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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (201)

  • 闇から浮かび上がった大規模構造:ダークマターの広域分布を初めて測定

    【2007年1月9日 すばる望遠鏡 / Hubble Newscenter ほか】 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)とすばる望遠鏡などによって、宇宙規模におけるダークマター(暗黒物質)の分布が、初めて観測的に調べられた。目に見える銀河と同様にダークマターも大規模構造を形成していることが明らかになり、「見える物質」が銀河や大規模構造を形成する上でダークマターの存在が欠かせないことを裏付けた。 今回明らかにされたダークマターの3次元マップ。左手前が近傍の宇宙であり、右奥ほど遠い。一番右奥は約80億光年の距離に相当し、そこでは2.7億光年(84Mpc)四方の領域を見ていることになる。クリックで拡大(提供:Joshua Bloom & Daniel Perley/UC Berkeley) 今回観測された「目に見える」銀河の分布(左)とダークマターの分布(右)。ともに、3次元的な分布を2次元に投影したも

  • 板垣さん、超新星2007Cを発見 早くも今年2個目

    【2007年1月9日 CBET 798】 山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さんは1月5日(世界時)に超新星2007Bを発見されたばかりですが、早くも次の超新星をおとめ座の銀河NGC 4981に発見されました。板垣さん自身にとっては今年2個目、世界的に見て今年3個目の超新星には「2007C」の符号が与えられました。 超新星は1月7.86日(世界時、以下同様)に板垣さんが撮影されたCCD画像に写っていて、発見時の光度は15.9等でした。超新星の位置は以下のとおりです。母銀河であるNGC 4981の中心から東に9秒角、南に22秒角の位置にあたります。 赤経 13時08分49.30秒 赤緯 -06度47分01.0 秒 (2000分点) NGC 4981の周辺星図と、DSS画像に表示した超新星 なお、板垣さん自身が2006年12月23.87日に撮影された画像には18.5等級より明るい天体は

  • 板垣さん、NGC 7315に超新星2007Bを発見

    【2007年1月8日 VSOLJニュース(165)】 山形県山形市の超新星ハンター、板垣公一さんが、ペガスス座の銀河NGC 7315に超新星2007Bを発見されました。昨年は11個もの超新星を発見された板垣さんですが、2007年も幸先の良いスタートで、今年の大活躍を期待させる発見となりそうです。 (VSOLJニュース) (著者:山岡均さん(九大理)) 正月気分も子供たちの冬休みもまだ明けませんが、早くも日人による新天体の発見報が届きました。昨年1年間に11個もの超新星を発見(独立発見含む)された、山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さんによる発見です。 板垣さんは、1月5.38日(世界時、以下同様)に撮影したCCD画像上に、16.7等級の新天体が写っているのに気付きました。新天体の位置は以下のとおりです。 赤経 22時35分31.10秒 赤緯 +34度48分06.6 秒 (2000

    Nean
    Nean 2007/01/11
    すごいなぁ。
  • 野辺山レインボー干渉計が解き明かす暗黒の宇宙

    野辺山レインボー干渉計が解き明かす暗黒の宇宙 〜88億年前の怪物銀河で星の材料が大量に見つかった!〜 【2006年12月26日 国立天文台 アストロ・トピックス(264)】 国立天文台野辺山の電波干渉計「レインボー干渉計」を使った観測で、88億光年離れた銀河が、実は急成長中の巨大銀河であることがわかった。従来これほど大規模な銀河の形成は100億年以上前の宇宙にしか見つかっていなかったため、さらに現在に近いところに見つかった今回の発見は、銀河の進化や宇宙の歴史を解き明かす上で重要な結果となった。 国立天文台の伊王野大介研究員、東京大学大学院生の田村陽一氏らの研究グループは、野辺山レインボー干渉計を使って、うしかい座の方向の約88億光年(ビッグバンから約48億年後、現在の宇宙年齢の約35%)先の宇宙にあるMIPS-J1428 という銀河から、世界で初めて一酸化炭素分子ガス(以下、分子ガスと略記

