコ写真を放出します。 イボテングタケ まずは、家の裏に密

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  • 酵素栄養学ってどこまで正しいの? - とらねこ日誌

    PRESIDENT 2012年3月19日号 プレジデント社特別広告企画・特集の 「“酵素の有効活用”で免疫力を高める」という記事を読みました。 この記事は、酵素栄養学関連の書籍をいくつも書いている鶴見医師に酵素栄養学について教えて貰う、という形式で書かれております。 鶴見医師が開業しているクリニックにはウェブサイトもありますので、興味のある方はのぞいて見ると良いでしょう。 鶴見クリニックのサイト ttp://www.tsurumiclinic.com/index.html 酵素とは関係ないのですが、当該ページの下の方に、アミグダリン点滴とかあって、ちょっと怖いなぁとどらねこは思いました。 ■検証してみる どらねこの周辺では最近なにかと「酵素」が話題になることが多いのですが、どうも普段仕事でおつきあいのある酵素とは違う物のようなのです。ちょっと気になったので関連する話題を記事にしたことがある

    酵素栄養学ってどこまで正しいの? - とらねこ日誌
  • 美味しんぼへの恩返し①恥も晒せば旨くなる? - とラねこ日誌

    (この記事はどらねこの美味しんぼ批判・検証系エントリ第一弾であり、どらねこ日誌に2009年04月21日掲載したものを加筆修正したものです) どらねこは、料理について味は勿論ですが物性(ぶっせい)という要素もとても大切であると考えております。科学的な話もそうなのですが、日常においてもその重要性を実感することが多いからです。物性というとわかりにくいでしょうか・・・モチモチした感とかしゃっきりぽんみたいなアレですね。 例えば、高齢者についてはパサツキのあるべものはどんなに美味しくても、喉を通らない人もいらっしゃいますし、嚥下機能が低下していれば、口の中でまとまり難いべものは気管に誤って入っていってしまう事さえあるのです。同じゼリーでも、寒天だと口の中で砕けてしまってまとまりにくいので、気管にべ物が入る誤嚥を起こしやすいのですが、ゼラチンゼリーだとするりと誤嚥無く道に入って行きやすい事が

    美味しんぼへの恩返し①恥も晒せば旨くなる? - とラねこ日誌
  • たしざん - とラねこ日誌

    どうも、ご無沙汰しておりました。 珍しく仕事に追われていたり、ソウルハッカーズをやらなきゃで更新が海馬凍ってしまってました。しばらくこんな感じが続きそうですが、どうぞ見捨てないでくださいまし。 そんなどらねこが家に帰ってくると、どら息子1号がこんな紙をわたしました。 うおっ!!こっ、これは。 なんと、ブロックを使わずに足し算をできるようになったというのです。右下がご愛敬ですが、これはびっくり。 数年前、もしかしたらこのまま言葉を話せないままかも・・・、と不安でどうしたら良いのか途方に暮れていた頃の気持ちを何となく思いだしてしまいました。 そんな感じで、お風呂でちょっぴり涙がでてきちゃったよ。 まぁ、成長なんてヒトそれぞれで、今後色々な問題もでてくるとは思うけど、こんなちっぽけな事でも幸せを感じられるのですから、生きていればこその事っていっぱいあるよなぁ、なんて思ったのでした。

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  • マクロビは「優しい」疑似科学か? - とラねこ日誌

    バッタもん日記というブログの「科学は疑似科学に勝てません」 http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20120819/1345381265 という記事を読んで、マクロビオティックへの言及について気になった部分がありましたので自分の考えを述べてみようと思いました。 ■疑似科学の優しさ? 当該記事は科学は疑似科学にどうして勝てないのか、という問いかけとその理由の推測について書かれた記事です。 その中にどらねこが今まで度々言及をしてきた「マクロビオティック」という文字があり、疑似科学の謳う万能性の一例として挙げておりました。 科学は疑似科学に勝てませんより マクロビオティックを実践して玄米をべれば、どんな病気も治る。 そして、科学では無くマクロビオティック(以下マクロビ)を含めた疑似科学をどうして信用してしまうのだろう?という観点でブログ主の方は幾つかの考察を行ってお

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  • 子供が無防備に悪意に晒されるような状況は望ましくないだろう - とラねこ日誌

    読者の皆様はご存じとは思いますが、どらねこは性格が悪いです。例えば、他人の成功を妬ましいと思う事が多いですし、自分の事を認めてくれないヒトには敵意を抱く事もあります。また、自分が気にくわないヤツにはコノヤロー、あんな奴酷い目に遭えば良いんだ! そう思ってしまうような輩なのです。そんなわけで、そうした心の機微については敏感(素朴心理学的理解)だったのかなぁと思います。 子供の頃にはテレビ番組をよく見ておりました。ワイドショーとかバラエティー番組などを見ているとなんかえらそーな調子に乗っているような芸能人が良くでてくるんですよ。そいつを見ているとなんとなく腹がたってくるんですね。おそらくそれは妬みのような感情であったと思うのですが、当時はそんな風に考えたくないから理由をつけて相手を貶める事でその気持ちの正当化を図っていたりしました。スポーツ新聞などでそのヒトの醜聞が伝えられたりすれば、調子に乗

