覇権と言うほど飛びぬけた作品はないんだが、 その分、覇権の影に埋没してしまう事もなくそれぞれの特色が伝わってる気がする。 落語や亜人や僕街なんかは手堅く作ってるから他の期でもそれなりに評価されただろうけど、 このすばや紅殻や無彩限や荒野はどうだったか判らないし、 アクティヴレイドやブブキや駄菓子やPSO2やディメンジョンやラクエンは、他の期だったら早々に切られて正当な評価を受けられなかった可能性がある。 グリムガルとか霊剣山とか石膏みたいにチャレンジング過ぎて一歩間違えば爆死するような試みがある作品も生き残れてるし、 それらを神装機竜みたいなテンプレ作品と比べる事もできている。 総じて、それぞれの試みが勝負の土俵でちゃんと評価されてる感があって面白い。 案外、今期の結果が、今後5年のアニメの方向性を占うものになるかもしれない。