  • 第3のタイプ発見? ガンマ線バーストの謎は尽きていなかった

    【2006年12月22日 Swift Mission / ESO Science Release】 宇宙最大の爆発とされる「ガンマ線バースト(GRB)」。かつては謎に包まれた現象だったが、ここ数年の間に研究がめざましい進歩を遂げた。GRBには2つのタイプがあり、それぞれの正体も判明した―はずだった。しかし、どちらのタイプにも当てはまらないGRBが相次いで2つ見つかり、研究者たちの議論は再び活発になってきた。 ケック天文台10メートル望遠鏡で撮影された、GRB 060505が起きた後の銀河の可視光画像。超新星に相当する光はとらえられなかった。クリックで拡大(提供:Joshua Bloom & Daniel Perley/UC Berkeley) ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された、GRB 060614が起きた銀河の画像。バーストから半月経過した6月27日(上)にはバーストの残光が残っているが、さ

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    Nean 2006/12/26
  • サンタのそりには早すぎる?ESOのカメラが上空にとらえたもの

    【2006年12月21日 ESO Organization News】 12月18日、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)のパラナル天文台の全天カメラにまぶしく線を描く物体がとらえられた。物体の像はその後、雲がたなびくような姿に変わってしまった。サンタクロースのそりが通った跡のようにも見えるこの物体は一体何だったのだろうか? 12月18日早朝4時、ESO・パラナル天文台の研究者は、同天文台の全天カメラMASCOTにとらえられた物体を見て驚いた。それは、約45分にわたって明るい線を描いた後、たなびく雲のような姿に変わってしまったからだ。 ESOの大型望遠鏡VLT(Very Large Telescope)に設置されているUT1のオペーレーターを務めるChristian Esparzaさんは、「確認のため外に出て、空を見上げたときは、すでに雲のようになっていました。とにかく、最初に発見した

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    Nean 2006/12/23
  • 「StarWatching Express」が「ヴォイニッチの科学書」とのコラボレーション番組を配信

    【2006年12月20日 アストロアーツ】 星空を楽しむための旬の情報を伝えるアストロアーツのポッドキャスト「StarWatching Express」(スターウオッチングエクスプレス)」が、人気科学ポッドキャスト「ヴォイニッチの科学書」とのコラボレーション番組を制作し、配信を開始した。 「ヴォイニッチの科学書」は、山口県下関市のインターネット放送局「くりらじ」が毎週1回配信しているポッドキャストで、最新の科学情報や科学者の偉業について、30分程度でわかりやすく解説している番組だ。宇宙や天文学についても数多くの番組を配信してきており、人気の科学番組となっている。 今回、両ポッドキャストによるコラボレーションとして、「StarWatching Express Vol.54 『FlashBack2006』」(12月20日公開)で、「ヴォイニッチの科学書」のパーソナリティーを務める科学コミュニケ

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    Nean 2006/12/21
  • 4回目の船外活動で3度目の正直、ISSの太陽電池パドル収納

    【2006年12月19日 NASA Space Shuttle News】 国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てミッションを行っていたスペースシャトル ディスカバリー号(STS-116ミッション)のクルーは、当初の予定にはなかった4回目の船外活動を米国中部標準時間(CST)18日(日時間19日)に行った。この船体活動によって、難航していた「P6トラス」の太陽電池パドル(細長い太陽電池パネルおよびその支持部)の収納に成功した。 STS-116の最大の目的は、ISSの電源系統を切り替えることだ。これまで、ISSの電源は暫定的な位置に据え付けられたP6トラスの太陽電池パドルから供給されていた。今回のミッションでは、最終予定どおりの位置に据え付けられた「P4トラス」の太陽電池パドルからの電源供給を開始し、その際妨げとなってしまう「P6トラス」の太陽電池パドル(片側)を折りたたむことになってい