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  • 糖質に着目した糖尿病療養食についての個人的見解:その2 - とラねこ日誌

    前回の続きです。→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120731/1343725208 低炭水化物ダイエットご用心…発症リスク高まる(2012年7月8日読売新聞)より http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=61435&from=popin 炭水化物を制限する事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究を、ハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した。 という記事の元論文を読んでのどらねこの感じた事を書いてみます。 ■低炭水化物ダイエットにご用心の元論文を眺めてみる 元論文*1は下記のサイトより無料で閲覧することが出来ます。 http://www.bmj.com/content/344/bmj.e4026 さて、論文を読んでと書きましたが、どらねこ

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  • アクアマリンふくしまの復興日記終了の記事は多くの方に読んでもらいたい - とラねこ日誌

    「アクアマリンふくしまの復興日記」 というブログの「復興ブログの終了について 」 http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/9326268.html という記事を読みました。 震災による被害から昨年7月15日に再オープンにまでこぎつけた「アクアマリンふくしま」の様子を綴ったブログです。どらねこは残念ながらまだ訪れておりませんが、訪れた方によるブログ記事*1などから復興の様子と展示に対する取り組みなどを拝見しておりました。 リンク先の記事では、被災地の原子力発電所に近い街でのホタル放流を題材とした復興プロジェクトへの問題点の指摘と、その指摘を行った事で外部からの圧力がかかるようになった事、それに付随する様々な理由からブログ終了と現在の職を辞する決意をするに至った経緯を述べております。詳細についてはリンク先を読んでいただければと思います。 この記事を読むまで

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  • 腸が長いのは気のせいです - とラねこ日誌

    (この記事はどらねこ日誌に2009年04月15日掲載したものを加筆修正したものです) ■気になるTOSS育 「水からの伝言」、「EM菌」、「親学」などなど根拠の怪しい話を教育の現場に持ち込む事でどらねこが注目をしているTOSSの教育案ですが、「育」カテゴリにも怪しい物が幾つかあります。今回はその一つ、和の良さについて述べた授業案の問題点を「腸の長さ」をキーワードに言及したいと思います。 和の良さ http://homepage2.nifty.com/gty/syokuiku.htm 河田孝文氏実践の修正追試 これは新谷弘実氏の著書等を参考にしながら肉の危険性を示し、日人にとっては和こそが適した事なのですよ、と子供に教え込むためのTOSSの育授業案です。この授業案の問題点を列記すればキリの無いほどですが、大きな二つ問題があると思います。 一つ目は根拠に乏しい書籍を鵜呑みにし

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  • EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌

    地方紙発だけど、ネット上で話題になった、朝日新聞の長野記者が書いた記事を読んで少し考えた事を書いてみようと思います。内容は、効果が実際にはなさそうであるEMを良い物として公的機関が無批判に奨めてしまい、その結果教育の現場でも十分な検証無く取り組みが実施されているという状況を批判したものです。 ■EM教育の現場に 朝日新聞デジタル: EM菌 「効果疑問」 検証せぬまま授業-マイタウン青森より http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001207030003 「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批

    EMを採用の判断ってどんなものだろう? - とラねこ日誌
  • 早寝早起きというけれど - とラねこ日誌

    ■早寝早起きさせなさい? 「子供の健康のために早寝早起きをさせましょう!」 「早寝早起き習慣のない子は早寝早起きの子にくらべて・・・がよくない」 「朝ご飯をべると成績アップ!」 などなど、早起きの利点を掲げる主張をよく見かけます。先日話題になっていた親学などでも矢鱈と「早起き」推しをしてますね。 どらねこも、子供には早寝早起きをして欲しいし、自分もそうした方が良いのかなと思います。しかし、昔に比べ子供が夜更かししている、それを容認する親に問題がある!という論調とは距離を置きたいと思っております。勿論、夜中に繁華街へ行き、一緒に子供を連れ回して遊んでいるというようなのは困りものですが。 ■何が気になる? そうした主張の多くには、もっともらしい説明がつけられており、妥当と思われるものもあるのですが、睡眠時間が十分にとれない傾向をもたらしている背景に言及し、それこそが問題であると主張しているも

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  • 生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌

    生活習慣等の環境因子が病気の発症に比較的大きな影響を与える、がん、脳血管疾患、心疾患の3大疾病ならびに糖尿病、高血圧、脂質異常症などを「生活習慣病」と呼ぶようになり、15年ほど経ったでしょうか。この名称はずいぶんと早く世間に浸透したなぁ、という印象を持っております。 この名称の利点は、ただ単に加齢により発症するものではなく、生活習慣を改善により病気は予防できるものである、という認識を個々人が持つ事により、病気の蔓延予防が期待できるというものがあります。なので、名称が広まり予防について取り組む人が増えることは良いこととは思うのですが、気になる事がどらねこにはあります。 ■生活習慣病と病気の責任 世の中には「E電」のようにまるきり広まらないまま忘れ去られてしまうようなものもありますが、「生活習慣病」と謂う名前は、誰もが認識するようなものになりました。それぐらい受け入れられた背景には、「因果応報

    生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