物流や農業、警備、災害支援など、幅広い分野で活躍の場が広がっている小型無人機ドローン。深刻な人手不足への対応策としても期待されており、「『空の産業革命』をもたらす」との声も上がる。日本でも普及を後押しする動きが出ているが、中でも、アルプスなどの雄大な自然や美しい町並みで知られる中央ヨーロッパのスイスは、ドローン開発で最先端を走る「ドローン先進国」。日本との違いはどこにあるのか。(松崎翼) 「これからのデジタル改革で、ドローンはリーダーになる」 スイス西部の名門、ローザンヌ工科大でドローン関連のスタートアップ企業を支援しているサイモン・ジョンソン氏は、こう力を込めた。 チューリヒ工科大を起点に、ローザンヌまでの西に200キロの地域には、約80社のドローン関連企業が集積している。多くはここ5年で立ち上がったスタートアップ企業(新しいビジネスモデルで発展しようとしている企業)で、一帯は「ドローン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く