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    Nean 2006/12/21
  • 技術試験衛星「きく8号」 経過は順調

    【2006年12月19日 宇宙航空研究開発機構】 18日15時32分にH-IIAロケット11号機で打ち上げられた技術試験衛星「きく8号(ETS-VII)」は、最終軌道(静止軌道)へ向けて順調に動いている。 「きく8号」の最終展開想像図。現在、図中で青く見える「太陽電池パドル」だけが展開している。最大の特徴であるテニスコート2面分のアンテナが展開するのは、静止軌道に乗る直前である(提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)) 打ち上げ30分で、「きく8号」は無事ロケットと切り離されたことが確認された。その後、2つの太陽電池パドル(細長い太陽電池パネルとそれを支えるアーム)が正常に展開したことも確認された。一方、最大の特徴である大型展開アンテナは、まだたたまれている。開くのは、静止軌道に乗ってからだ。 静止軌道に乗るまで、「きく8号」は段階的に軌道を変えていく。最初に投入された軌道は、地球からもっ

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    Nean 2006/12/21
    アンテナの形状が独特でおもしろい。
  • 太陽観測衛星STEREOの初画像

    【2006年12月21日 NASA Mission News】 今年10月に打ち上げられたNASAの太陽観測衛星STEREOから、初画像が届いた。画像には、活発な磁気活動を見せる領域が複数とらえられており、コロナ質量放出(CME)やフレアも見ることができる。 STEREOがとらえたループ構造の画像。クリックで拡大(以下同じ)(提供:NASA(以下同じ)) STEREOに搭載された極紫外線望遠鏡(EUVI)による画像。擬似カラーは、異なる温度領域を示している。温度は、左上から時計回りに摂氏100万度、150万度、6万〜8万度、250万度 STEREOに搭載されたコロナグラフSECCHI/Cor2がとらえたコロナ質量放出の画像 NASAゴダード宇宙センターで、STEREOの計画にたずさわる科学者Mr.Michael Kaiser氏は、「われわれは、STEREOから次回届く3D画像を、まさに息を

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    Nean 2006/12/21
  • 「ひので」で見る太陽上空の超高温領域とその変化

    【2006年12月20日 国立天文台】 日の太陽観測衛星「ひので」がX線の目で見た太陽の動画が公開された。太陽表面の外に広がる数百万度の領域とその変化がとらえられている。何が上空の物質を加熱しているのかを探るのが、「ひので」の重要な目的の1つだ。 「ひので」に搭載されたX線望遠鏡(XRT)による全面像動画の静止画像(1)。クリックで拡大(提供:国立天文台、以下同じ) 「ひので」に搭載されたX線望遠鏡(XRT)による活動領域動画の一部 「ひので」に搭載されたX線望遠鏡(XRT)による全面像動画の静止画像(2) 数百万度に加熱されたプラズマ(物質が電子とイオンに分かれた状態)は、X線で輝く。「ひので」のX線望遠鏡(XRT)がとらえた画像を見ると、表面は暗いのに、周辺はぼんやりと輝いていて、ところどころにとても明るい点(活動領域)があることがわかる。太陽の表面よりも、その上空(コロナ)の方が圧

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    Nean 2006/12/21
  • 大阪・御堂筋の「光のルネサンス」に「モバイル・プラネタリウム」が登場

    【2006年12月18日 アストロアーツ】 大阪の御堂筋で行われるイベント「光のルネサンス」の特別プログラムとして、「モバイル・プラネタリウム」が登場する。 大阪市立科学館が提供するこの投影は「冬の星空散歩」と題され、開催期間は12月18日から23日まで(いずれも夜間のみ)。直径7メートルのドームでは、関西一円のプラネタリウム解説者による日替わり解説が行われる。大阪市立科学館では、この「モバイル・プラネタリウム」の導入を発表しており、投影機はアルゼンチン製のピンホール式となっている。投影スケジュールなどの詳細は、以下の<参照>プラネタリウム・トピックス「大阪・御堂筋にモバイル・プラネタリウムがお目見え」をご覧ください。 製品情報 星ナビ 2024年9月号 8月5日 発売 華麗なるペルセ群流星 / スマホで #天文なう / 「長時間露光×大量スタック」で天体写真 / 歴史に刻まれた大彗星 /

