今年8月、弁護士の男性(42)の局部を切断したなどとして、傷害と銃刀法違反の罪に問われた元プロボクサーで元慶大法科大学院生・小番一騎(こつがい・いっき)被告(25)の第2回公判が26日、東京地裁(安東章裁判官)で開かれた。 検察側は冒頭陳述で、被告の妻(以下、妻)と被害者の間に肉体関係があったとし、トラブルに発展したとした。 検察側によると、小番被告と妻は2012年6月に結婚。14年5月、妻は被害者が共同経営する弁護士事務所の職員として採用された。同年末に被害者との不倫関係が深まったという。 今年に入り、関係が冷え込み、妻は夫の小番被告に「セクハラの被害を受けて悩んでいる」と相談した。さらに「(被害者と)肉体関係を持った」と告白すると、被告は「民事訴訟、弁護士懲戒請求をする」などと憤慨。新宿警察署に被害届を提出に行ったが、証拠がなく断念した。 小番被告は、その後、妻に対して被害者と