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調査会社の米comScoreは3月13日、新聞読者のオンライン行動に関する調査報告を発表した。回答者を、新聞(印刷媒体)を読む頻度で4つのグループに分けて比較したところ、新聞を「週6回以上読む」グループには高齢者が多く、「週に1度も読まない」グループには若者が多かった。 各グループが利用するニュースサイトを「新聞社のサイト」「テレビ局のサイト」「ネットメディアのサイト」に分けて調べたところ、「新聞を週に1度も読まない」人は、サイトの種類を問わずニュースサイトをよく利用しており、その利用度合いは「週に3~5回新聞を読む」人や「週に1~2回新聞を読む」人たちと比べ、全般的に高いことも判明。comScoreは「新聞を読まない人が、必ずしもニュースを利用しないわけではない」とし、こういう人たちはデジタルフォーマットを好んでいるだけだと指摘している。 一方、「新聞を週6回以上読む」グループは、テレビ
「新聞の作り手が『読まれている』と思っている記事と、ネットでページビューを稼ぐ記事は、かくも違うのか」――産経新聞社のデジタル部門を分社化した産経デジタルの阿部雅美社長は、ネット記事の読まれ方に驚いたと語る。 産経デジタルは、昨年11月に設立した新会社。「Sankei Web」「ZAKZAK」「SANSPO.COM」「フジサンケイ・ビジネスアイ」のサイトや、記事ごとにトラックバックを受け付ける新コンセプトのニュースサイト「iza!」を運営している。 これらのサイトでよく読まれる記事は、産経新聞の“常識”とはかけ離れていた――産経新聞東京本社の社会部長などを歴任した阿部社長は、このほど都内で開いた説明会でこう明かした。 「私がやってきたような(堅い)記事が読まれるだろうと思っていたのだが、実際に読まれるのは柔らかめの記事や、ちょっとした話題。IT関係もよく読まれており、トラックバックが多く付
山川草一郎さん、松岡美樹さんからトラックバックいただきました。ありがとうございます。 このブログ上で過去何度も問題になっているけど、「そんなのジャーナリズムじゃない」議論ですね、今回も。でも「ジャーナリズム」の定義って、歴史的に見てころころ変わっているんですよ。わたしの短い記者人生の中でも、ジャーナリズムの一般的な定義が変わってきているようにも思う。 さて山川草一郎さんのご指摘の通り、わたしはジャーナリズムがいずれ社会改良運動になっていくのではないかと思っている。というか、ジャーナリズムはもともと社会改良運動だったはず。社会運動家の言論活動だったジャーナリズムを20世紀にメディア企業が独占した。だが21世紀にはジャーナリズムが再び社会改良運動と1つになっていく、というのがわたしの予測である(はずれるかも知れないけど。はずれたらスンマセン)。 「参加型ジャーナリズムに質を求めていないか」とい
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2000年インプレスTVのInternet Watch Plusのディレクターを経て、2005年ライブドアPJスタート時、最多掲載数を誇った中村厚一郎(スポンタ)が、インターネットにおける個の情報発信を中心に提案しています。 人気ブログランキングに投票する わたしが考えているのは、駅のホームの階段の下で困っている車椅子の人を、みんなで力を合わせてホームまで持ち上げるようなこと。そんなときに名乗る人なんかいません。誰か人に親切にしたときに名乗るような人は、ちょっとおかしな人。 世の中には、功名心のために動く人もいるでしょう。 でも逆に、立場にしばられて発言できないだけではなく、「目立ちたくないから発言しない」。「売名行為と思われるから発言しない」という人も多い。 匿名にする理由は、名前を知らすことがはばかられる恥知らずのゆえではなく、「名乗るに及ばず」という個人のプライドの現れの場合もある。
ずいぶん前のエントリーで、米国型のブログジャーナリズムも、韓国型の市民記者ジャーナリズムも日本には根付かないのではないか、と書いた。「では日本の21世紀型のジャーナリズムはどのようなものになる可能性があるのだろうか。別のエントリーで考えてみたい。」と書いたのはいいのだが、もう2カ月近くもその「別のエントリー」をあげていない。書きたいことは決まっていたのだが、なぜだか書く気になれなかった。多分そのことを書いてしまうと、もうこのブログの結論が出たみたいな感じになってブログを継続する意味を見失う気がしていたのかもしれない。 だが自分の考えは、直接会った人には話してきたし、藤代さんや高田さんとの対談本(9月ごろ発売予定)の中でも触れた。昨夜はスポンタ中村さんと会って、やはり自分の考えを述べた。そのことをスポンタさんが、ご自分のブログに書かれた。やはりもうそろそろこのブログ上で自分の考えを発表しなけ
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