    Nean
    Nean 2006/12/20
  • NASAがグーグル社と提携

    【2006年12月19日 NASA News】 NASAは18日(現地時間)、検索エンジンなどのサービスで知られるグーグルGoogle)社と協力体制を結ぶことで合意に達したと発表した。 地球や宇宙に関してNASAが抱える情報は膨大な量だが、それだけに有効に生かされずに眠っているものも多い。一方、グーグル社は検索エンジンの「Google」など、人と情報を結びつけるための革新的なアイデアを数多く実現してきた。両者が連携することで、NASAにとっては巨大なデータとコンピューター網を管理する上での技術的問題を克服する助けになり、グーグル社にとっては逆に技術力を伸ばすよい機会となるとしている。そして何より、天文学的な知識とデータをわれわれと結びつけるインターフェースが整備されることは、誰にとっても大きなメリットであると言えよう。 NASAのマイケル・グリフィン長官は具体例として「月の表面上や火星の

  • 火星に今でも液体の水が流れている証拠を発見

    【2006年12月8日 JPL News Releases】 マーズ・グローバル・サーベイヤーがとらえた2つの峡谷の画像から、現在でも火星に液体の水が流れていることを示す有力な証拠が発見された。 (左)1999年8月の画像、(右)2005年9月の画像。右側の2005年のマーズ・グローバル・サーベイヤーの画像には、新しい堆積物がとらえられている。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Malin Space Science Systems) マーズ・グローバル・サーベイヤーがとらえた新しい堆積物周辺。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Malin Space Science Systems) マーズ・グローバル・サーベイヤーがとらえた新しいクレーター。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Malin Space Science Systems) 残念ながら今年11月から

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    Nean 2006/12/12
  • 「すざく」最新観測成果(1) 天の川中心の激動

    【2006年12月6日 宇宙科学研究部】 12月中旬発行予定の日天文学会欧文誌は、日のX線天文衛星「すざく」を特集することになった。幅広い種類のX線を観測できるのが「すざく」の強みだが、科学的成果も多岐にわたっている。欧文誌に掲載される論文の1つは、われわれの天の川中心部で次から次へと爆発的現象が起こっていることを指摘したものである。 すざくによる観測で得られた銀河中心付近500×100光年の「X線地図」。分子雲中の鉄が外部からのX線で輝いているようすが写っている(おもに赤や黄色のかたまり)。クリックで拡大(提供:JAXA/ISAS) 上:いて座B2をとらえた「あすか」の観測結果(1994年)、 下:いて座B2に加えてM0.74-0.09を検出した「すざく」の観測結果(2005年)(提供:JAXA/ISAS) いて座の方向、天の川銀河の中心付近からはあちこちでさまざまな電磁波が放出さ

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    Nean 2006/12/12
  • 別の恒星の超巨大フレア:太陽で起きたら生命の危機

    【2006年11月16日 NASA Feature】 NASAの天文衛星スウィフトが、強力なX線を感知した。最初、研究者たちに「星が吹き飛んだのか」と思わせたこの現象は、太陽に近い恒星の表面で起きた爆発、フレアだった。そのエネルギーは太陽で起きるフレアの1億倍にも上る。 太陽観測衛星TRACEがX線波長で捉えた2005年9月の太陽フレア。クリックで拡大(提供:NASA/LMSAL) 太陽フレアの様子を再現した動画(参照元で公開)の一コマ(提供:NASA) 太陽から135光年の距離にある恒星、ペガススII(II Peg)で発生したフレア(解説参照)は、残念ながらわれわれから遠すぎて詳細に撮影することができない。いや、「残念ながら」ではなくて「幸運にも」と言うべきだろう。もしこのフレアが太陽で発生していたら、画像は得られてもそれを見るどころではないはずだ。 太陽でフレアが発生すると、エネルギー

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    Nean 2006/11/21
  • 太陽1兆個分のガスを吹き飛ばした超巨大ブラックホール

    【2006年11月8日 Chandra Photo Album/Hubble newscenter】 「宇宙最大規模の爆発的現象を起こした」とされる超巨大ブラックホール周辺を可視光・X線・電波で撮影して、重ね合わせた画像が公開された。影響は銀河団規模におよび、吹き飛ばされたガスの質量は太陽に換算して1兆個分。想像を絶する規模のエネルギーが放出されたことをうかがわせる。 可視光(白・黄色)、X線(青)、電波(赤)で見た銀河団MS0735.6+7421。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, CXC, STScI, and B. McNamara (University of Waterloo)) 撮影されたのはきりん座の方向26億光年の距離にある銀河団(解説参照)、MS0735.6+7421(略してMS0735)である。 NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した可視光画像(白と黄色で表示)

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    Nean 2006/11/14
  • 初めてとらえた、球状星団内に巨大なちりの雲

    【2006年11月7日 University of Minnesota Press Releases】 球状星団は小さくて年老いた恒星からなる集まりで、超新星爆発とともにちりをばらまくような巨大な恒星はない。そんな球状星団の中にもちりの雲が存在するのを、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーが初めて確認した。惑星などの材料となるちりを供給するのは、超新星爆発だけではないようである。 球状星団M15の赤外線画像。右側の画像内、赤い部分がスピッツァーがとらえた巨大なちりの雲。クリックで拡大(提供:M. Boyer, C. Woodward, University of Minnesota) 太陽や地球、さらにはわれわれの体を形成する元となったちりは、一般には超新星爆発によって作られたとされている。しかし、現在宇宙に存在するちりの元をたどると、超新星爆発だけでは説明できない。派手さには欠けるが、小

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    Nean 2006/11/14
  • 彗星探査機「ディープ・インパクト」、第2のターゲットへ

    【2006年11月1日 University of Maryland Newsdesk / NASA News】 NASAは、2008年12月にボーティン彗星(85P/Boethin)へ探査機を接近させて観測を行うことを発表した。と言っても、新たに探査機を打ち上げるわけではない。2005年7月にテンペル彗星(9P/Tempel)への衝突実験を成功させた彗星探査機「ディープ・インパクト」の延長ミッションである。 衝突器を分離させたディープ・インパクトの想像図。2005年7月4日、衝突器はテンペル彗星に衝突して役割を終えたが、フライバイ機には、3年以上後に仕事が残されていた(提供:NASA/JPL/University of Maryland) 「ディープ・インパクト計画」は、同名の探査機をテンペル彗星(9P)へ接近させ、350キログラムの子機を衝突させて変化を観察するという野心的なミッション

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    Nean 2006/11/07
  • 土星に新たなリングを発見、背景には未知の衛星の可能性も

    【2006年10月13日 JPL News Releases (1) / (2), IAUC 8759 / 国立天文台 アストロトピックス(248)】 NASAとESAの土星探査機カッシーニが、土星の新しいリング(環)を相次いで発見した。どのリングも土星の衛星からの放出物で形成されていると見られるが、1つだけ、周囲に衛星が見つかっていないものがある。新しいリングの発見がさらに新しい衛星の発見につながるかもしれないとして、画像の解析が進められている。 新しいリングの位置を示した画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) 新しいリング。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) これまで検出できなかったリングをカッシーニが見つけることができたのは、太陽の光に邪魔されることなく「じっくりと」観測でき